暑中見舞いの例文がほしい!子どもの学校の先生にはどう書くべき?!

雑学・豆知識
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夏の風物詩の1つともいえる

“暑中見舞い”

 

もし、自分の子どもが

「先生に出したい!」と言ったらどうしますか?

 

とてもいいことですが、親としてみれば

少しドキッとしてしまいますね。

 

そこで先生に向けた

暑中見舞いの書き方をご紹介します。

これで来年以降の暑中見舞いもバッチリです!

 

子どもにも書かせたい!自分も一言添えたい!暑中見舞いの例文集・先生宛て

 

元々の暑中見舞いは、

お盆の時期にご先祖様の霊に供える

贈り物だったとい言われています。

 

それが時代の変化と共に、

お世話になった人に直接訪問をして

贈り物をする習慣に変わり、

現代の手紙(暑中見舞い)のかたちとなったそうです。

 

さて、

小学校の先生に書く暑中見舞いですが

相手が学校の先生となると

少し緊張してしまいますよね。

 

まずは基本的な書き方をご紹介します。

暑中見舞いは“5つの言葉”で構成されています。

 

季節の言葉(見舞いの言葉)

 

こちらは1番最初にくる言葉になるので

「暑中お見舞い申し上げます」と書きましょう。

 

気候のこと、相手を気づかう言葉

 

最近の気候のことや、先生が元気であるか

など気づかう言葉を書きましょう。

 

例:「まいにちあついですが、おげんきですか」

「まだまだあつい日がつづきますね。先生はおげんきですか」

「あつさがつづいていますが、いかがおすごしですか」

 

自分のことについて書く

 

自分の様子や、外出したのであれば

どこに出かけたか、などの近況を書きましょう。

 

先生はお子さんのことをよく知っていますので、

本人の言葉で書いてもらった方が親しみがわきます。

 

例:「ぼく(わたし)はまいにちラジオたいそうへ行っています」

「ぼく(わたし)はかぞくででんしゃにのって、○○へ行きました」

「ぼく(わたし)はなつまつりに行って、○○をたべました」

 

相手の健康を願う言葉

 

先生の健康を願う言葉を書きましょう。

 

例:「先生もなつやすみをげんきにすごしてください」

「おからだをたいせつにしてください」

「からだにお気をつけください」

 

出した日付

 

日付は最後の文から1行あけて書きましょう。

 

例:れいわ○年○月

 

注意点

あいさつ文はお子さんに書いてもらいましょう

学校の先生への暑中見舞いは、

お子さんが主体となります。

両親の名前よりお子さんの名前でくる

暑中見舞いの方が先生も嬉しいもの。

 

ついつい口を出してしまうのが親ですが

できれば文章もお子さんに考えて

書いてもらった方がいいでしょう。

 

小学校低学年のお子さんであれば、

宛名や差出人などは両親が書いてあげる、

くらいにとどめておきましょう。

 

お子さんに文章を書いてもらったうえで

両親が一言添えるのであれば

「いつもお世話になっております」

といったお礼を述べ、お子さんが

夏休みをどう過ごしているかを伝えましょう。

 

あくまで親は“一言添える”だけです。

長文になってしまったり、

お子さんの文章を邪魔してしまうことの

ないよう気をつけましょう。

 

上記をふまえたうえで例文をご紹介します。

 

小学校低学年と高学年では文章力や

使える漢字も違ってきます。

特に低学年の子であれば、無理に

難しい言葉を使う必要はありません。

 

暑中見舞いの意味などを

説明してあげながら、

自分の感じたように書かせてあげると

受け取り手の先生も喜ぶでしょう。

 

反対に高学年の子であれば、

“敬語”を意識した方がいいかもしれませんね。

 

友達に話すような口調では

マナー違反になってしまうので気をつけたいところ。

 

低学年の子の例

「しょちゅうおみまいもうしあげます。

まいにちあつい日ばかりだけど、先生はおげんきですか。

ぼく(わたし)は、まいにちがんばってラジオたいそうに行っています。

先生もねっちゅうしょうに気をつけてね。

令和○ねん ○がつ」

 

高学年の子の例

「暑中お見舞い申し上げます。

毎日暑い日が続いておりますが、先生はいかがお過ごしでしょうか。

私は家族で○○へ旅行に行き、海へも行ったので日焼けをしました。

まだまだ暑い日が続くようですが、体調を崩さないようお気をつけ下さい。

令和○○年 ○月」

 

子どもの暑中見舞い・お友達にはどう書かせるべき?暑中見舞いの例文集・友人宛て

 

送る相手がお友達となると、

また少し文章は変わってきます。

 

先生と同じような文章に

なってしまったのでは堅苦しく、

受け取ったお友達が

「いつもと違うけどどうしたのかな」

と思うかもしれません。

 

丁寧な言葉を心がけつつも、

親しみやすさも残しましょう。

 

例:

「暑中お見舞い申し上げます。

厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしですか。

私は○日に○○で行われる夏祭りを、今からとても楽しみにしています。

毎日暑いので体調崩さないように気をつけてね。

2学期に会えるのを楽しみにしています。

令和○年 ○月」

 

まとめ

 

暑中見舞いを出す時期は

梅雨明けから立秋前までになります。

立秋を過ぎると“残暑見舞い”になります。

 

暑中見舞いを書く際には

“出す日”よりも、相手に“届く日”が

いつになるかチェックしておくことが重要です!

 

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