日本の夏は非常に高温多湿になりやすく、
温暖化と言われている、割には冬は寒いです。
そんなとき、役に立つのがエアコンです。
現在の日本の家庭での
エアコンの普及率は90%以上にものぼります。
その中には、
小さいお子さんを抱えている方も多いでしょう。
そのお子さんが病弱となると、
原因はエアコンのカビで病気がち!?
と感じるママさんも多いのではないでしょうか。
最近のエアコンは
カビが発生しにくいようなことを
CMなどでいますが本当なのでしょうか。
お子さんのためにも、
エアコンに発生するカビが病気の原因になっているのか?
原因になっている場合には
どんな症状を訴えるのでしょうか?
エアコンにカビが生えると咳が出る?!実はこんなリスクが潜んでいた!
現代社会には、
必需品となっているエアコンです。
家庭での普及率も
90%以上にものぼるほどですから、
各家庭に1台は設置されていることになります。
小さいお子さんが、
エアコンをつけてから数日後に、
咳をし始めることも多々ありますよね。
普通は、こんな時期に風邪?と
思ってしまうママさんも多いのではないでしょうか。
もしかすると、風邪と思い込んでいたのが、
エアコンから放出されるカビ菌が原因かもしれません。
カビ菌が子供の気管に入り込んでしまい、
咳を誘発させている可能性も考えなければなりません。
エアコン内から放出されるカビ菌の種類は
「黒カビ」です。
黒カビの胞子を吸い込んでしまうと、
どんな症状がでてしまうのでしょう。
- アレルギー性鼻炎
- 呼吸器系疾患
- 肺炎
- 夏型過敏性肺炎
- アトピー性皮膚炎
考えられるのが、この5つの疾患です。
子供から咳が出ている場合には、
黒カビの胞子を吸い込んでしまって
- 呼吸器疾患
- 肺炎
- 夏型過敏性肺炎
の3つが考えられます。
5種類の疾患は全てが厄介なものです。
子供が咳き込んでいて、風邪薬が
効かない場合にはエアコンを疑いましょう。
その場合には、子供の肺や気管支などに、
黒カビの胞子が入りこんでいる場合が多いです。
この場合には、
専門医に受診することをお薦めいたします。
病気になる前に!エアコンのカビを取り除こう!生える前の対策もご紹介!
エアコンが原因と分かれば、
手立てを打つことが可能になります。
エアコン内部をキレイに保つことで、
黒カビの発生を抑える事が出来るのです。
エアコン内部に黒カビが発生する原因
- エアコン内部にできる結露の水分がカビの発生を促す
- フィルターなどにたまったホコリがカビの栄養となり繁殖を促す
この2点が
主な黒カビの発生と繁殖の原因となります。
エアコン内部をキレイに保つことで
黒カビの発生と増殖を抑える事が可能なのです。
エアコン内の掃除の手始めとしては
黒カビの栄養源を断つ
黒カビの栄養源は
ホコリやハウスダストですから、
エアフィルターをキレイに保つことです。
乱雑に取り扱わらずに、
フィルターを外す前に掃除機で、
ある程度のホコリを取る。
静かに取り出し、浴室などで、
水洗いし完全乾燥してから元に戻す。
吹き出し口付近の掃除
意外と見落としがちなのが、
エアコンの吹き出し口です。
ルーバーにも
カビの胞子が付着しているので、
中性洗剤できれいにします。
その後、送風にすることで、
ルーバー付近の乾燥を促します。
エアコン内部の湿度をなくす
最新式のエアコンなら、
内部乾燥してくれる機種もあります。
その機能がない場合には、
エアコンを使用した後に、
必ず送風運転に切り替えます。
そうすることで、内部が乾燥され
カビの発生を防ぐことが出来ます。
ここまで行ったら後は室内の温度や湿度を
上げないように工夫をすることです。
室内には、目に見えない
ほこりやハウスダストが飛んでいますから
窓を開けたり換気扇を回すことで、
空気の入れ替えを行ってください。
室温が上がり、湿度も高いときは
湿気を部屋から追い出すことも大事になります。
この場合は、換気扇を回す、
窓を開けて扇風機で室内の空気を逃がす。
除湿器を使ったり、除湿剤を置くことで
室内の湿度を減らすことも考えた方がいいでしょう。
ここまでは、
家庭でもできる黒カビ対策になりますが
エアコンカバーを外して
本格的に掃除をする場合には
プロに任せるのもありです。
若干、
掃除にかかる費用は掛かってしまいますが
子供の咳のために病院に行く時間や
診療代・薬代を考えた場合には
プロに頼んだ方が安くあがります。
下手に、自分でやろう!なんて思うと
電源部分に洗剤がかかってしまい
エアコンが壊れた!なんて嫌ですからね。
慣れない人がやると
どうしても時間を費やしてしまうので
年に1度はプロに頼むのがいいです。
まとめ
エアコンをつけると咳が出る
エアコンのカビ対策について紹介してきました。
エアコンの掃除となると
なかなかできるものではありません。
フィルターの掃除はするけど
半乾きで装着してしまう事もあるでしょう。
カビを取るには、
確実に乾燥させる、栄養源を根絶させることで
黒カビの胞子が、飛び出すことが少なくなります。
エアコンをいきなり使うのではなく
使う日の前日にでも
フィルターと吹き出し口の掃除をして
送風運転をしてから
冷房または暖房のスイッチを入れましょう。
そうすることで、お子さんの咳の症状も
変わってくることは間違いないでしょうね。