ママも夏休みの宿題にお悩み中?朝顔の種ができない原因と対策とは?

花・植物
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小学校低学年のお子さんがいる家庭では、

1学期の終業式の日に

小さい体に目いっぱい荷物を持って、

学校から帰ってきます。

 

いっぱいの荷物の中に、夏休みの宿題として

「朝顔の観察日記」が含まれており、

朝顔の植えてあるプラスチック製の

植木鉢があるはずです。

 

朝顔の花は咲き始めると

何日か持ちますが後はしぼんでしまいます。

 

その後だんだん花の根元が膨らんできて、

最終的には種を取ることが出来るようになります。

 

しかし、中には花は咲くものの

種が全く取れないどうしよう!?と

軽く焦りを感じているママさんも

いるのではありませんか?

 

学校で配られた朝顔の種ですから、

確実に花の後に種ができるはずですよね。

 

朝顔の花は咲くのに種ができない!

なんて事はあるのでしょうか。

種が出来ない原因があったりするのでしょうか?

 

花が枯れたのに?!朝顔の種ができない時に考えられる原因を徹底解説! 

 

朝顔の観察日記が進んでいくうちに、

だんだんとつぼみができてくると、

後は花が咲くのを待つだけになります。

 

朝顔は花が咲き終わると、

根本の部分が膨らんで種ができるのですが

夏休み後半になっても種が出来ない!なんで!?

となってしまう事がたびたびあるのです。

 

一体何が原因なのか?

花が咲いていない

 

あまり考えられない原因なのですが、

種は花が咲かないとできません。

まずは、花が咲かない原因を探る必要があります。

 

種ができる時期には、ちょっと早すぎる

 

夏休み後半になっても、

種ができる気配もないという場合は、

まだ朝顔自体が種を作る段階に

入っていない状態です。

 

一般的には夏の後半から種ができるのですが、

気温が下がってある程度涼しく

なってくるころに種ができ始めるの、

涼しくなるまでじっくり観察してください。

 

咲き終わった花と種ができる部分を一緒にもぎ取っている

 

これが一番の原因の可能性が高いです。

ママさんが朝顔の

しぼんだ花が見栄えが悪いという事で、

もぎ取っていませんか?

 

その時一緒に

種ができる部分も取り去ってしまっている

可能性があります。

花がしぼんでもそのままの状態に

しておくことが、望ましいです。

 

物凄い暑い場所に朝顔を置いている

 

朝顔は夏の花というイメージがありますが、

ある程度の暑さなら問題ありませんが、

熱せられたコンクリの上や

エアコンの室外機のそばなどでは

暑すぎてしまいます。

 

暑すぎると花粉の量が減るという事が

わかっているので、出来る限り

風通しの良い場所に移すことをお薦めします。

 

水が足らない

 

朝顔は非常に

水分を必要とする植物なのです。

花が終わってからも、水を必要とします。

 

全体が枯れかかっているようになっていても

種に栄養を行きわたらせるために

水分が必要なのです。

見た目は枯葉状態でも、水やりを欠かさないことです。

 

朝顔に種が出来ない原因は

大体がこの5つに集約されます。

 

実際、朝顔の種の収穫ができるのは

10月ごろになってからと考えてください。

夏休み中に種ができないのは、

時期が早すぎるという事なのです。

 

朝顔の種ができない?慌てないで!試してみたい今からできる対策を解説! 

 

朝顔に種が出来ない原因がわかったことでしょう。

 

この原因を追究すると、

夏休みの宿題に間に合わないじゃない!

と慌てるママさんもいるでしょう。

 

朝顔の種ができるまでは、

花が咲き終わってから

40日~50日かかるのが一般的です。

 

結果論からいうと、

夏休みの間には種は収穫できません。

 

これじゃ~納得いかない

というママさんもいるはずです。

 

花が咲き終わってから

40日~50日という事は、早く

花をたくさん咲かせることが出来れば、

種の収穫も早くできる可能性があります。

 

朝顔は最初に伸びるツルが親ツルで、

それから分かれるツルを子ツルといいます。

 

花をつけるのは

親ツルよりも子ツルの方が多いのです。

 

親ツルが

30cm~50cmくらいになった段階で、

親ツルの先端をカットします。

 

適度に親ツルをカットすることで、

脇芽がたくさんできるようになり

花芽をたくさんつけることが出来るようになるのです。

 

小学生の子供が持ち帰ってきた、朝顔は

すでに30cm以上になっている

可能性もあるので、

そのまま育てるのではなく

親ツルの長さを測って適度に切りましょう。

 

子供には一応説明はしてから切ってください。

 

そうしないと、

勝手にママが切った~と

大泣きされてしまうかもしれません。

 

そのままの状態よりも、

子ツルがたくさん伸びてくれば

花芽もたくさんつくはずですから、

毎日のように花が咲きます。

 

そうすれば、当然

種のできる確率も向上するはずです。

 

但し、子供の理科の宿題は、

あくまでも観察ですから

種ができるまでというわけではなく、

朝顔の成長過程を調べるのが目的

という事を忘れないでください。

 

10月ごろになると、先生から

朝顔の種ができた人は持ってきてください

といわれるはずですから、

それまでに種ができていればいいわけです。

 

まとめ

 

朝顔の種が出来ない原因と

試してみたい対策を紹介してきました。

 

うちも3人息子がいますから、

小学生の時には

朝顔の観察日記をつけていましたね。

 

種が出来ないという事もなく、

9月後半くらいから

種が収穫できるようになっていました。

 

そのころになると、子供たちは

全く興味もない状態でしたから、

親が必死に種を集めて

学校に渡す分と来年のために

自宅で保存しておく分に

分けておいたのを思い出しました。

 

結果的に親だけが

必死になって朝顔の面倒をみている

という事になるのでしょう。

 

小学生の宿題って

大体そんなものなんですけどね。

 

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