うちの赤ちゃんは便秘?何日目からが危険?おならが出ていれば大丈夫?

子育て
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赤ちゃんのうんちは健康のバロメータ!

あれ?今日、うんち出てなくない?

 

そんな時にも慌てずに、

赤ちゃんの様子をよく見てみましょう。

赤ちゃんがちゃんとミルクを飲んで、

ご機嫌ならばそんなに心配しなくても大丈夫!

 

でも、ママとしては大丈夫かな?

と不安になりますよね?

そんな時、危険な便秘かそうでないかを

見分けるためのコツをご紹介します!

 

赤ちゃんの便秘は月齢で心配度が変わります。

 

赤ちゃんと言っても

月齢によって対処法が変わります。

母乳やミルクだけを飲んでいる新生児期、

離乳食が始まった時期では便秘の理由も

対処法も違います。

 

まずはミルクや母乳中心の新生児期

 

新生児期の便秘の原因は

「腸が発達することによる水分不足」が

主な原因です。

大体、この症状が出てくるのが、

生後2ヶ月から3ヶ月頃。

 

この頃になると、

赤ちゃんの消化管の働きが高まり、

腸が水分を吸収しやすくなります。

そのため、水分不足でうんちが出にくくなります。

 

ミルクより、母乳中心の赤ちゃんの方が

便秘になりやすいです。

 

また、この頃は授乳回数も落ち着く頃。

授乳回数が減ることにより、

水分が不足し、便秘になりやすい。

 

生後3ヶ月頃からの排便は

泥状便となり、回数も減ります。

この頃は、毎日うんちが出なくても

あまり心配しないで!

出る時に「するり」と出ていたら

心配はありません。

 

うんちが固い場合には、おっぱいが

足りないことが原因かもしれません。

うんちが固いのは水分不足が原因。

母乳の場合にはミルクを足してみる、

白湯を飲ませてみるなどの対策をしてみましょう。

 

離乳食開始時

 

離乳食を始めたら、便秘になっちゃった‥

というのもよくあることです。

 

原因はさまざまです。

赤ちゃんの腸の機能が未熟だったり、

母乳やミルクの量が減ることで

水分不足になってしまったりと‥。

 

また、離乳食初期はトロトロした

消化の良いものを与えるため、

「うんちが出る量」がそもそも少ない

ということも考えられます。

 

よく食べて、機嫌がよければ

あまり心配は入りません。

赤ちゃんの体はまだまだ未熟で、

ちょっとしたきっかけで、

便通のペースが変わるので、

あまり不安がらずに普段の

赤ちゃんの様子を良くみてみましょう。

 

機嫌が良くて、うんちをする時、

痛がる様子がなければ、その便秘は

体が便意のペースをまだ上手に掴めていない

ために起こるものかもしれません。

 

うんちをする時痛がるようなら、

水分を多めに与えたり、食物繊維が

多いものを与えたりと工夫をしてみましょう。

 

赤ちゃんの便秘は何日目まで様子をみる?おならが出ていれば放っておくの?

 

赤ちゃんのうんちが最近出ていない‥

と感じたら次のことをチェックしてみましょう。

 

  1. 機嫌が良い/悪い
  2. 下腹部のハリ
  3. うんちの量が少ないか、うんちの固さはどうか
  4. 食欲はあるか、ミルクや母乳をきちんと飲んでいるか。飲んだ後吐き出してはいないか
  5. うんちする時に痛がって泣いたり、いきむと痛がる様子はないか
  6. おならがいつもより臭い

 

これに当てはまると、

赤ちゃんは便秘かもしれません。

赤ちゃんの排便ペースは個人差が大きく、

何日便秘なら便秘、という目安は

あまり当てになりません。

自分の子どもの排便ペースを考慮して

判断しましょう。

 

おならが出ていれば、

腸が動いている証拠です。

機嫌が良くて、食欲があって、

元気なら様子をみましょう。

 

生まれたばかりの頃から、

浣腸をしないとうんちが出ないなら

病気の可能性があります。

早めの受診をオススメします。

 

そうではなく、生まれた時は

うんちがちゃんと出ていたのに、

月齢が上がるに従って

うんちが出なくなった場合には、

様子をみましょう。

 

様子を見る間に、生活の環境を整えてあげます。

外出やお母さんの都合で慌ただしくしていませんか?

うんちをゆっくりする時間はありますか?

生活環境が騒がしくありませんか?

まずは毎日の生活のリズムを整えてあげましょう。

 

また、水分が足りているかも重要です。

母乳育児の場合、授乳に30分以上かかる場合は

母乳不足を疑ってみてください。

ミルクを足すなどの対策をしましょう。

 

汗でも水分は失われます。

汗をたくさんかいていないかも

チェックしてみてくださいね。

 

ネンネの赤ちゃんも

手足をばたつかせて運動します。

運動も腸内環境を整えるために必要です。

赤ちゃん体操などなら、赤ちゃんとの

コミュニケーションにも役立ちますよ。

 

環境を整えてあげても、お腹が張って苦しそう

うんちの時痛がって泣くなどの様子がみられたら

受診してみてくださいね。

 

どうしよう!赤ちゃんの便秘が3日めに入ったときに自分でできる対策5つ

 

様子を見ると言っても、

やはり出るものが出ないと不安ですよね。

そんな時には、お母さんやお父さんが

自分でできることから対策をしてみましょう。

 

⑴生活環境を整える。

 

まずは、生活のリズムを一定にして

落ち着いた生活ペースを作りましょう。

赤ちゃんは、環境の変化に敏感です。

 

外出やお母さんやお父さんの都合で

生活のリズムが狂うと排便にも影響が出ます。

 

また、来客などでもリズムが崩れてしまうことも。

赤ちゃんがゆっくりとうんちができるように

生活のリズムを整えてあげましょう。

 

⑵「の」の字マッサージをしてみる。

 

赤ちゃんのお腹に

マッサージをしてあげましょう。

 

おへそを起点としてひらがなの

「の」を書くように、優しく摩ります。

間違ってもお腹を押してはいけません。

優しく柔らかく慈しんでマッサージしましょう。

 

そのほかにも、脇腹を

ゆらゆらしてあげるのも効果的です。

 

⑶赤ちゃん体操をしてみる

 

赤ちゃん体操は月齢に合わせて行います。

ネンネの頃なら、大人が赤ちゃんの足を持って

自転車を漕ぐように足を動かしてあげたり、

首がしっかりと座ったら、うつ伏せにして

寝返りの練習をしてみたりしましょう。

赤ちゃんも運動不足が原因で便秘になります。

 

ただし、赤ちゃん体操する時には、

力の入れすぎに注意して、赤ちゃんから

目を離さないようにしましょうね。

赤ちゃんの様子をみながら、行いましょう。

 

⑷綿棒浣腸をしてみる

 

赤ちゃんの便秘、というと必ず対処法の

上位に出てくる綿棒浣腸も効果的です。

方法は簡単で、綿棒にオリーブオイルを

ひたして、肛門を刺激するだけ。

 

綿棒は赤ちゃん用のではなく、

大人用の軸がしっかりしたものを使います。

綿棒の綿の部分だけをゆっくりと差し込んで

肛門の内側を優しく時計回りに摩ります。

 

綿棒浣腸は食後に行うのがベスト。

食後の腸が活発に動いている時に行うことで

排便を促します。

 

⑸オリゴ糖を与えてみる

 

⑴から⑷まで試してそれでも出ない時には

オリゴ糖を与えるの良いでしょう。

オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やしてくれ

腸の活動を促してくれます。

 

オリゴ糖は赤ちゃん向けのものも

多く出回っています。使用方法を確認の上、

白湯やミルクに溶かして与えましょう。

 

まとめ

 

赤ちゃんの排便ペースは個人差が大きいです。

「何日うんちが出ていない」ではなく

便の硬さやいつもの排便のペースなども

加味して判断しましょう。

 

うんちが出ていなくても、機嫌が良く、

食欲もあり、元気がよければ

少し様子をみましょう。

 

生活のリズムを整えて、

水分が足りているかのチェックをします。

そして、少し体を動かしてあげましょう。

 

病院受診は一週間を目安にしてください。

 

ただし、ぐったりしていたり、食欲がない

または飲んだ後、食べた後にすぐに吐き戻す

お腹が張っているなどの「いつもと違う」

様子がみられたら、病院へいきましょう。

 

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