毎日電車通勤をしている、パパさんは
非常に多いです。
仕事疲れで休日にも車に乗らない、
というパパさんも多いのではありませんか。
まして、
お盆休みに実家に車で帰省する場合には
高速を使用しなければならないとなると、
気になるのが事故を起こさないように
と考えてしまうことでしょう。
同僚から高速でタイヤがバーストして
事故を起こしたのを目撃したなんて聞くと
自分の車は大丈夫なのか?
と不安に感じてしまう事でしょう。
小さい子供を乗せて、家族で
高速でタイヤのバーストなんて起こしたら
と思うと背筋が、凍りつく感じになるはずです。
高速でタイヤがバーストしないためには
どうしたらいいのでしょう。
平時から対策しておこう!高速道路でのタイヤバーストを防ぐカギは空気圧?
車を保有している方には、
義務があることをご存じでしょうか。
- 車検
- 半年ごとの定期点検
- 日常点検
の3点が、基本的には
道路交通法に明記されています。
多くの方は、車検と定期点検は
行っているはずですが、
日常点検となると
毎日乗っている方でも、忘れがち、
全くしていないという方も多いはずです。
この日常点検が、非常に大事になってくるのです。
といっても非常に難しいものではなく、
- 車の周りを1周してタイヤの状態を確認する
- 時間があればボンネットを開けて、
エンジンオイルなどのオイル量をチェックする
超簡単に言ってしまえばこれだけでも十分なのです。
高速道路でのタイヤバーストを防ぐことを
目的としているならば、
タイヤの状況を把握することが大事です。
タイヤバーストを防ぐためのタイヤの状況の見極め方
タイヤの空気圧が適正か?
タイヤ空気圧が低いと高速道路を走る際に
タイヤが変形する形になり、サイド部分が
波を打ち始めてしまいバーストします。
タイヤ圧が高いと、高速道路を走行すると
道路とタイヤの間で摩擦による熱が
タイヤ内にこもってしまい、
風船が破裂するようにバーストします。
タイヤのサイドの部分にひび割れや亀裂の有無
タイヤには油分が含まれており、
ヒビや亀裂を防いでくれています。
いくら新品を履いていても、
あまり使わない状態であっても
タイヤの油分は抜けていき、
最終的には固くなってしまいます。
ヒビや亀裂は油分が抜けていたり、
サイド部を路肩にぶつけるなどでも
できてしまうのです。
タイヤワックスなどをかけて
ひび割れを防ぐことをお薦めします。
タイヤの溝の深さ
タイヤの溝の深さは、バーストだけでなく
制動距離にも影響がでます。
溝が薄いとそれだけ、タイヤの内圧上昇も早く
ちょっとしたクギや鋭利な石などが
刺さった瞬間にバーストする可能性も考えられます。
この3点が、タイヤバーストを防ぐ
チェック項目になります。
これが全てOKであれば、高速道路での
バーストする確率は低くなります。
実家に帰省するのに
高速を使用しないのであれば、そこまで
気を使う必要はないかもしれませんが、
タイヤのチェックは日常点検項目に入っているので、
乗る前日又は前々日あたりにチェックしておけば、
交換する場合には余裕ができます。
高速道路でタイヤがバーストしたら!被害を最低限にとどめる方法を学ぼう!
家族で帰省するために、高速道路を走行中に
もし、タイヤがバーストしてしまったら
あなたはどうしますか?
多くの方が、ブレーキを
とっさにかけてしまう事でしょう。
色々なサイトを見ると
バーストした瞬間ブレーキはかけてはダメ!
的なことが書かれていますが、それは非現実的なんです。
運転をしている方ならわかると思いますが、
雪道でリアタイヤが滑った~と思った瞬間に
ブレーキをかけていることが多いはずです。
とっさの出来事に対してドライバーは
ブレーキをかける行動に出てしまうものです。
高速でタイヤがバーストするのは、
いきなり起こる場合もありますが
多くは、何らかの前兆が車に出ます。
- 車の挙動がおかしい
- 車が変な揺れを起こす
- 車線変更するのにハンドルが思い通りに動かない
などなど。
これは機械的トラブルでも考えられることですが
バーストする前兆で確実に出る現象でもあります。
バーストした瞬間はパニックに陥ることが確実ですから、
まずは冷静さを保つようにすることが重要です。
バーストしてしまった時の対処法は
- 心を冷静にする
- 確実に挙動が乱れている状態ですから、ブレーキを踏まずにアクセルを離す。
- サイドミラーやバックミラーで周囲を確認
- ハザードランプを家族の人に付けてもらう
- スピードを落としながら、周囲の安全を測り車線を変更していく
- SA・PAに入るのがいいのですが、近くにない場合の方が多いですから、
非常駐車帯に車を止める、それもなければ、
路肩の車線に車を止めて、三角警告板と発煙筒を使用します - ガードレールの向こう側に行き、安全を確保したうえで、警察に連絡をする
高速道路でタイヤがバーストした場合の
流れになります。
心を落ちつけても
ブレーキを踏んでしまう事になりますが、
車の挙動を抑えるにはアクセルを離し惰性で走行して
スピードを落としていくのがベストです。
やってはいけないことは、
急ブレーキをかける事になります。
まとめ
高速道路でタイヤがバーストする原因や
バーストした場合の対応方法について紹介してきました。
なかなか高速道路でバーストをした瞬間を
見るという事は少ないです。
高速道路に乗る前には、必ず
空気圧のチェックをするだけでも、
ガソリンスタンドに寄ってください。
基本的には無料ですから、
自分の目でちゃんとチェックしましょう。
自動車のタイヤ4つで接地している大きさは
ハガキ4枚程度ですから、
その大きさに命を乗せて走っている
と頭の片隅にでも覚えておいてください。