幼稚園や保育園に子供のお迎えに行くと、
同じ年代の他のママさんは、痩せていながら、肌艶もよい。
どうして、そんなに痩せていながら肌もきれいなの?
なんて感心してしまうママさんもいます。
パートに行って子供の面倒を見ていると
ダイエットなんかする時間がないのに。
そんな時に、耳を傾けていると、
水ダイエットをしているからという言葉が。
水ダイエット?
水を飲むだけで痩せられる?
そんな夢のような方法があるなんて知らなかった。
と思う事でしょう。
でも、幼稚園や保育園に
お迎えに来ているママさんたちには、
そんな水ダイエット方法について
教えてもらおうなんて、プライドが許さない!
多くの女性は、体重や体型を
他の方に知られたくはないものです。
水ダイエットの方法さえわかれば、
きっと私だってと考えるはずです。
水を飲むだけで、
本当に体重は落ちていくのでしょうか?
いつどれくらい飲めばいいの?水ダイエットするならこれくらいの量は飲もう!
水ダイエットを行うのに、最初に考えることは、
水の量はどのくらい飲めばいいのか、
飲むタイミングはどんなタイミングなのか?
そんな疑問がわいてくるはずです。
がむしゃらに水を飲んだからといって、
効果が期待できるわけではありません。
ダイエットですから、
体を壊しては意味がありませんから、
きちんとしたやり方を身に着けてから
実践に移るのがベストです。
多くのサイトでは水ダイエットをする場合、
水を毎日2L飲むことが書かれていますが、
この2Lが定着した理由は、モデルさんが
水ダイエットをしている話をしていて、
2Lの水を飲んでいるという事を話したのが
始まりとされています。
モデルさんの体型と自分の体型では、
違いがあることは明白です。
2Lは最低1日に必要な水の量であって、
単純に水を2L飲むだけでは効果は得られません。
自分に必要な水の量をまず知らなければなりません。
水ダイエットに必要な水の量
水ダイエットの量は、自分の体重に対して
4%の水の量が必要と考えるべきです。
体重が55㎏の方の場合は
55×4%=2.2Lの水の量が必要という事になります。
水ダイエットを行う場合には、
水の量を気にしながら、その都度
適正な水の量を摂取することが理想です。
水をいつどのタイミングで、飲めばいいのか?
という疑問がわきます。
水を摂取するタイミング
起床時
口の中の雑菌をうがいで排除してから、
常温またはぬるま湯を
200ml(コップ1杯)程度飲みます。
これによって、消化器系の活動を
活発化させる目的があります。
食前
食事の前(20~30分前)に水を飲むことです。
食事しながらの場合には、
胃酸を薄めてしまう事が考えられるので、
食前で水を飲むのがいいです。
お風呂の前後
お風呂の前後に水を飲みます。
お風呂の中でも、人間は
汗をかいている状態になりますから、
体内から水分が出てしまうのを補うために
入る前と後で水を飲みましょう。
就寝前
人間は寝ている時にも、汗をかいていて
200mlの水分が放出されてしまいます。
この水分を補うために、
就寝前(20~30分前)に
200mlていどの水を飲みましょう。
この4つのタイミングは
確実に行う事ですが、これだけでは、
既定の水の量に達することはできませんから
こまめに水分を取るように心がけるようにしましょう。
どれくらいで体が変わる?成功者に水ダイエットの効果が出始めた期間とは?
水ダイエットを始めると、どうしても
体重減という目に見える効果を期待してしまいます。
水ダイエットの本来の目的は、
体質改善が主と考えるべきでしょう。
体質改善によって、
太りにくい体つくりをしていくことで、
自然と体重が落ちてくるという事になるのです。
水ダイエットで考えられる効果
- 体内の老廃物の排出
- 体内が適度に冷えることで、基礎代謝が上がる
- 食前や食間に水を飲むことで食事の量が減る
などが考えられます。
水ダイエットでは、直接的なダイエット方法ではなく
体質改善をして体重を自然と落としていく方法です。
即効性を求める方には、向かないダイエットになります。
水ダイエットを行って効果がでる期間は、
人の体質にもよりますが、早い方で半年、
遅い方でも1年間はかかることを念頭に入れておくことです。
水ダイエットの期間は中長期間行う事で、
体質が変わっていきます。
水を飲んだからといって摂取した水が
すぐに排出されるわけではありません。
飲んだ水は体内に吸収されますから、
体内から押し出される形で、
老廃物を含んだ水が体外に排出されていきます。
その老廃物が排出し始める期間は、
約1か月後あたりから始まります。
最速でも1か月の期間は必要になるのです。
老廃物が排出され始めることで、
むくみの解消や便通の改善が考えられます。
また老廃物が減ることと、
水分の摂取によって血行が改善されることで、
新陳代謝の向上が考えられるのです。
徐々に太りにくい体質を作ることで、
体重が減っているという構造に体がなっていきます。
問題は、水の摂取量を多くすれば、
それだけ早く効果が期待できる
と勘違いされる方も多く、最悪は
水中毒に陥ってしまうケースもあるのです。
水を大量に摂取することで、
体内の塩分濃度が薄まり、
低ナトリウム血症を引き起こしてしまい、
最悪の場合は死亡してしまいます。
また、水ダイエットだから水分を取ればいいのでは?
とも考える方もいますが、他の水分では、
水ダイエットの本来の効果を発揮することができないので、
水のみを摂取することです。
水ダイエットをする場合は、ルールに則った方法で
行う事が重要になるのです。
まとめ
水ダイエットの方法についていろいろ紹介してきました。
水だけで痩せられるという評判は
決して間違いではありませんが、
即効性を求める方には向かないダイエット方法です。
長期的に物事を見据えて継続することで、
太りにくい体質を作り出すことが大事になります。
ダイエット全般にいえることは、
無理をして痩せても、
体に負担だけを与える結果になるので、
決められたルールを守ることが、痩せるための
基本と考えてもらうのがいいでしょう。
毎日、飲む水の量は
半端ないくらいの多さですから、
自分の体調と合わせながら行ってください。