停電したら熱帯魚の命を守れない?!水槽の環境を守る対策をご紹介!

雑学・豆知識
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日本は自然災害が多い国のため、

台風や地震の影響で度々停電が起こります。

 

停電は全ての電気が使えなくなるので

冷蔵庫やテレビはもちろん、水槽などが機能しなくなります。

 

なかでも熱帯魚などを水槽で飼っている方は、

停電が起きるとエアーポンプが機能しなくなり

水槽の中が酸欠状態になってしまいます。

 

酸欠状態になった水槽では魚は生きられず

最悪の場合死んでしまいます。

 

そのため、飼っている魚のためにも

ぜひ停電対策をしておきましょう。

 

そこで、今回は

  • 停電したらダメになる機能を改めておさらい!対策に使えるバッテリーはある?
  • 停電したらこれも使える!?揃えておきたい水槽の停電対策グッズをご紹介!

について紹介します。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

停電したらダメになる機能を改めておさらい!対策に使えるバッテリーはある?

 

停電したらどのような機能がダメになるのか

あらかじめ把握しておくと、

実際に停電した時、焦らず冷静に対応できます。

 

そのため、まずは停電したらどのような

機能がダメになるのかみていきましょう。

 

停電すると水槽だけでなく電化製品全般が

使えなくなります。

 

熱帯魚を水槽で飼っている場合は、

酸素を供給するためのエアーポンプを

コンセントに繋いで使用している方が多い

と思いますがそれらの機能がダメになります。

 

また、水槽の中を照らすために

蛍光灯を使っている場合も、もちろん使えなくなります。

 

停電した時に注意するポイントは

エアーポンプが機能しなくなったことによる

酸欠状態です。

 

熱帯魚に限らず海水魚でもそうですが、

水中の酸素がなくなると死んでしまいます。

 

なので、停電したらまずは

水中の酸素がなくならないようにしましょう。

 

また、停電したら水槽や他の電化製品の

コンセントを抜きましょう。

 

その理由は、コンセントを挿したままの状態で

復旧した時に一気にたくさんの電流が流れ

電化製品が故障してしまう可能性があるからです。

 

停電対策として乾電池タイプの

エアーポンプを用意しておくと、停電時にも

すぐに水槽内の酸素を供給するために使えるのでおすすめです。

 

乾電池タイプのエアーポンプは

お手頃な価格で簡単に購入できるので

ぜひチェックしてみてください。

 

また、エアーポンプは乾電池タイプ以外にも

ソーラー充電式やUSB給電式の物もあります。

 

USB給電式のエアーポンプはスマホの充電にも使える

モバイルバッテリーで稼働するため、

長時間使えるもので約20時間と

復旧が長引いても使えるので便利です。

 

また、大容量のバッテリーをあらかじめ

充電が満タンの状態で用意しておくと、

コンセントが必要な電化製品が使えます。

 

大容量バッテリーは

スマホの携帯式充電器が大きくなった物なので、

停電から復旧までの間、長引かなければ

大容量バッテリーで凌ぐことができます。

 

ただ、あくまで容量が限られているので注意してください。

 

台風やいつ発生するか分からない地震に備えて

ぜひ早めにチェックしておきましょう。

 

停電したらこれも使える!?揃えておきたい水槽の停電対策グッズをご紹介!

 

停電すると先ほど紹介したように

電化製品が使えなくなります。

 

そのため水槽の中が酸欠状態になるだけでなく

水温の低下や水質が悪くなったりします。

 

飼っている熱帯魚の命を守るために

エアーポンプが最も必要ですが、他にも

水温を維持するためのグッズや

水質が悪くなるのを防ぐグッズなども必要です。

 

そこで、エアーポンプ以外にも揃えておきたい

停電対策グッズについて紹介します。

 

水槽用断熱シート

 

熱帯魚は一般的に22℃~28℃が

最適な水温といわれています。

 

そのため、停電によって水温が下がってしまう

ことは避けなければいけません。

 

そこで、おすすめなのが水槽用断熱シート。

 

水槽用断熱シートを使って水槽全体を覆うと

水温低下を防いでくれます。

 

なので、停電してから復旧するまでの間、

熱帯魚にとって住みづらくならないように

水温を保つことができます。

 

活性炭

 

活性炭は水質の悪化を防ぐことができます。

 

活性炭には水槽の臭いを吸着したり

水の黄ばみを除去する効果があるのでおすすめです。

 

ただ、吸着した物質はどんどん溜まっていくので

活性炭には使用期限があります。

 

商品にもよりますが、約1~3ヶ月程度使用したら

交換すると良いでしょう。

 

活性炭の使い方は、使用前に水ですすぎ、

水槽内に入れずフィルターやろ過層に入れて使います。

 

空焚き防止機能付き自動復帰型ヒーター

 

空焚き防止機能付き自動復帰型ヒーターを使うには

電気が必要ですが、先ほど紹介した

大容量バッテリーと併せると使うことができます。

 

もしも気温の低い日に停電した場合、

水温が低すぎても熱帯魚は生きていけません。

 

なので、水温を上げるためにヒーターが必要です。

 

そこで、おすすめなのが

空焚き防止機能付き自動復帰型ヒーター。

 

空焚き防止機能付き自動復帰型ヒーターは

自動的に温度調節する機能があり、

水温が設定温度になっている時は

スイッチがオフの状態になります。

 

そのため、停電時に貴重な

電気を節約して使うことができるので、

大容量バッテリーの充電が

すぐになくなってしまうことはありません。

 

寒い冬に停電すると水温を上げるためには

どうしてもヒーターが必要になるので

ぜひ大容量バッテリーと併せて用意しておきましょう。

 

まとめ

 

停電したら熱帯魚の命を守れない?!

水槽の環境を守る対策を紹介しました。

 

  • 停電すると酸素を供給するエアーポンプや
    綺麗な水質を維持するためのフィルターが止まる

 

  • 乾電池タイプのエアーポンプ
  • 活性炭
  • 水槽用断熱シート

 

停電した時に長時間復旧しないと

飼っている熱帯魚は危険な状態になります。

 

なので、電気がなくても使える乾電池タイプの

エアーポンプや水槽用断熱シートなどを用意して

熱帯魚が住みやすい環境を

いつでも作れるようにしておきましょう。

 

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