帰省、レジャーなど車でのお出かけに
必ずつきまとう、渋滞。
特に大型連休やお盆などの高速道路では
渋滞は必ず起きる、予想できるトラブルです。
特に小さな子がいる家庭では旅程に無理が効かないので、
「みんなが一斉に動く時間」に行動開始しがちですね。
大人なら、渋滞に巻き込まれないように
夜中のうちに出かける、などの
無理はできますが子どもが小さなうちは無理です。
渋滞に巻き込まれるもの、
として、車でのお出かけの際には
きちんと事前に準備をしましょう。
準備をすることで、トラブルのほとんどは
回避または傷が浅くて済みます。
せっかく楽しいお出かけなのですから
楽しい気持ちでうちに帰りたいですよね。
「疲れたけど、楽しかったねー!!」
で終われるようにトラブルを回避する
事前準備をご紹介します。
高速道路の渋滞で起きるピンチNO. 1!?トイレの対策はこうとっておこう!
高速道路の車内トラブル堂々一位は、
トイレ問題!!
大人でも渋滞で困ることの一位ですね。
特にトイレトレーニングが終わったばかりの
小さな子のトイレ問題はかなり重大です。
ハイシーズンに高速道路を利用する際には、
事前の準備がとても重要。
小さな子はトイレの感覚がわかりません。
トイレがあるところで
「トイレ行こう?」と促しても、
「出ない!!!」とトイレに行かなかったのに、
車が動き始めて10分後に
「ママ、‥おしっこ」はよくあること。
「出ない!!!」と言い張っても
トイレは必ず連れてきましょう。
出ない、と言ってもトイレに座ると
不思議と出るものです。
また、子どもは緊張するとトイレが近くなります。
高速道路に入る前や、SAやPAが有ったら
こまめに立ち寄りましょう。
「さっきトイレに行ったから大丈夫よね」
は子どもには当てはまりません。
高速道路でトイレで困らないために、
水分補給でお茶やコーヒーなどの
利尿作用が高いものは避けましょう。
水分は、一気に多く、ではなく、
こまめにちょっとずつがベター。
SA・PAにはこまめに立ち寄りましょう。
SA・PAは大体20〜30㎞感覚であります。
通常は20分から30分で着きます。
しかし、渋滞の時はSA・PA間が2時間、
ということもざらです。
次のSA・PAで寄ろうか〜で
渋滞に巻き込まれたら悲しくなりますよ!
渋滞情報のこまめなチェックも必要です!
それでも不安な時には、子どもに
おむつを履かせると安心できます。
おしっこの心配がないだけで、渋滞も安心です。
おむつを嫌がるのであれば、
携帯トイレを車に積んでおきましょう。
携帯トイレなら、大人もいざというときに安心できます。
高速道路の渋滞で困ることはまだある?!起きがちなトラブルとその対策をご紹介!
高速道路の渋滞で困るのは
「トイレ問題」だけではありません。
子どもが飽きて大騒ぎになってしまった、
車酔いで、熱中症で、脱水症状で‥
思いがけないトラブルはいつでも襲ってきます。
車の中では身動きが取れないので、
大人でもイライラが募ります。
子どもなら尚更ですよね。
トラブル1:飽きて絶叫
飽きさせないことが要です。
車に乗る前にしっかりと準備をしましょう。
お気に入りのDVDを用意する、
しりとりや連想ゲーム、
なぞなぞなど簡単なゲームを考えておく
などの事前の準備があるだけでかなり楽ですよ。
渋滞に巻き込まれている間に寝てほしい、
と考えるなら、睡眠をコントロールをします。
渋滞前に寝てしまわないように
お話ししたり、ゲームをしたします。
そして、車が詰まってきたら、
楽な姿勢にしてあげて眠りに誘ってあげましょう。
あらかじめ渋滞が起こりそうな箇所を調べておくと、
どこの段階で寝かせればいのかがなんとなくできるので、
渋滞情報は必ずチェックしましょうね。
トラブル2:車酔い
子どもは車酔いしにくいと思われていますが、
4歳をすぎると大人よりも車酔いしやすくなります。
対策としては、
満腹・空腹状態で車に乗せない、
車の中を清掃しておく、
暑すぎない温度設定にする
などしておくと酔いにくくなります。
車に乗ってからは、
唾液が出ると酔いにくくなることから、
唾液が出やすいよく噛むものを食べさせたり、
自律神経を整える炭酸水などを飲ませるなどをしましょう。
ただし、柑橘系は胃の働きを活発にして
酔いやすくなってしまうので避けた方が無難。
DVDは酔いやすくなるので、一緒に歌を歌ったり、
ゲームをしたり、気が紛れるような遊びが効果的です。
酔い止めを用意しておくとお守り代わりで心強いですよ。
トラブル3:脱水
夏場のみならずトイレが心配だからと
水分補給を怠ると脱水を起こします。
こまめな水分補給はとても大切です。
トラブル4:熱中症
特に夏場のお盆時期は注意が必要です。
エアコンをかけていたとしても、
窓からの日差し、周りの車の熱気などで、
車内温度は高くなります。
こまめな水分補給とサンシェードをかける、
冷えピタや保冷剤など体温を下げるものを
用意するなどの熱中症対策を事前にしましょう。
また、PA、SAなどでこまめな休憩も必要です。
シートに座りっぱなしはよくありません。
まとめ
車の遠出に付いて回る渋滞の危機は
事前準備をするだけでだいぶ和らげます。
トイレが心配なら、
SAやPAでは必ずトイレに行くこと、
おむつを履かせる、携帯トイレを積んでおく、
それだけでかなり心配事は解消できます。
そのほかのトラブルも、事前準備で回避できます。
渋滞に巻き込まれて最も重要なことは
「イライラしないこと」。
気が立つとろくなことはありません。
注意力は散漫になるし、車内の空気は悪くなるし、
その空気を感じ取った子どもが不機嫌になって
さらにイライラ‥と悪循環に陥ります。
周りの車に悪態をついたり、
非難する行為はやめましょう。
余計にイライラするだけですよ。
気持ちに余裕を持って、
「仕方がない」と諦めることも肝心です。
せっかくのレジャーです。
楽しい気持ちで終われるように事前準備をしっかりして、
気持ちに余裕を持ちつつ渋滞に備えましょう!