夏が近づくにつれて、忍び寄り
耳元でプーンと音だけを残すことで
存在感をアピールしているのが、不衛生害虫の蚊です。
気が付けば、刺されており痒みが伴うので、
余計に憎らしさが倍増してしまいます。
庭で遊んでいたり、洗濯物を干しているなどの
ちょっとした瞬間に、刺されてしまう事も
しばしばあります。
蚊は伝染病を媒介することでも知られており、
最近ではデング熱の媒介に蚊が携わったことも
記憶に新しいのではないでしょうか。
ママさん的には、子供たちが庭で遊んでいる時に
蚊に刺されて痒がっている姿を見るのも
嫌になってしまうのではありませんか?
小さくて厄介な蚊を
庭から退治できないのでしょうか?
蚊の退治はあきらめたらダメ?!みんなが集まれる庭を取り戻す対策とは?
夏休みになると、
子供たちが庭で遊んでいる姿をみると、
今日も元気で1日明るく過ごせそうですよね。
しかし、そんな元気な子供たちに
忍び寄ってくるのが、吸血鬼の蚊です。
先ほども紹介しましたが、
蚊は病原体を媒介する恐れがあるために、
蚊に刺されたぐらいでと
簡単に思わないことも大事なのです。
我が家の庭にどれだけの蚊がいるのか、
全くわからないという現状ではありませんか?
庭の蚊の退治をするのに敵の正体を知る必要があります。
蚊の一生
卵→1.5日→ボウフラ→7~10日→サナギ→2~3日→成虫
成虫オス:数日程度
成虫メス:卵を数回うむ為、オスより長生き
1回の産卵で卵を産む数:100~200個
1匹のメスを取り逃すことで
100~200個を数回うむわけですから、
最大で1000匹以上、
新たな蚊が生まれる計算になります。
それが、庭に何匹もいるとなると
かなりゾッとなりますよね。
飛んでいるかを見かけても、
捕殺することは非常に難しいです。
庭となるとさらに、蚊の存在が
わかりにくい状況になってしまいます。
蚊に占領された庭を奪還するには、
卵又はボウフラの段階で撃滅するしかないのです。
一番手っ取り早い方法は、庭周辺に
水を溜めないことが、蚊を発生させない条件になります。
庭に置いてあるバケツに水がはってある
植木の受け皿に水が溜まっている
空き缶などに水が溜まっている
などに卵を産み付ける傾向が高いです。
蚊の種類によって産卵場所が違いますが、
水が無い事には卵を産み付けることが出来ないので、
家のありとあらゆる場所から、
水が溜まりそうなものを除去する事で、
蚊の大発生を防ぐことが出来ます。
道路にある排水溝なども蚊にとっては
産卵場所になりますので、さすがに
そこを塞ぐことはできないでしょうから、
最低でも自分の家だけは
水を溜めないようにしましょう。
そうすることで、ある程度は
蚊の繁殖を抑える事が出来ます。
庭の蚊退治と一緒にやりたい!?部屋の蚊を退治する方法も詳しく解説!
庭で蚊を撃退するのは、
水を溜めないことが分かったでしょう。
家の中に入ってきた蚊については
どう対処したらいいのでしょう。
寝ている時に耳元でプーンなんて音を出されたら、
眠たくても撃退するにはおちおち寝てられません。
蚊の飛翔能力は最大でも10mといわれていますから、
マンションなどに住んでいる人は、
大丈夫なんて思わないでください。
蚊は人に取り付いて
エレベーターで上がってきますからね。
家の中に入ってしまった蚊をどう撃退するかとなると、
蚊取り線香や蚊取りマットなどを思い浮かべる方も多いでしょう。
これも撃退方法としてはありですが、
その部屋を離れることで退避してしまう可能性が高いです。
家の中に侵入してきた蚊は、ほとんどが
家の壁や天井に取り付いて羽根を休ませています。
蚊は吸血モードにならない限りは、
飛翔してこないことになるのです。
蚊取り線香や蚊取りマットはその部屋のみ
蚊を寄せ付けない対処法ですから
完全に蚊を退治するには、スプレータイプを
壁や天井に向かって噴霧することで
蚊を撃退することができます。
スプレーの多くは壁や天井に付着した段階で、
1日程度効果をもたらしてくれるので、
壁や天井に取り付いた蚊を撃退してくれるのです。
蚊の撃退だけでなく、家の中に
蚊を入れない方法も知っておく必要があります。
窓の開け閉めはスピーディーに行ったり、
網戸を完全に閉じることです。
網戸を使用する場合には、窓を全開にすることと、
網戸と窓の接点がある方の窓を開けないと、
網戸と窓の間に隙間が生まれてしまいます。
また、最近では玄関先に取り付けるタイプの
蚊の防虫剤がありますが、ただ単に
吊るしているだけでは、あまり効果がありません。
玄関先に吊るすタイプは家の中に
風が入るところの窓に取り付けるのが、効果的です。
風上に吊るすタイプを置くことで
薬剤が家の中に入ってくるために、家の中の
蚊を撃退することが出来るようにもなります。
蚊取り線香・スプレー・吊るすタイプの防虫剤の
3点で家の中の蚊を完全撃滅することが出来るはずです。
まとめ
庭に発生した蚊を撃退する方法と
部屋の中に侵入して閉まった蚊の撃退方法
について紹介してきました。
蚊は人が発する臭いにひかれてやってきます。
汗や呼吸時に吐かれる二酸化炭素などを
検知して、狩りを始めるのです。
また、蚊は人の洋服でも色の濃い物を
選んで飛んでくるという事も言われているので、
外に出るときは淡い色や白色の物を着ると
刺される率が下がります。
蚊といって甘く見ていると、
病原体に侵された蚊に刺されて疾病を
発症する可能性もあることを忘れないでください。