日差しが痛いくらい肌に照り付ける季節です。
UV対策は万全でしょうか?
お化粧前に、出かける前に、出かけ先で。。。
生活習慣の違いはあれど、
今や日焼け止めは当たり前につけていますよね。
でも、この日焼け止めって
どれくらい持続してくれるんでしょう?
スプレータイプ、乳液タイプいろいろあるけど
種類によってやっぱり持続時間って違うの?
これやったら、効き目なくなるなんて行動とかあるの?
せっかく日焼け止めを塗ったのに、
もしかしたら、塗り方が違っていたり
効果が半減しちゃうなんてこともあるかもしれませんよ。
そこで、日焼け止めの効果持続時間や
持続効果的なテクニックなどをご紹介します。
日焼け止めの効果が続くのは平均何時間?持続時間と短くしてしまう要素とは?
まず、日焼け止めの持続時間ですが
約2~3時間と言われています。
短い!と思われる方が多いと思います。
朝塗ったら、お昼には効き目がないと考えて
まず間違いないでしょう。
スプレータイプや乳液タイプと種類によって、
多少の違いはあるかもしれませんが、
大きく変わることはありません。
そして、日焼け止めの効果を半減してしまう行動というのは
日焼け止めを塗る時間が関係しているんです。
日焼け止めを塗るタイミングっていつでしょう?
私は、顔はお化粧する時に
体は出かける直前に塗っていました。
実は、「出かける直前に塗って」
ここが半減を引き起こす行動なんです!
まず、日焼け止めには
- 紫外線散乱剤が含まれている日焼け止め
- 紫外線吸収剤が含まれている日焼け止め
2種類があります。
まず、紫外線散乱剤とは、その名の通り、
紫外線を肌の表面で散乱されることによって
紫外線から肌を守ってくれます。
いわば、バリアー効果ですね。
こちらの日焼け止めの多くは白浮きしてしまうので、
しっかり塗りこむというのが大事です。
ただ、肌への負担は小さいです。
一方、紫外線吸収剤とは、
紫外線を肌の表面で取り込んで、
エネルギー転換して放出して
紫外線から肌を守るというものです。
こちらの特徴は、最近多くなっている
ジェルタイプのみずみずしいテクスチャーの
日焼け止めの多くに含まれています。
べたつくことなくつけられるので、
暑い夏場にはちょうどいいのですが、
肌への負担が大きいので、刺激を感じやすい方は
お顔などには使用しない方がよいでしょう。
2種類の日焼け止めのお話をしたところで
日焼け止めを塗る時間のお話戻ります。
というのも、後者の
紫外線吸収剤を使った日焼け止めですが、
塗った直後は成分が肌に浸透していないので
効果が弱いのです。
日焼け止めの効果が出てくるのは塗った
30分後と言われていますので、
出かける30分前には塗るようにしましょう。
また、塗り方も重要で均一に塗らないと
ムラができてしい、知らぬうち日焼け!
なんてこともあります。
体に塗るときは、
手のひらに出してから塗るのではなくて
直接肌に出して、そこから円を描くように
均一に広げながら塗りましょう。
日焼け止めの効果を長持ちさせたい!?持続時間を長くするテクニックとは?
日焼け止めの効果時間が
2~3時間ということが分かりました。
でも、日焼け止めの効果を長持ちさせたいのが
本心ではないでしょうか。
せっかく塗るのに、2~3時間で
効果が切れてしまっては意味がありません。
では、日焼け止め効果の持続時間を長くするには
どうするのが一番良いか。
SPFやPAが高い日焼け止めを塗る?
実はSPFやPAの数値は、紫外線の影響を
どれくらい受けにくくするかという数値なのです。
たとえば、最近多いSPF50の日焼け止めですが、
こちらは1時間で日焼けするのが50倍の時間、
つまり50時間かかって日焼けるということです。
また、PAは「+」で表記されることが多いと思いますが
PA+は素肌より2~4倍日焼けしにくいということです。
+が一つプラスされることに倍になっていきます。
ですので、数値が多くなっても
日焼けしにくくなる効果が高まるだけで
持続時間が長いというわけではありません。
では、どうしたらよいのか。
それは、こまめに塗り直すことです。
とてもシンプルですが、これが一番効果的なのです。
効果が切れる2~3時間ごとに塗り直すようにしましょう。
ただ、体であれば塗り直すことに
さほど抵抗はないかもしれませんが、
お顔は、大多数の女性がお化粧をしていますので
塗り直すのには、少し躊躇していまいますよね!
そんなときは、ティッシュなどで
顔の表面の余分な油分を取ってから
スプレータイプの日焼け止めを
吹きかけてなじませるようにしましょう。
乾燥が気になる方はミルクタイプを
優しく塗ってあげるのもおすすめです。
塗り直すのが少し面倒に思うかもしれませんが
- ハンドクリームを塗るように。
- お化粧直しをするタイミングで。
- お化粧室に行くタイミングで。
外に出ることが多い方は
- 外に出るタイミングで。
自分の毎日の生活習慣の
ちょっとした節目に塗るようにすると
意外と負担にならなかったりします。
せっかく日焼けをしないように塗る日焼け止めです。
効果的に塗って、美肌をキープしながら
夏を乗り切りましょう。