大阪の秋の祭りの代表格はというと、
やはり岸和田のだんじり祭りでしょう。
総重量4トンにもおよぶだんじりを、
素早く直角に曲がらせるところをニュースなどで
見かけたこともあるのではないでしょうか。
やりまわしが、だんじり祭りの最大の見せ場です。
ただ、失敗するとだんじりが、
家屋に突っ込んだりする場合もあるため、
子供と一緒に見るためには違う場所の方がいいでしょう。
2020年のだんじり祭りは、9月と10月の2回行われる予定です。
- 9月8日・13~15日
- 10月6日・12~13日
となっています。
子供と一緒に楽しくだんじり祭りを見るには、
やりまわしが安全に見れる
カンカン場で見るのがいいかもしれません。
カンカン場は非常に込み合うので、
身動きが取れない可能性も高いです。
お出かけ前に見どころを押さえよう!だんじり祭りはこんな予定で進む!
だんじり祭りは先ほども紹介したように、
年に9月・10月に行われます。
大まかな予定は、昼間は曳行で激しいだんじりが見られますが、
夜はだんじりに提灯が飾られきらびやかなだんじりと変わります。
江戸時代の中期ごろからだんじり祭りが開催されているので、
約300年の歴史があるお祭りになっているのです。
だんじり祭りの予定2020
試験曳き
9月8日13日と10月6日に行われます。
多くの方が試験曳きという事で、練習と思いがちですが、
実際はというと本番と同様にやりまわしを行っているのです。
何が違うのか?というと
だんじりを曳く時間と観光客がいなく
地元の方のみが、見物しているといったところになります。
試験曳き時間:14時~16時
ですが、13時30分ごろから
すでに始まってしまう事が多いようです。
宵宮
9月14日と10月12日に行われます。
宵宮は、朝6時~22時まで行われます。
普通宵宮というと本番前日で、
静かにお祭りが行われるというイメージですが、
だんじり祭りは全く違います。
午前にだんじり曳行を行い、
昼を中心に各だんじりが仮装してパレードを行います。
また午後に入るとだんじり曳行を行う事になっています。
17時までやりまわしを行い、
その後提灯をかざって街中を練り歩きます。
本宮
9月15日と10月13日に行われます。
本宮は、朝9時~22時まで行われます。
普通の祭りと違うのは、
宮入が朝9時から行われることになっており、
宮入した順から街に繰り出しだんじり曳行を行います。
午後は17時までやりまわしが行われ、
その後は提灯を飾って静かに街中を練り歩きます。
地元の子供たちがあふれ出すのは、夜間のだんじり運行時で
静かに練り歩くだんじりと屋台を中心となっています。
子どもがいても安心して見られる?!だんじり祭りの見物に向く場所をチェック!
だんじり祭りというと、
迫力のあるやりまわしを誰もが見たい!
と思うのが心情でしょう。
子供がいると危険なので、
なかなかやりまわしが見れないのでは?
とも感じてしまう事でしょう。
ちゃんと、警備している警察官や
だんじり祭りの運営の方の指示に従っていれば、
お子さんがいてもやりまわしの迫力を見学することができます。
だんじり祭りの見どころスポット
カンカン場
宵宮・本宮では有料観覧席が設けられるので、
非常に安心してみることが出来ます。
それにカンカン場は、北から南からとひっきりなしに、
だんじりがやって来てやりまわしを行うので、
安全な見どころでは1番でしょう。
有料観覧席は意外と早く売り切れてしまうために、
早めに購入しておくことがベストです。
菊右衛門橋
菊右衛門橋は武部といわれている
やりまわしのスポットになっています。
角に武部仏壇店がある場所になり、地元の方が一押しの
やりまわしのスポットになっているのです。
ここでは、右回り、左回りの
やりまわしが行われる場所になります。
横町方面から来るだんじりの右回りの
やりまわしの迫力を感じることが出来る場所です。
小門・貝源
カンカン場のやりまわしが終わった後に
やりまわしが行われる場所になります。
小門が左回り、貝源が右回りになります。
ここは、カンカン場と違って
間近でだんじりのやりまわしが見れる場所で
さらに、道幅が狭くなる場所でもあり、
やりまわしの難所になりますので迫力十分です。
小門・貝源は実は
角にある家の持ち主の方の名字になっています。
この場所は、警察官や運営関係者の方の
指示に従って見学してもらえれば、
安全にやりわましが見ることが出来ます。
3か所ほどだんじりの見どころスポットを紹介しましたが、
色々な場所でやりまわしが行われますから、
どこが一番といわれると非常に難しいですね。
まとめ
だんじり祭りの予定や見どころ
スポットについて紹介してきました。
子供の頃に、このだんじりをみたら絶対に
お祭りに対する意識が非常に変わることでしょうね。
まして祭りの開催地区に住んでいる子供たちにとっては、
だんじりの屋根の上に立つ大工方がヒーローに見えてしまうでしょう。
自分も地元の祭りの時の1番太鼓が鳴り響きだすと、
心がワクワクしてきますからね。
だんじり祭りはやりまわしが見どころでもありますが、
過去に死亡事故も起こしているほど危ない場合もあります。
だんじり祭りを見に行く際は、
必ず警察官やお祭り関係者の方の指示にちゃんと従いましょう。
そうすれば、安全安心にだんじり祭りを楽しむことができますよ。