会社の営業マンをしている
パパさん世代の方も非常に多いでしょう。
取引先の担当者の趣味を知るのも仕事の1つです。
それが、登山だった場合、
若干引いてしまう方も多いのではないでしょうか。
登山を接待と考えて付き合いで行ったら
意外と楽しい!と感じてしまう事もあります。
登山が楽しいものだと知ったからには、
今度は家族と一緒に行きたくなるのも当然です。
初心者向けの山として
那須岳を挙げる方も大勢います。
標高も1915mですから、
小学生低学年の息子でも行けるのでは!?
と考えちゃいますよね。
那須ロープウェイがあるので、
これを利用することで
那須岳に登ることが可能になるのです。
那須岳登山するならこう準備しよう!初心者が押さえたい準備方法や注意点
那須岳はロープウェイがあるので、
観光客の人数も多く
軽装で山頂まで登る方も非常に多いです。
那須岳は1915mの山ですから、
気温が山麓と比較すると、10度以上
下がることを考えなければなりません。
観光地とはいっても、
山は山ですからある程度の装備や
服装を準備して登山を試みることです。
初心者はどうしても、
山をあなどりがちですから、最低でも服装や靴は
しっかり押さえておきたいところになります。
那須岳に初心者が登山する場合の準備や注意点
靴
初心者が陥りやすいのは靴です。
スニーカーでもいいだろうなんて考えていると、
足場が悪いと足をひねったり、滑ったりしますので、
本格的な登山靴、または
トレッキングシューズを用意することです。
リュック
初心者の方でも
リュックで登るという事はわかるはずです。
基本は両手をあけることで、
バランスを取りやすくもなります。
肩掛けや手提げは避けるべきです。
日帰りの那須岳登山なら
20L位のリュックで充分荷物が入ります。
雨具
那須岳も山ですから、
天候は変わりやすいと考えておくべきです。
雨が降ると体温を奪われますから、
透湿防水素材を使用したレインコートで
更にセパレートタイプの物がベストです。
服装
靴と同様に重要なのが服装です。
夏に那須岳登山をしようと考えていても、
1000mを超えるごとに6~7度気温が下がるので、
山頂付近では15度近く下がることを想定しましょう。
アンダーウェア
吸汗速乾素材を使用した素材の物を選ぶ
長袖シャツ
濡れた時に乾きにくい綿素材よりも
化学繊維やウール繊維の物を選びましょう。
ミッドウェア
アンダーウェアとレインウェアの
中間に着て保温をするためのウエアです。
フリースやセーターなど機能的な物を選ぶことです。
ズボン
アンダーウェアと同じように綿類をさけ、
ストレッチ素材の物を選ぶと足を上下するのに楽です。
靴下
速乾性の物を選び、さらに
クッション性の高い登山に適したものを選びましょう。
雨用小物
レインコートを準備はしたものの、
突然の雨でリュックや靴・手先などが濡れてしまうと、
体温を奪われたり、着替えが出来なくなってしまいます。
ザックカバーやレインスパッツ・レインコートと
同じ素材のグローブなどが必要になります。
最低でもこれぐらいの装備の準備は必要になります。
観光客でも登れる山と勘違いされますが、
ロープウェイから山頂まで
登りで50分、下りで40分程度かかります。
またガレ場という岩がゴロゴロしたところが
登山道になっているので、しっかりとした装備は必要です。
当日はここに気を付けて!那須岳に登山する初心者が押さえたいポイントとは?
初心者が那須岳登山をする場合の
服装や注意点が、ある程度分かったことでしょう。
当日、気を付けることや押さえたいポイントは
どんなものがあるのでしょうか。
那須岳登山をする場合に初心者が
当日押さえたいポイント
当日の天候
どの山に登るにしても、当日の天候次第では
登山を諦めなければならない場合もあります。
特に那須岳の場合には、登山ルートの多くが、
ガレ場という事もあるので足元が滑りやすくなります。
滑るという事は、最悪は
落石を引き起こす可能性もあるために、
落石によって他の登山者が
ケガをする可能性も出てきます。
火山情報
那須岳は、現在活動中の活火山です。
峠の茶屋跡避難小屋付近からの眺めでもわかるほど、
噴煙が山肌から立ち上っています。
風の向きによっては
硫黄の臭いがしてくるほどです。
2014年の御岳山の突然の噴火も
当日の火山情報レベルはレベル1でしたから、
それだけ被害も大きくなったと考えられます。
那須岳も活火山という事は忘れずに
火山情報は確実に確認しておきましょう。
入山者カードの記入
登山をする方にとっての最低限度のマナーが
入山者カードの提出です。
誰が、どのようなルートを通っていつ下山予定か
を、警察署または登山道にあるポストに届け出るものです。
いざ何かあった場合に必要な物ですから、
いくら初心者でも登れる山の那須岳でも
提出することです。
3点ほど紹介しましたが、
基本中の基本を紹介しました。
いくら那須岳といっても、初級者から
上級者までが登ることが出来る山ですから
危険な場所は数多くあったりします。
初心者だからという甘えは捨てて、
真剣な気持ちで登ることが重要です。
まとめ
那須岳に初心者が登山する場合の準備や注意点と
押さえておきたいポイントについて紹介してきました。
初心者コースの登山でも、
天候が変わったりすれば、一気に
上級者でも下山が困難な状況になることも考えられます。
それが自然というものです
初心者向きの山といわれている那須岳ですが、
あまく考えていると
痛い目を見ることになりかねません。
周りの方は軽装かもしれませんが、
ある程度は準備に準備を重ねてもいいくらい
と考えてください。
自分の友達は、標高が低い高尾山にハイキングに行き、
軽い気持ちで登山道を外れてしまい、
一昼夜、山の中をさまよい歩き続けたあげく、
下山した先は、山梨県の塩山近くだった
と話していたのを覚えています。
それは、山を甘く見すぎていた結果に
招いてしまったことになります。
初心者向けの山とはいえ、自然ですから
何があってもおかしくはないと思って臨んでください。