天然素材で作られたあけびかごは、
どこか懐かしい印象を与えてくれます。
素朴な風合いと確かな手仕事で作られた
あけびかごに魅了されている方も多いはず。
流行に左右されないあけびかごを
長く愛用していると、蔓が切れてしまったり、
ほつれが出てきてしまうこともありますね。
特に、取手や底、フチや角などが壊れやすいですね。
自分で購入した場合には、購入したショップで
修理をしてもらえることが多いです。
まずは、購入したショップに問い合わせてみましょう。
ただし、あけびつたは天然素材のため
手に入りにくい場合もあります。
修理の納期に長期間かかる場合もあるので、
きちんと説明を聞いてから修理に出しましょう。
人から譲り受けたり、いただいたりした、
購入元がわからないあけびつるかごは
どうしたらいいのでしょうか。
どうしても購入元がわからない場合や、
古いものを受け継いだ場合には、
自分で修理するのも楽しいですね。
あけびのつるは、インターネットショップでも
手に入れることができます。
まずは、修理ができそうか、
故障した部分を調べてみましょう。
あけびのつるかごは修理を依頼できる!?できるケースとできないケースとは?
あけびつるかごは、購入元がわかっている場合には、
ショップで修理をしてくれます。
修理してくれるのは、
使い込むと負荷がかかってしまう部分。
いつもあけびかごに触れる取手の部分。
巻きが繊細なものほど、ほつれてしまうと悲しくなりますね。
そして、荷物の荷重が最もかかる、底の部分。
ぶつけやすい、フチや角などが修理可能箇所です。
壊れてしまった場合、自分でなんとかしようと
ボンドでくっつけるのはやめましょう。
ボンドを使用してしまうと、修理を受け付けてもらえません。
また、大きく壊れてしまった場合には、
修理は難しくなります。
特に形が崩れてしまっているものは
修理を受け付けてもらえません。
カビているものも
修理を受け付けてもらえない場合がありますので、
まずは修理が必要な場所をよくみて、
購入したショップに問い合わせましょう。
あけびつるかごは
天然素材のあけびつたでできているため、
材料がない場合や調達できない時もあります。
また、修理するときに使うつるは新しいため、
使い込んだバックの色と修理した箇所の色が変わります。
また、一つ一つ手作りで作られ、
もちろん修理だって手作業です。
そのため、修理の納期が長くかかる場合もあります。
もちろん、
かごを送ったり、送ってもらったりする送料も、
修理費の他に別途必要にななります。
それらのことをきちんと把握して、
納得してから修理をお願いするかどうか決めましょう。
修理をしてもらう時には、かごの破損状況
(メールで写真などを添付できれば丁寧ですね)を
詳しく記入の上、メールなどで問い合わせましょう。
あけぼのつるかごを自分で修理?!自力で修理するときの注意点とテクニック
あけびかごがほつれてきたり、蔓が切れてしまったり‥。
修理に出すほどではないけれど、ちょっと気になる、
という場合には自分で修理してみても楽しいですね。
でも、あけびつるを使った修理は、初心者には難しいです。
水につけて柔らかくしたあけび蔓を使って編みますが、
あけびつるは手に入りにくいです。
インターネットサイトでも販売されていますが、
編み方を知らないと、修理の仕方もわからないですよね。
わからないからと言って
ボンドでくっつけるのは絶対にやめましょう。
ボンドでくっつけてしまうと、
ショップで修理を受けてもらえなくなります。
取手の部分がほつれて手に当たる場合には、
お気に入りの布を巻きつけてみましょう。
印象がガラリと変わり、
また新鮮な気持ちでお付き合いができます。
ふちも同様にすると、統一感が出て素敵になりますよ。
かどや底はあけび蔓を入手できるのなら、
あけび蔓を水で柔らかくして
その部分を補強する感じで巻きつけると良いです。
あけび蔓を一晩ほど、水にひたすと
柔らかくなり加工しやすくなります。
しかし、素人が適当にやると、修理に出す際に
「修理不可」となってしまう場合があります。
ずっと大事に使っていきたいなら、
素人は手を出さずに職人さんにお任せした方が
納得のいく仕上がりになり、
より一層愛着がモテるのではないでしょうか?
まとめ
天然素材でできているあけびかごは、
丈夫で長く使えますが、永久ではありません。
素材も自然のものなので使用しているうちに
経年劣化してきたり、使い方によっては
早く壊れることだってあります。
あけびかごは手入れ一つで寿命が伸びます。
通気性の良いところに保存すること。
汚れたら、たわしで丁寧に汚れを落とすこと。
濡れてしまったら、直射日光の当たらない、
風通しの良いところでよく乾かすこと。
これらを守ることで、
あけびかごは長く使えるようになります。
そして、一番に守ってほしいことは
「使うこと」です。
あけびかごが飴色に輝くには、
人の手の脂が必要不可欠。
使えば使うほど、ツヤが出ます。
風合いもあなた好みに変わります。
あなた好みの味が出てきます。
たくさん使って
あなた好みのあけびかごに育ててくださいね。