リンドウの開花時期はいつ?標準時期に咲かないのはトラブルのせい?

花・植物
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昨今、ベランダやお庭でガーデニングを楽しむ

女子は多いですよね。

 

ガーデニング好きの女子は様々な草花を

育てますが、ピンクや空色の花が楽しめる

リンドウを育てている方も多いでしょう。

 

このリンドウを育て始めた人は、

開花時期や育て方を詳しく知りたいと

考えているのではないでしょうか。

 

そこで、ここではリンドウの平均的な開花時期や

花が咲かないときに考えられる要因、

さらに、リンドウの正常な枯れ方と

そうでない枯れ方についてご紹介しますね。

 

リンドウの平均的な開花時期はこの時期!咲かない時に考えられるトラブルとは?

 

ピンクと空色のきれいな花を咲かせるリンドウ。

このリンドウの平均的な開花時期は、

9月~10月の残暑から初秋にかけてです。

 

さて、時にリンドウはこの9月~10月の

開花時期になっても花を咲かせないことがあります。

 

開花しない理由として考えられるのは日照不足です。

 

リンドウの花は、日光が当たると花開き

日がかげる夕方になるとその花を閉じるという

性質をもっています。

 

なので、日光が当たらない雨の日や

曇りの日には花は開かずに閉じたままの

状態になってしまうのです。

 

また、晴れの日でも日陰にリンドウの鉢を置いたり

室内に鉢を置いたりして

リンドウに日光が当たらない状態にしていると

開花しづらくなってしまいます。

 

鉢植えのリンドウを開花時期に花開かせたいなら

必ず日当たりの良い場所に置きましょう。

 

もし、リンドウを地植えするなら、

日当たり&水はけ、風通しの良い場所をチョイスして

地植えし育てましょうね。

 

リンドウは日当たりがよくない場所だと

開花しても花の色が薄くなってしまうので注意が必要です。

 

ただし、日当たりが良い場所といっても

リンドウは夏場の直射日光を嫌いますので、

夏の間、リンドウの鉢は西日の当たらない

半日陰に置いておきましょう。

 

そのほかの咲かない理由にリンドウの花に

上から水をかけてしまったというものがあります。

 

リンドウの花に上から水をかけると

花の内部に水がたまり、その他待った水は

花を茶色く濁らせ開花できなくさせてしまいます。

 

リンドウに水やりをするときは

上からじょうろなどでザーッとかけるのではなく

根元にゆっくりと優しくお水をあげましょうね。

 

ちなみに、リンドウの花は1日咲いて終了するわけではなく

花を開いたり閉じたりを何度か繰り返し、

最後は閉じたままになって終了します。

 

リンドウの花が咲くのを終了するときは

つぼみが茶色になっていくのでよくわかります。

 

リンドウの鉢植えを購入した時に

つぼみが開花しないまま茶色になったというときは

すでにリンドウの花が咲くのを終了していた状態だった

からでしょう。

 

ちなみにリンドウの種類によっては

花びらが大きく開かないタイプの咲き方をするものもあります。

 

これは、リンドウの花の種類ごとの特徴なので

決して開花していないわけでありません。

 

例えば、鮮やかな濃紺の色が美しいエゾリンドウは、

筒状の花の先端が少ししか開かない咲き方をします。

 

ただし、このリンドウはササリンドウとは違い

開花時期が早い早生タイプなので

8月ごろから市場に出回ります。

 

ちなみにリンドウでも、ササリンドウはエゾリンドウとは異なり

花びらがしっかりと反り返って開花するのが特徴です。

 

花の色はエゾリンドウと比較すると青みが薄く

開いた花の内側が濃いものが多くなっています。

 

開花時期は9月~10月。

 

リンドウは花が咲いた後の花がらを

そのままにしておくと次のつぼみがつきづらくなりますし、

花数も少なくなりますので、咲き終わった花がらは

こまめに摘み取るようにしましょうね。

 

リンドウの花が枯れる?!正常な枯れ方とそうでない枯れ方の見分け方と対処

 

リンドウを育てていると、花が枯れるといった現象が

おこることも。

 

上記でもご紹介しましたようにリンドウは

花開いたり閉じたりを数回繰り返すと

つぼみが枯れたように茶色になって咲かなくなります。

 

これは花がらになった状態なので

放っておくと次のつぼみが咲きづらくなったり

花数が少なくなりますので花がらになったら

必ずすぐに摘んでおくようにしましょう。

 

また、リンドウは開花時期を過ぎて

寒くなってくると上部が枯れて根だけ残ります。

 

これは、正常な状態でリンドウは寒さには強いので

越冬して春には芽がでて秋に花を咲かせます。

 

ただし、夏の暑さには弱いので、

夏は風通しの良い場所において暑さから守って

あげましょうね。

 

また、暑い夏はつぼみが暑さのせいで開花せずに

枯れてしまうことがありますので、

夏はリンドウにできるだけ風通しの良い環境を

作ってあげるようにしましょう。

 

さらに、リンドウの花に上から水をあげてしまうと

花の内部に水がたまりつぼみが茶色になってしまいます。

 

リンドウに水をあげるときには

花が枯れないように上部からかけるのではなく

必ず根元に優しく水を与えるようにしましょうね。

 

あと、リンドウの花は咲くのに葉が枯れてしまうような

状態になってしまうこともあります。

 

リンドウは乾燥するとすぐに葉が傷んでしまう

性質があり、いちど水を切らし葉が傷んでしまうと

なかなか元の状態に回復しませんので、

リンドウの乾かしすぎには十分注意しましょう。

 

水やりは1日1回、比較駅涼しい春・秋・冬は

朝に水やりをし、暑い夏場は夕方以降に

たっぷりと水をあげましょうね。

 

まとめ

 

リンドウにはお盆にその花を咲かせる品種と

9月~10月に開花する品種など

様々な品種があります。

 

リンドウは寒くなると上部が枯れますが

寒さに強く越冬しますので

翌年も花が楽しめます。

 

ただし、暑さには弱いので

暑い時期は風通しの良い西日の差さない場所に

おいてあげるようにしましょうね。

 

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