あけびのつるでかごが作れる?!初心者でもできる作り方を知りたい!

花・植物
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秋の果物「あけび」ってご存じですか?

アケビは、その実や皮、新芽を食用として

頂くことができますし、木部は生薬として

乾燥させた実や根も漢方薬として使われています。

 

そんなあけびのつるは、とても丈夫なので

かごやざる等を編む工芸用の素材としても

活用されているのです。

 

ここでは、そんなあけびのつるを使った

初心者でもできるかごの編み方と、

プロに教わりながらあけびのつるのかごが編める

教室をご紹介します。

 

この秋は、あけびのつるをつかった

かご作りにチャレンジしたいという方、必見です!

 

難しくない?自分でできちゃう?!下準備から覚えるあけびのかごの作り方

 

あけびを採りに行ったときに

果実だけでなくつるもたくさん採取したので

かごを作りたい!

という方のために、アケビの弦を使った

かごの作り方をご紹介しますね。

 

まず、必要なのはあけびのつる。

これをアケビの生息地に行って採取します。

 

あけびのつるはとても丈夫なので

かなり強く引っ張っても途中で切れたりしないので

安心です。

 

採取するつるの太さは作るかごの大きさによって

異なるのですが、太くても薬指ぐらい、

細いものなら数ミリ程度の太さのつるを

採取しましょう。

 

集めるつるは、樹木に巻き付いたつるよりも

まっすぐ垂れ下がっているもののほうが

編みやすいので、できるだけそういったつるを

採取することをおすすめします。

 

あけびのつるを採取したら、

細いつるについている葉を取り除きましょう。

 

葉を取り除くときには、葉の付け根を引っ張って

つるが縦にさけたりしないように

注意深く葉の実を取り除きましょうね。

 

あけびのつるは、採取してから時間がたつと

固くなって編みづらくなってしまいますので、

編む前には水につけておきましょう。

 

採取後すぐに編まないときには乾燥させておき、

編むときに乾燥したつるを水やぬるま湯につけて

柔らかくしましょうね。

 

これが、あけびのかごを編む前の下準備です。

 

かご作りは、まず、骨組みとなる

太めのつるを出来上がりのかごの大きさを

イメージしながら長さを合わせて

何本か切ります。

 

次に、切り分けた縦芯を4本ずつ束にして

交差させます。(縦芯8本の場合)

 

そして、交差した縦芯を固定するために

細く長いあけびのつるを何周か巻き付けます。

 

縦芯を固定できたら、細いつるを

縦芯に交差させるように編んでいきます。

 

底が編めたら、縦芯に折り目をつけて立ち上げ

太めのつるを巻き付けて側面を編んでいきます。

 

編み上げたら、残っている縦芯を

ナイフなどを使ってとがらせて

隣の縦芯の隙間に差し込みます。

 

縦芯の残りは十分残しておかないと

隙間に差し込めなくなりますので注意しましょう。

 

これで、あけびのつるを使って作るかごの完成です!

 

細いつるが余っていたら、かごのふちに巻き付ければ

強度をUPすることができちゃいます。

 

詳しいかごの作り方のレシピや

準備するつるの量がわかる動画のURLは

以下の通りです。

 

動画で実際に編む様子を見ながら編んでいけば

初心者でもスムーズにあけびのつるを使った

かごが編めるでしょう。

 

あけびのつるを使ったかごの作り方動画URL:

 

プロに教えてもらいながら作りたい!?あけびのかごを作れる教室へGo!

 

あけびの実や皮、新芽は食用として

食べることができますし、

つるもクラフト用の素材として

かごを編むことができちゃいます。

 

上記で初心者でもできるあけびのつるをつかった

かごの編み方をご紹介しましたが、

どうせなら、プロに教えてもらいながら

作りたいという方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方のために、プロに教えてもらいながら

あけびのつるをつかったかごが編める教室を

ご紹介しますね。

 

たとぱに

 

東京都国立市北2丁目の「たとぱに」というショップでは、

ショップの2階で定期&不定期に

あけびなどを含めた自然素材でかごなどを編む

ワンデイレッスンやお試しレッスンが開催されています。

 

申し込みはウェブショップから行えます。

 

たとぱにウェブショップURL:

「自然素材を編む」by 木のヒゲ @たとぱに 葉、枝、蔓、樹皮など、身の回りで採れる自然素材を使ってカゴなどを作ります。
たとぱに2階で開催している手習いごと。自然素材にふれながら、手を動かす時間を一緒に楽しみましょう。WEB SHOPから、かご作りのワンデイレッスンとおためしレッスンの予約ができるようになりました。

 

あけびなど自然素材を使ったかごの編み方を

教えてくれるのは「木のヒゲ」の

長谷川美和子さん。

 

お試しレッスンは、毎月第2日曜日または第3土曜日の

午前10時から午後4時ごろまで。

定員は4人程度なのでじっくりマンツーマンで

教えてもらえそうですね。

 

材料費はかごを作るコースが消費税込みで3,000円。

ただし、素材はあけびではなくシュロの葉です。

シュロのは1枚からもち手のあるかごが完成するコースです。

 

月ごとのテーマで行われるワンデイレッスンは、

材料費5,000円~で毎月第1土曜日、

第2金曜日、土曜日、の午前10時から午後4時まで

レッスンが開催されています。

 

ワンデイレッスンは月ごとに課題が設定されており、

身近な自然素材を使って作品を完成させます。

こちらは、アケビを使わない場合もありますので、

申し込みする際は事前に問い合わせておきましょう。

 

もうひとつのレッスンのコースは、

フリーレッスンでこちらは作りたいものを作ることができます。

定員は1名から3名までなので

先生にじっくりと教わることができますね。

 

半日コースが4時間4,000円プラス材料費。

1日コースが7時間5,500円プラス材料費となっています。

 

習う人が2人以上の場合はひとりにつき500円割引があります。

 

乱れ編みの丸かごのコースは、西洋あけびバゴバゴを

使っていますので、アケビのかごを作りたい人に

ぴったりのコースですね。

 

たとぱにグーグルマップURL:

 

まとめ

 

あけびは、実や皮、新芽、つるもすべて

食用や工作用として活用できる

とっても素敵な植物です。

 

あけびを採取するときには

実だけでなくつるも採取して

あけびのつるのかごを作ってみるのも

いいかもしれませんね。

 

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