ほおずき市の由来、知ってた?!家族に話したくなる驚きの由来とは?

花・植物
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あなたはほおずき市の由来について

知っていますか?

7月9日、10日に行われる

夏の風物詩でもあるほおずき市。

 

そんなほおずき市について、ふと

「なぜほおずき市は2日間行われているのか」

と疑問に思ったことはありませんか?

 

また、ほおずき市には

どんな由来があるのか気になりますよね。

 

そこで今回は

  • 思わず手を合わせたくなるかも?!ほおずき市の由来を詳しくお話します!
  • 買ったほおずき、そのままにしてない?ほおずきをより楽しめる種の取り方

について紹介します。

 

ぜひチェックしてみてください。

 

思わず手を合わせたくなるかも?!ほおずき市の由来を詳しくお話します!

 

はじめにほおずき市の由来について紹介します。

 

ほおずき市は元々、愛宕神社の千日詣りの縁日で

ほおずきを薬草として販売していたことから始まりました。

 

お参りなどによって人がたくさん集まる所に

市が立つのは当たり前のことだったため

ほおずき市も行われていました。

 

当時は、ほおずきを煎じて飲むと

子どものかんの虫や

大人の原因が分からない内臓疾患に効くとされ、

ほおずき市で販売されているほおずきを

お土産として持って帰る人が多かったそうです。

 

そんなほおずき市ですが、

なぜ7月9日と10日の2日間行われるのか。

 

それは観音信仰と関連しているからです。

 

昔から縁日は仏様と特別なご縁がある日で、

この日に参拝すると大きな功徳があるとされてきましたが、

室町時代以降になると毎月1回

功徳日という縁日が設けられるようになりました。

 

功徳日に参拝すると何百日、何千日分もの

お参りに値するといわれており、なかでも

7月10日は4万6千日分ものお参りに値するといわれていました。

 

そして、江戸時代ごろになると

7月10日の功徳日にお参りすると

大きなご利益があるということで

多くの方がその日にお参りするようになりました。

 

そんななか7月9日の時点でお参りする人が増え、

7月9日と10日の2日間が

4万6千日の縁日とみなされるように。

 

そのため、ほおずき市も

4万6千日の縁日に合わせて、7月9日と10日の

2日間行われるようになったといわれています。

 

愛宕神社で行われていたほおずき市は

千日詣りと4万6千日のお参りが

同じような意味を持っていたことから

やがて浅草寺でも行われるようになり、

その他のお寺でも行われるようになりました。

 

ほおずき市といえば

浅草寺の市をイメージする方が多いですが、

実は浅草寺だけではなく

都内の様々なお寺で行われています。

 

 

買ったほおずき、そのままにしてない?ほおずきをより楽しめる種の取り方

 

続いてほおずきの種の取り方について紹介します。

 

ほおずき市で買ったほおずきは

鑑賞用として自宅にそのまま飾っていませんか?

 

ほおずきは実の中にある種を取り出して

1から育てることができます。

 

種の取り出し方はいたってシンプル。

 

ほおずきの実にナイフを入れて

果肉が付かないように種を取り出します。

 

水の中で種を取り出すと果肉と種を簡単に分けられ、

果肉による種のヌルヌルを

取り除くことができるのでおすすめです。

 

取り出した種はしっかり乾燥させましょう。

 

ほおずきは9月ごろになると赤く色づいて実が熟します。

種を取り出す時期は9月ごろが良いです。

種を取り出したら鉢植えや地植えで育てます。

 

地植えの場合は、ナスやピーマンなど

ナス科の植物を育てている場所は避けましょう。

連作障害が発生しないように注意することで

ほおずきを育てることができます。

 

ここで、初めてほおずきを育てる方にとって

疑問なのが土だと思います。

 

土は酸性やアルカリ性のものでなければ大丈夫なので、

中性~弱酸性になるようにしておくと良いでしょう。

 

ほおずきの種の発芽率は比較的高く

育て方に問題がなければ約3週間で発芽するので、

ぜひほおずきを1から育ててみましょう。

 

ほおずきを育てる際は、風通しがよく

日当たりの良い場所で育てるのが適しています。

 

乾燥するとほおずきはダメになってしまうので

土が乾いてきたり、

夏場に雨が降らない日が続いた時などは

しっかり水やりをしてあげましょう。

 

また、できるだけ毎日

こまめに葉っぱの裏などを観察して

害虫がいないかチェックしてください。

 

特に4~10月の間は

カメムシやアブラムシなどがつきやすいので

注意しましょう。

 

このように買ったほおずきは

そのまま鑑賞用として保管しても楽しめますが、

種を取り出して1から育てると

よりほおずきを楽しむことができます。

 

ほおずきは初心者の方でも育てやすいので、

ぜひほおずきを育ててみてください。

 

まとめ

 

ほおずき市の由来、知ってた?!

家族に話したくなる驚きの由来とは?について紹介しました。

 

  • ほおずき市は元々薬草として
    愛宕神社で行われていた

 

  • ほおずきの種は水の中で
    果肉のヌメヌメを落としながら取り出せる

 

ほおずき市の由来は

縁日や愛宕神社が大きく関わっています。

 

ほおずき市といえば浅草寺ですが、実は

ほおずき市は都内の様々なお寺で行われています。

 

浅草寺のほおずき市では

多くの屋台が出店しているため、

まだほおずき市に行ったことがない方は

ぜひ一度訪れてみては。

 

また、ほおずき市で買ったほおずきは

種を取り出して、1から育てることもできるので

ぜひ参考にしてみてください。

 

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