ご出産おめでとうございます。
慣れない育児に奮闘していることと思います。
産後1か月は自分の身体を休める時期、
そして新生児のお世話に慣れる時期です。
少し新生児のお世話に慣れたら、今度は
お出かけにトライしてみましょう。
新生児のお出かけに最適な時期は
1か月健診が終わった後です。
そこで問題がなければ
少しずつお出かけしていってください。
長時間のお出かけや人が多い場所は
刺激が強いですので
最初は外気浴から始めるといいですよ。
新生児のお出かけは何ヶ月からがベスト?その理由は?
新生児のお出かけは何か月からがいいのでしょうか?
1か月健診が赤ちゃんにとって初めての
外出となることが多いと思います。
新生児と呼ばれるのは生後28日未満まで。
それまでは赤ちゃんの外出は控えてください。
なぜかというと新生児はまだ体の免疫が低く
病気にかかりやすいです。
なので、人が多い場所や、ちょっとした気温の差で
刺激をうけ、疲れて病気にかかったりすることがあります。
1か月健診までは、新生児のお世話になれる時間、
ママも体を休める時間、
赤ちゃんも外の世界に少しずつ慣れていく時間として
おうちの中でゆったりと過ごしましょう。
1か月健診になにも問題がなければ
すこしずつお出かけをはじめて大丈夫です。
けれど、まだ生まれて1か月。
絶対に赤ちゃんに無理はさせないようにしてください。
赤ちゃんは今まで、お腹の中で真っ暗闇の中
ママの心臓のおとを聞いて過ごしてきました。
赤ちゃんにとって
外の世界はたくさんの刺激であふれています。
明るい太陽、大きな音、人の話す声、
風の心地、におい、全てが
赤ちゃんにとって新鮮で刺激が強いものです。
最初の2~3週間は
数分の外気浴程度ですませてください。
慣れてきたら、ベビーカーでお散歩をしたり
スーパーに買い物に一緒に行ったりすることもいいですね。
気晴らしに長時間のドライブにいきたくなるかもしれませんが
新生児の首が据わるのは3ヶ月から4か月です。
頭が一番重いため、長時間チャイルドシートに寝かせておくことは
首に負担がかかります。
また、赤ちゃんの生活リズムを崩さないようにするためにも
長時間のお出かけはさけるようにしてくださいね。
春夏秋冬どれが良い?新生児のお出かけにピッタリの時期とは?
1か月健診が終わり、さあ、お出かけしようと思っても
季節は関係ない?真夏や真冬はどうしたらいいの?
それでもそとにだしていいの?と思うかも知れせん。
ちょうど1か月健診がおわったころ、
その季節にあたるようであれば
お出かけは見送った方がいいでしょう。
私たちは暑かったり寒かったりすると
汗をかいたりして自分で体温が調整できますが、
新生児はまだ、体温調節が自分でうまくできません。
暑い夏は、ただでさえ体温が上がるのに
抱っこひもなどをつかって抱っこをすると
さらにママとの体が密着して熱くなります。
それでも自分で訴えることはできないのです。
また、ベビーカーの場合は、地面から距離が近いため
さらに熱くなり、赤ちゃんは蒸しぶろ状態になります。
もしどうしても出かけたいというときは、
日中ではなく、夕方や朝方の
少し涼しい時間にするとよいでしょう。
外出時間もできるだけ短くするようにしてください。
母乳やミルクの水分補給は絶対にするようにしてくださいね。
新生児の肌はかなり敏感なので
紫外線による負担も気になりますね。
外に出す場合は、帽子や日焼け止めなどの対策や
冷却シートなどを上手に活用し
赤ちゃんに負担がないようにしましょう。
冬場は寒いのに加え、インフルエンザなどの
病気がはやりだす時期です。
新生児はまだ体温調節が苦手なので寒い中
長時間外に出すのは控えてください。
お正月に重なる時期は、初詣や三社参りにも
連れて行きたくなる気持ちはすごくよくわかります。
けれど、ぐっと我慢して真冬に連れ出すのは
少し我慢してください。
季節の変わり目や春、秋が一番外出に
適しているといわれています。
赤ちゃんの生まれた時期を見て、
いつお出かけをするか見極める必要がありますね。
まとめ
産後ずっと家にこもりっきりだと、どうしても
外に出たくなる気持ちはわかります。
基本的には1か月健診が終わり、
特に新生児に問題がないと言われれば
外出は可能になります。
最初は短時間の外気浴から初めて、
すこしずつ距離や時間を伸ばしていくといいですね。
また、お出かけする時期もとても大切になってきます。
真夏や真冬は赤ちゃんにとっても、負担が大きいため
できれば避けた方が無難でしょう。
もしお出かけする場合はいつも以上に
赤ちゃんの様子を細かく見てあげてください。
春先や、秋、季節の変わり目など、
比較的暖かい、もしくは涼しくなった時期が
最適だと思います。
生まれてきた赤ちゃんにたくさんの
きれいな景色を見せてあげたり
音を聞かせてあげたいですよね。
五感を刺激することはとても大切なことなので、
赤ちゃんの無理のない範囲で
お出かけを楽しめたらいいですね。