月の字の意味を深く知りたい!子どもの名前に付けるのは良くないの?

雑学・豆知識
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「月」という字が入った名前は

人気がありますね。

 

しかし、月には夜のイメージもあるので、

子供の名前にはあまり向いていないと

感じる人も少数ながらいるようです。

 

名前に付ける場合は、月の字には

「優しい」「包容力がある」「輝き」

「美しい」「幸せ」といった意味があるので、

良い意味で子供の名前に使うことができますよ。

 

そもそもの「月」の意味を知ろう!漢字を読み解くとわかるその意味とは?

 

「月」という漢字は三日月をかたどった

図形からできた象形文字です。

 

月は太陽とセットで考えられることが多いので、

丸い太陽と区別するため、

満月ではなく三日月の形を元に表現されています。

 

太陽のような強い光ではありませんが、

月は神秘的に輝き、奥ゆかしさが感じられます。

 

そこから、月という字には

「輝き」「神秘性」「美しさ」や、

「古風」や「日本的」な雰囲気を感じる人が多いです。

 

また、辞書的には「月」という漢字には

主に2つの意味があります。

 

1つ目は天体の月、

2つ目は1か月の時間を表す月です。

 

他にも月曜日の月、月経など生理を表す月、

10か月の妊娠期間を表す月といった使い方もされます。

これらも大きく分けると時間を表す月の使い方ですね。

 

また、部首として月偏がつく漢字は、

時間に関係する意味を持つことが多いです。

 

月は約29.5日周期で地球の回りを公転し、

満ち欠けを繰り返しています。

そのため、月を見ることで

時間の流れを感じることができるので

時間を意味する表現にも使われています。

 

月という字の基本の意味は天体の月で、

時間を表す意味はそこから

派生しているということですね。

 

一般的にも、月という字のイメージは

時間に関するものよりも、

天体の月から来るイメージとなっています。

 

赤ちゃんの名づけには使わないほうがいい?月を使う意味・名前に限るとこうなる!

 

月を人の名前に使う場合は、

「優しい」「包容力がある」「輝き」

「美しい」「幸せ」といった意味を表したり、

願いを込めたりしている場合が多いです。

 

赤ちゃんの名づけに月の字を入れる場合に、

込められている願いをご紹介します。

 

月の光の様に優しく穏やかな子に

 

太陽の強烈な光に比べて、

月の光は柔らかいことから、

優しく穏やかなイメージにつながっています。

 

月と夜空の境目が月の光でグラデーションに

なっているように、周囲の人や環境と

上手く調和する様子が想像できますね。

 

月の様に周囲を照らす明るい子に

 

月は夜の暗いイメージを持たれている一方で、

夜空を照らす存在なので

明るいイメージも持たれています。

 

着眼点の違いで、正反対のイメージがある

というのは面白いですね。

 

また、月の光が夜道を照らしてくれるので、

子供が明るい道を進めるように、

と願って名前に付ける人もいますよ。

 

月の様に輝く子に

 

太陽の光を反射して月が輝く様子は、

一般的にとても好意的に捉えられています。

 

月には青っぽいひんやりした輝きや、

黄色い柔らかそうな輝きなど、

様々な輝き方があります。

 

月の付く名前の子も、

様々な活躍をしてくれそうですね。

 

月の様に女性らしい子に

 

太陽と月を対比させて考えた時に、

太陽は男性的で、月は女性的という

イメージもあります。

 

太陽は力強さやエネルギーの大きさから

男性的というイメージに結びつきやすいですね。

 

それに対比して、月は儚さや美しさから

女性的というイメージになりやすいです。

 

月の様に綺麗な子に

 

時代を問わず、月は美しいと考えられてきました。

「月の色人(つきのいろびと)」と言って、

月の美しさを美人にたとえる言葉があったり、

現在でも「中秋の名月」と言ったりしますね。

 

このように美しい月を名前に付けることで、

その子も美しい人になってほしい

という願いが込められています。

 

月の様に神秘的な魅力のある子に

 

月は新月から徐々に満ちて満月になり、

また新月になって消えてしまったりと、

神秘的な面があります。

 

また、月にはうさぎが住んでいる

という伝説もありますね。

 

そして、月には美しさもあります。

神秘的で美しい月に魅了される人は多く、

子供の名前にも好んで使われる傾向があります。

 

幸せの多い人生になるように

 

月の明るく輝く様子や、

月が持つ良いイメージから、

幸福を祈って月の字を入れる場合もあります。

 

いずれの場合も、月を含む名前には

前向きな意味がこめられ、

良いイメージを持たれることが多いです。

 

ただし、名前に限らずに月単体で考えると

「夜」「暗い」「冷たい」というイメージもあります。

 

その印象から、月という字を名前に使うことを

あまり良く思わない人も中にはいるという事は

知っておくと良いでしょう。

 

あなたの子供の名づけに月を使った場合は、

どういった想いを込めて使っているのかを

伝えてあげると良いですよ。

 

また月という字は、一緒に使う字によっても

雰囲気が変わるという特徴もあります。

 

例えば「美月(みずき)」は可愛い雰囲気ですが、

「結月(ゆづき)」だと大人っぽい感じになりますね。

 

また、月という字を名前に使うと

古風な印象になる場合が多いというのも特徴です。

 

様々な雰囲気の名前に入れられるので、

使い勝手の良い字です。

 

また、当て字にして、月を意味する

ラテン語のルナという読み方を使った

「月瑠(るな)」や「月雫(るな)」

という名前も増えているようです。

 

まとめ

 

個人的には、月という字には

良いイメージしか持っていなかったので

悪いイメージを持つ人がいるというのは

意外でした。

 

現在では月の字がつく名前は一般的で、

名前に含まれていても

マイナスのイメージを持つ人は少ないようです。

 

最近ではもっと個性的な名前が増えたことも

月の字のマイナスイメージが減った

理由の1つかもしれません。

 

月の字は素敵な願いを込めた使い方が色々あるので

子供の名づけには、月を付けた名前も

考えてみてくださいね。

 

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