コレってまさかぎっくり腰!?どんな症状を引き起こす?

美容・健康
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「昨日、ぎっくり腰になっちゃって・・・。」

よく聞きますよね、このセリフ。

 

経験のある方にとっては、思い出したくもないあの激痛。

なったことがなくても、周囲の話を聞くかぎり、

かなり辛い状態なんだろうということは想像つきますよね。

 

歩くこともままならず、一週間くらいは

安静を強いられることになります。

トイレに行くのさえも、這いつくばって移動するような状態。

 

完全に治るまでには、2,3週間かかることも。

自然に治るとはいえ、

思うように動けない生活が続くのは大変なこと。

 

初めて発症したときには、

「なんで!?たいしたことしてないのに!」と、

驚くことでしょう。

 

大概、経験のある方の話では、

「顔を洗おうとしただけ」

「落ちたものをとろうとした」

「くしゃみした瞬間」

など、特別に無理な動きをしたわけではないようです。

 

ある日突然、不意に襲われる急性腰痛症。

これが、ぎっくり腰。恐ろしいですね。

 

ぎっくり腰になったらまず動けない!生活に支障も?

 

ぎっくり腰になったら、急激に腰に激痛が走り、

本当に動けません。

 

その場で固まり、立つことも、椅子に座ることも

困難になる場合があります。

 

安静にしようと思って、横になることは出来ても、

寝返りもうてないし、仰向けで寝ることも辛いでしょう。

 

この状態を想像しただけで、

普通の日常生活を送ることは厳しいとわかりますね。

 

最も痛みが激しい2,3日の間は、用事をするのは諦めて、

治療に専念した方がよさそうです。

 

治療は、基本的に安静と冷却。

 

「これは、きっとぎっくり腰だ!」と思った場合は、

何かにつかまったり、寄りかかったりして、

その急激な痛みがおさまるのを待ちます。

 

それから、横になれる場所まで移動しましょう。

横向きで寝て、身体を丸め、膝を抱えるような姿勢が

一番楽なようです。

 

ぎっくり腰は、腰を捻挫している状態。

炎症が起きているため、冷やさなければなりません。

2、3日は冷却することを覚えておいてください。

 

お風呂に入って、腰をあたためるのは逆効果です。

多少動けるようであれば、

さっとシャワーを浴びる程度にしておきましょう。

 

痛みのピークが過ぎた3,4日目ころからは、

ゆっくりと身体を動かすようにしましょう。

 

あまりじっと安静にしていることも、

筋肉の衰えにつながり、回復を遅らせる原因になります。

 

この頃になっても、痛みが軽減していなければ、

病院へ行くことをおすすめします。

 

1週間ほど経つと、ようやく

普通の日常生活ができるようになってきます。

しかし、ここで気を緩めては、再発することもあるので、

腰に負担をかけない生活をしなければいけません。

 

負担をかけないためには、

・起き上がるときには、手をついて。

・床の物をとるときは、腰を折るのではなく、膝を曲げる。

・靴はクッション性のある中敷きを入れて履く。

・椅子に座るときは、背もたれに腰がつくほど、深く座る。

・急に腰を伸ばしたり、捻ったりという動作をしない。

といったことが挙げられます。

 

注意して欲しいのは、ぎっくり腰だと思い込んでいても、

違う場合があるということ。

 

初期の段階でも、下半身のしびれや感覚障害などが

あるときは、他の病気であることが考えられるため、

病院へ行きましょう。

 

ぎっくり腰の仕組みは?なぜ動けなくなるの?

 

ぎっくり腰は、なぜ起こるのか?

 

突然やってくる激痛といいましたが、

実は突然やってきたわけではないのです。

 

なるべくしてなった、ぎっくり腰といえます。

 

なぜなら・・・

日頃の姿勢が大いに関係あるからです。

 

姿勢が悪く、いつも猫背でいると、

身体全体を支えている腰には、

大きな負担がかかっていることでしょう。

 

また、長時間同じ姿勢でいることも、

腰回りの筋肉が固まってしまいます。

 

柔らかすぎるマットレスで寝ることも、

腰に負担をかけます。

 

こうして、日々の生活の中で、知らず知らずの間に、

腰全体に疲労が溜まっていく。

 

ある日突然、その疲労が許容範囲を超え、

何気ない動作をきっかけに、ぎっくり腰になるのです。

 

その他の原因としては、

・肥満または急激な体重増加

・加齢と運動不足に伴う筋力低下や筋肉の柔軟性の低下

・運動しすぎることによる筋肉疲労

などです。

 

日頃から適度な運動をし、体重増加には気をつけること、

そして、自分の姿勢を見直してみることも大切ですね。

 

ぎっくり腰を予防する、簡単ストレッチ動画を紹介します。

 

「これだけ?!」といいたくなりますが、

これだけで予防できるならお得感あり!

 

こちらのサイト、参考にしてくださいね。

最強なギックリ腰予防ストレッチ!! | ぎっくり腰・腰痛専門の整体院|スマイルLABO

 

まとめ

 

ぎっくり腰は、若くても、日常的に運動していても、

なる可能性があります。

「私は腰痛には無縁よ!」と油断してはいられません。

 

一度ぎっくり腰になると、癖になる人も多くいます。

なぜ繰り返してしまうのでしょう?

 

それは、根本の骨のゆがみや姿勢を治していないから。

 

普段から、腰に負担をかけない姿勢や動作を身につけて、

「いつかぎっくり腰になるかも」

「またあの痛みに悩まされるのでは?」という、

不安な日々から抜け出しましょう。

 

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