希望や友情の意味を持つきれいな紫の石、トルマリンは
10月の誕生石です。
10月生まれの方なら、このトルマリンをあしらった
アクセサリーを一つは所有されているのでは
ないでしょうか。
誕生石であるトルマリンのアクセサリーはもっているけれど、
その意味をよく知らないという人も多いでしょう。
そんな方のために、ここでは10月の誕生石トルマリンの
もつ意味やきれいな紫の石トルマリンの原石の画像を
ご紹介しますね。
10月生まれの方で、誕生石トルマリンの意味や効果、
そして、どんな石なのか興味のある方、必見です!
トルマリンってどんな石?誕生石だけど知らなかったその意味を詳しく解説!
ひとくちにトルマリンといっても
そのカラーバリエーションはかなり豊富です。
一般的によく知られているトルマリンは
ブラックトルマリンという黒い石で、
見かけはまるで石炭を思わせるカラーをしています。
そのほかにも、トルマリンにはピンクやグリーン、
レッドやブルー、無色透明なものなど
さまざまなカラーの石が存在します。
トルマリンには、ひとつの石でピンクや緑色の
層にわかれているなど2色性という特徴があります。
上下で2色に分かれているものもあれば、
外側が緑色で内側がピンクなど外と内で
2色に分かれている石も存在します。
外側が緑色で内側が赤色を連想させる
ピンクのトルマリンは、スイカのようなので別名
ウォーターメロントルマリンとも呼ばれています。
トルマリンは、和名だと電気石と呼ばれるように
石の両端にプラスとマイナスの電極をもっています。
さらに、トルマリンは温めることによって
静電気を帯びる特性があり、
古くから様々な民族の間で、儀式や病気の治癒に
用いられてきた歴史があります。
王朝時代の中国では、玉は常に権力を象徴するものでした。
そう、中国では玉は権力とパワー、そして財力の象徴であり
権力者の力そのものを表していたのです。
清朝末期の権力者であった西太后は、
10月の誕生石であるトルマリンをこよなく
愛していました。
そして、1902年から本人が死去する6年後の1908年まで
アメリカのサンディエゴにあるヒマラヤマインから
ティファニー社の鑑別を経て
毎年のように数10トンものトルマリンを
輸入していたのです。
その輸入したトルマリンの量は
累計で120トンにもおよんだとのこと。
そんな中国の絶対的権力者をも虜にするトルマリンは、
健康増進作用や電磁波を防ぐ効果、
さらに、金運&人望UPの効果を発揮すると喧伝される
現在人気のパワーストーンとなっています。
さらに、トルマリンは希望や安楽、
潔白や忍耐、無邪気、友情などの意味を
持ち合わせています。
トルマリンの両極にはプラスとマイナスが帯電しているので、
摩擦するとマイナスイオンを発生すると言われています。
このトルマリンの発生するマイナスイオンは、
水や空気を浄化し心身のストレスやイライラを
和らげ、集中力をUPさせる効果が期待できます。
さらに、トルマリンは思いやりの心を育んだり、
心身&環境を浄化し、活力と勇気を与えたり、
エネルギーを活性化させる効果や
他人の感情に巻き込まれないようにするパワーも
期待できるのです。
トルマリンの原石って見たことある?画像で知る美しさとトルマリンの雑学!
実は、トルマリンは発見されたのが
そんなに古くない宝石です。
18世紀にセイロン島で最初に掘り出され
ヨーロッパで紹介されたのがその始まりと言われています。
トルマリンは上記でご紹介しましたように
無色透明や黒色、ピンクなど様々なカラーをもっており
さらに、比較的リーズナブルであったため
最初のうちはほかの宝石のイミテーションとして
使用されていました。
トルマリンという石の名は
石が見つかったセイロン島の言語であるシンハラ語の
「トルマリ」がその由来となっています。
この「トルマリ」という言葉は黄色いジルコンを
意味するのですが、ジルコンの主成分である
ジルコニウムはトルマリンには含まれていないため、
トルマリンの語源の由来はいまだはっきりしていないのが実情です。
トルマリンの特徴はなんといってもカラーが多彩という点です。
無色透明や白色、ルビーの赤色、サファイアの青色、
緑色、ピンク色、橙色、紫いろ、黄金色、水色、黒色、
黄色などたくさんの色があります。
あまりにたくさんのカラーの石があるので、
トルマリンはすべてのカラーが存在するといわれるほどなのです。
そんなトルマリンの原石の画像を少しご紹介しますね。
この画像を見ると、ひとくちにトルマリンといっても
本当にさまざまな色が存在することがわかりますね。
そして、どれもとってもきれいです。
トルマリンは擦ったり熱を与えたりすると
微弱な電圧が発生します。
それが、トルマリンをもつ人に
癒しとリラックス効果を与えると言われています。
まとめ
10月の誕生石であるトルマリンは、
発見されたのはそう古くないパワーストーンですが、
清朝時代の中国の権力者であった西太后も
夢中にさせた魅力ある宝石です。
さらに、トルマリンは両端にプラスとマイナスの
電極をもち、擦ったり温めたりすると
微弱な電圧が発生し、その電圧が
人々に癒しとリラックス効果を与えるとも言われています。
そんな、魅力あるパワーストーンである
10月の誕生石トルマリンを
10月が誕生日の人はもちろん、
そうでない人もぜひ、アクセサリーとして
普段身に着けてみてはいかがでしょうか。