立山登山は混雑する?混雑対策を万全にして楽しい登山に出掛けたい!

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雄山、大汝山、富士の折立の3つを指す

立山の登山は登山家だけでなく、

家族連れなどにも人気が高いです。

 

日本最古の山小屋もあり、

日本唯一のトンネルトロリーバスを目当てに

訪れる乗り物好きもいます。

 

立山登山では交通手段が限られるので

どうしてもケーブルカーなどが混んでしまいます。

 

混雑を避けるには、1泊して日帰り客が多い

朝発・夕方帰りの時間帯を避けるか、

混雑を予想しておき、立山ケーブルカーを

Webで予約しておくのがおすすめです。

 

立山登山が混雑する時期はいつ?自分にできる混雑対策を万全にしたい!

 

立山は1泊2日か日帰りでも登山ができるので、

週末は混み合います。

また、ゴールデンウィークなどの連休や、

雪の大谷と呼ばれる雪の道に入れるようになった

直後の4月中旬頃も特に混雑します。

 

雪の大谷というのは、

積もった雪を掘って作った500m程の道で、

道の両側を雪の壁に挟まれたようになります。

 

立山黒部アルペンルートがすべてオープンした後の

4月中旬頃から6月中旬頃まで開催される

季節限定のイベントで、

雪の中の道を歩くことができます。

 

雪の壁は作られた最初の頃には

20mもの高さなので、迫力がありますね。

登山口のある室堂に作られます。

これが見られる事もあり、

ゴールデンウィークは特に混雑します。

 

立山黒部アルペンルートは、立山連峰と

黒部ダムのある黒部湖、後立山連峰を通る

登山家に人気の山岳ルートです。

 

富山側の立山駅から長野側の扇沢駅までの

ルートですが、どちらからでも通り抜けられます。

 

ここは環境保護の為に、

マイカーは乗り入れができず、バスや

ケーブルカーなどを乗り継いでいく必要があります。

 

その為、一度に乗れる人数が限られる

立山ケーブルカーや立山ロープウェイなどが

どうしても混んでしまうのです。

 

移動手段は富山から長野に向かう順に、

立山ケーブルカー、立山高原バス、

立山トンネルトロリーバス、立山ロープウェイ、

黒部ケーブルカー、関電トンネル電気バスの6つです。

 

立山ケーブルカー(立山~美女平)

 

立山ケーブルカーは立山アルペンルートで

特に混雑する移動手段の一つです。

富山側から入る場合の入り口になるので、

1日でアルペンルートを抜ける予定の人は

朝早く利用する場合が多いです。

 

立山ケーブルカーの立山発の始発は、4月前半と11月は

8時頃で約40分おきに運行しています。

4月後半から10月頃までは7時頃で、

約20分おきの運行と便数が多くなります。

 

4月後半からは人も多くはなりますが、

便数が増える分、少しだけ混雑が緩和されます。

 

なお、12月から3月の冬の時期は閉鎖になるので、

立山ケーブルカーは運行していません。

 

運行開始から徐々に混み始めて、

9~10時頃に一気に混雑します。

その後、お昼過ぎの13時ごろまではやや混雑が続き、

午後は徐々に空いていきます。

 

土日や祝日は特に混みあい、午前中の待ち時間は

30分から1時間以上になる場合もあります。

 

午前の便だけはWebで予約ができるので、

午前中に乗るなら事前に予約しておくのが良いでしょう。

 

または、1泊する場合で日程に余裕があるなら、

お昼前後から午後あたりの

混雑が収まってきた時間を狙うのもありですね。

 

また、夕方以降は長野側からアルペンルートを

抜けてきた人や、戻ってきた人が多く、1時間前後

ケーブルカーを待つことになる場合も多いです。

 

日帰りの場合はこれを避けるのは難しいので、

待ち時間がある事を想定しておきましょう。

 

立山高原バス(美女平~室堂)

 

立山高原バスは、混んでいる時は臨時バスを

出してくれるので、あまり待つことはないでしょう。

途中下車して、人気の弥陀ヶ原に

立ち寄るのもおすすめです。

 

夕方頃は立山に向かう多くの人がバスを待つので、

待ち時間が発生する可能性が高いです。

 

立山トンネルトロリーバス(室堂~大観峰)

 

立山トンネルトロリーバスも混雑していると

臨時バスを出してくれるので、待ち時間は少なめです。

 

立山連峰の主峰、雄山の下を通る

立山トンネルを走るバスで、

日本ではここだけの珍しい乗り物です。

 

立山ロープウェイ(大観峰~黒部平)

 

立山ロープウェイは環境保護の為、

支柱が一本もない珍しいロープウェイです。

 

立山黒部アルペンルートの中でも

最も混雑しやすい移動手段です。

 

混んできても便数を増やすことができないので、

混雑は避けられません。

 

この前の立山トンネルトロリーバスに乗る時に、

ロープウェイの整理券が配られます。

この整理券順に、大観峰駅でロープウェイに

乗ることができます。

 

大観峰駅に観光するものはなく、

駅からも出られないので、

展望台や売店で待つことになります。

ただ、展望台からの景色は良いので、

あまりに長時間でなければ十分楽しめますよ。

 

室堂で観光してから移動する人が多いので、

お昼過ぎ頃が混みあう時間帯になります。

 

黒部ケーブルカー(黒部平~黒部ダム)

 

黒部ケーブルカーは、一度に大勢が乗れる訳では

ありませんが、便数があるので

あまり待ち時間はありません。

 

関電トンネル電気バス(黒部ダム~扇沢)

 

黒部ダムから扇沢の区間は、以前は

関電トンネルトロリーバスが走っていました。

 

しかし電気バスの性能が上がり、

充電がすぐにできるようになったので、2019年から

関電トンネル電気バスにリニューアルされました。

 

トロリーバスと同じ様にCO2を排出しないので

環境に優しく、ステップが低くなって、

車椅子用ステップが設置されるなど、

使いやすくなっています。

 

しかし、富山側から通り抜けてきた人と、

長野側から入って戻ってきた人がどちらも利用するので

特に夕方頃からは混雑します。

 

バスの本数は多いので、

待ち時間は少なく済むことが多いです。

 

日程の調整が可能なら土日や祝日、

連休を避けて平日に訪れるのがベストです。

 

1泊するなら、日帰りの人が多い朝の出発と

夕方帰りの時間帯を避けると良いでしょう。

 

また、立山ケーブルカーをWebで予約しておき、

ある程度は混雑にあたることを想定して、

余裕のある予定を立てて置くのがおすすめです。

 

立山黒部アルペンルートのHPで、

混雑予想も確認しておきましょう。

 

立山黒部アルペンルートHP 混雑予想カレンダー

混雑予想|立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルートの総合案内はこちら。

 

立山登山のついでに観光も楽しみたい!拠点にできるおすすめホテルはどこ?

 

立山登山の拠点は登山口がある室堂です。

室堂へは立山アルペンルートで向かうか、

富山駅から直通バスも出ています。

 

室堂のおすすめホテルは

室堂バスターミナルビル直結のホテル立山です。

 

標高2,450mとリゾートホテルとしては

日本で最も標高が高く、

「星にいちばん近いリゾート」と謳っているだけあって

星空がキレイに見えるのも評判です。

 

スターウォッチングや室堂平の散策、ご来光バス、

雷鳥ウォッチングなどのアクティビティもやっています。

 

ホテル立山について、詳しくは下記HPをご覧ください。

アルペンルートオフィシャルホテル|ホテル立山【公式】サイト
立山黒部アルペンルートのオフィシャルホテルである「ホテル立山」は、標高2450メートルに建つ、星にいちばん近いリゾートです。

 

まとめ

 

立山アルペンルートはいくつもの乗り物を

乗り継いでいかなければなりませんが、

それも含めて楽しめると良いですね。

 

その為には、事前にある程度は混むことを

想定しておいて、できるだけ混雑にあわないように

予定を立てたいですね。

 

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