推理小説漬けになりたいなら!おすすめのシリーズ12選をチェック!

雑学・豆知識
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読書って、あっという間に終わるように感じて、

結構時間が経っていたりしますよね。

どっぷりと読みたいのなら、

まとまった時間がある方が読みやすいのかもしれません。

 

そして、そんな時間ができた時に

おすすめなのは、推理小説です。

特にシリーズものだと、

同じ主人公や登場人物で、

たくさんの物語を楽しむことができます。

 

そこでここでは、

おすすめの推理小説シリーズをご紹介!

日本のものから海外のものまで、

人気作をいろいろと厳選してみました!

 

現代日本の推理小説で謎解きを満喫!おすすめシリーズ6選をチェック!

 

まずは、日本のおすすめシリーズです!

 

京極夏彦 百鬼夜行シリーズ

 

 

舞台は世界大戦中と戦後の日本。

妖怪自体は登場しませんが、

それに関連する怪奇事件を、

古本屋「京極堂」を営む中禅寺秋彦が、

「憑き物落とし」として解決していきます。

 

特に2作目である「魍魎の匣」は

アニメや映画にもなった人気作です。

 

森博嗣 S &Mシリーズ

 

 

理系ミステリィと称されており、

科学や工学がトリックなどに組み込まれています。

 

大学の建築学科生である西之園が

事件のきっかけを持ってきて、

幼い頃からの知り合いであり、

助教授である犀川が、事件を解決していく

ストーリー構成です。

 

1作目である「すべてがFになる」は

アニメ・ドラマ化もされました。

 

倉知淳 猫丸先輩シリーズ

 

 

小柄で童顔、年齢不詳で飄々としたアルバイター・

猫丸先輩を探偵役としたシリーズ。

 

長編が1冊と短編集が4冊のシリーズなので、

サラっと読みやすいところが魅力です。

 

最初は殺人も取り扱いますが、後半は

日常の謎を解き明かす展開も多く、

猫丸先輩のキャラクターも相まって、

ほのぼのと読むことができます。

 

東川篤哉 謎解きはディナーのあとでシリーズ

 

 

世界的な企業グループの令嬢でありながら、

新人刑事の宝生。

 

その執事・影山が、彼女から事件の内容を

聞いただけで解決していくという本格ミステリー。

 

「お嬢様の目は節穴でございますか?」など、

執事でありながら毒舌な影山のキャラクターが、

作品をユーモラスに色付けています。

ドラマや映画、舞台化もされています。

 

東野圭吾 加賀恭一郎シリーズ

 

 

刑事の加賀恭一郎を主人公にしたシリーズ。

彼は、東野圭吾の2作目である「卒業」で

大学生として初登場し、そこから別作品で

刑事として再登場、脇役に回ることもあります。

 

多数登場しており、その中で

加賀の過去も掘り下げられるので、

是非刊行順に読みたいシリーズです。

 

「新参者」のドラマ化をキッカケに、

「赤い指」「眠りの森」がスペシャルドラマ化、

「麒麟の翼」が映画化されています。

 

青井夏海 助産婦探偵シリーズ

 

 

自宅出産専門の助産師・陽奈とコンビの聡子さんが、

各家庭の出産にまつわるトラブルに遭遇し、

伝説の助産師・明楽先生と共に、解決していく物語。

 

人が死ぬことではなく、人が生まれることで

起こるミステリーはとても新鮮です。

 

暗い展開があっても、読後には

暖かくほっこりとした気持ちになれる

謎解きを楽しめます。

 

世界の推理小説も楽しんじゃおう!?おすすめの海外推理小説シリーズ6選!

 

さて、続いては海外のシリーズです!

 

アーサー・コナン・ドイル シャーロック・ホームズシリーズ

 

 

世界一有名な推理小説と言っても

過言ではないのではでしょうか。

 

探偵シャーロック・ホームズと、

友人で書き手のジョン・H・ワトスンの

コンビが事件を解決する物語です。

その作品数は60編にもなります。

 

短編集である「シャーロック・ホームズの冒険」、

「シャーロック・ホームズの思い出」が、

読みやすく、入り口としてオススメの作品です。

 

アガサクリスティ エルキュール・ポアロシリーズ

 

 

シャーロック・ホームズを紹介したのなら、

こちらも外せません。

 

綺麗好き、オシャレ、紳士な人柄、

登場人物の性格や心理から犯人を割り出す捜査術と、

今までの探偵のイメージをガラッと変えた、

エルキュール・ポアロです。

 

「オリエント急行殺人事件」と聞けば、

ピンと来る方も多いのではないでしょうか。

事件の起こる場所が独特なのも、

このシリーズの魅力の1つです。

 

ユッシ・エーズラ・オールスン 特捜部Qシリーズ

 

 

操作中に同僚が死傷し、精神的に疲弊した

カール・マーク警部補。

彼のために作られた部署・特捜部Q。

 

未解決の重大事件を扱うとしておきながら、

メンバーはカールと、アシスタントである

ハーフェズ・エル・アサドだけ。

 

日本で言うところの「相棒」と似た設定で、

人間臭い個性と警察小説の魅力を、

十二分に詰め込んだ作品です。

 

アーナルデュル・インドリダス 犯罪捜査官・エーレンデュルシリーズ

 

 

アイスランドを舞台にした、

失踪事件を得意とする犯罪捜査官の物語です。

 

主人公のエーレンデュエル自身も、

「家族」にトラウマを抱えており、

事件を通して、それに向き合っていきます。

 

派手なミステリーではないですが、

それ以上に、人間ドラマを繊細に、

重く仄暗い雰囲気で描いている作品です。

 

ジェフリー・ディーヴァ リンカーン・ライムシリーズ

 

 

四肢麻痺の元科学捜査官リンカーン・ライムと

元モデルの女性警察官アメリア・サックスが主人公。

 

指一本しか動かすことのできない彼の代わりに、

アメリアが事件現場を検証して、彼に伝えます。

頭脳担当と行動担当に分かれた捜査と、

そのコンビネーションが魅力です。

 

個性的な敵役や、登場人物達の関係の変化や

再登場もあり、シリーズものの醍醐味も楽しめます。

 

スティーグ・ラーソン ミレニアムシリーズ

 

 

三部作であり、一作目ではジャーナリスト・ミカエルと、

助手のリズベットが事件を調べ解決する物語。

 

二作目はリズベットを主人公に、その復讐劇を。

三作目はリズベットを、ミカエルと仲間達が

救おうとする物語。と、それぞれに

違った毛色を楽しめます。

 

また、この三部作は作者の死後に出版されており、

その後をラーゲルクランツが引き継ぎ、

さらに三作が出版されています。

 

まとめ

 

ここでは、日本と海外のおすすめの

推理小説シリーズをご紹介しました。

 

シリーズといっても、

三部作で終わるものから、

何十作と続いているものもあります。

 

お好みのものを選んでもいいですし、

時間に合わせて選んでも

面白いかもしれません。

 

是非、どっぷりと推理の世界に、

浸ってくださいね。

 

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