読書週間に読む本がない!小説のおすすめ作品を高校生向けにご紹介!

雑学・豆知識
この記事は約7分で読めます。

 

読者週間!

せっかくだから、沢山の本を

読みたいですよね!

 

友達よりも一冊でも多く読んで、

差をつけたいところです。

 

でも、普段本を読んでいないと、

何から読んでいいのか、

分からないですよね。

 

そこでここでは、読書週間に

おすすめの作品をご紹介!

賢く楽しく本を積み上げちゃいましょう!

 

国語の点数底上げに役立つ?!小説のおすすめ作品・古典作品5選をご紹介!

 

まずは古典作品を5つご紹介します。

めちゃくちゃ古典のものから、

古典とはいかないまでも、

いわゆる「昔の作品」も入れてみました。

 

どうせ読むなら、国語の点数も

上がりそうなやつにしちゃいましょう(笑)

楽しく読めれば、眠く感じる授業も

好きになるかもしれませんよ。

 

竹取物語

 

 

9世紀後半から10世紀前半に

成立したとされる、日本最古の物語。

「かぐや姫」と言えば誰でも分かるお話ですよね。

 

竹の中から生まれて翁に育てられた少女が、

たくさんの求婚者を退け、月へ帰る物語です。

 

こちらで紹介した本は、現代語訳だけでなく、

解説が豊富で分かりやすい内容となっています。

 

源氏物語

 

 

紫式部の長編恋愛物語です。

モッテモテの主人公・光源氏を通して、

恋愛だけでなく、平安時代の貴族社会が

描かれています。

 

三部構成となっており、一部と二部は光源氏が、

三部は光源氏の息子である薫が主人公です。

 

かなりの長編なので、気になったお話から

読んでみるのも良いかもしれません。

 

各章のストーリーを分かりやすく解説している

サイトがありましたので、ご紹介しておきます。

 

古典総合研究所(源氏物語)

http://www.genji.co.jp/ichiran/arasuji.html

 

こころ

 

 

「吾輩は猫である」、「坊ちゃん」と並ぶ

夏目漱石の名作です。

一部が教科書に載っていたりもしますね。

 

「私」が出会った「先生」との交流と、

その先生の過去が描かれています。

 

先生が過去に死に追いやったとする親友のK。

その罪に囚われた先生を通して、

明治時代の終わりが表現されています。

 

羅生門

 

 

「鼻」、「蜘蛛の糸」で知られる芥川龍之介の名作。

こちらも教科書に載っていたりします。

 

短編ですぐに読み終えられることも、

取っ掛かりやすい点です。

 

舞台は平安時代の京都。

職を失い困っている下人が、

羅生門の上で、死体から髪を抜き

カツラにしようとしている老婆と出会います。

 

生きるために変わっていく下人の心情の変化が、

自分を正当化して罪を犯す、

人間の業を描いています。

 

銀河鉄道の夜

 

 

宮沢賢治の名作。

この作品を元に、色々な派生作品も生まれています。

 

孤独な少年・ジョバンニが、

友人のカムパネルラと銀河鉄道を旅するお話です。

 

銀河鉄道の旅を通して見つける

「ほんとうのさいわい」の解釈は

読む人によって違いが出てくるところです。

 

実はこの作品、作者の死によって

未定稿のままなのです。

また、造語が多く不思議で幻想的な世界観です。

これらも、派生作品が多い理由かもしれません。

 

読書にハマるかも?小説のおすすめ作品・楽しく読める恋愛小説5選もご紹介!

 

さて、ここからは読書自体が

好きになれるかもしれない作品たちです。

 

憧れるけど、なかなか有り得ない、

楽しくも切ない恋愛小説のおすすめ5選です。

 

君に恋をするなんてありえないはずだった

 

 

地味系眼鏡男子・靖貴が、勉強合宿の夜に、

クラスメイトの派手系ギャル・恵麻が

困っているところを助けたところから始まる

すれ違いラブストーリー。

 

王道展開の連続でニヤニヤしながら読める

THE・青春恋愛小説。

 

お互いの心情が丁寧に表現されており、

リアルなキュンキュンが感じられます。

完結は続編があるのでそちらもチェック!

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

 

 

舞台は京都市。

美大に通う南山が通学電車の中で出会った

福寿に一目惚れをして声をかけます。

 

別れ際「また会える?」と聞いた南山に、

彼女は突然泣きながら抱きつきます。

 

交際を深めていく中、初めてのことがあるたびに、

涙を流す福寿。彼女は未来を知っている…?

福寿が抱える秘密と、二人の運命とは。

 

互いに20歳の男女の40日間の恋愛を描いた作品。

読後、タイトルを見て鳥肌が立ち、

必ず読み返したくなるはずです。

 

八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。

 

 

4年前、高校二年の夏に、

心臓の病気で亡くなった彼女・透子のことを

引きずっていた成吾。

 

ある日、交換日記に新しく透子の字で

「あなたは誰ですか?」と

書かれているのを見つけます。

 

死んだはずの透子と繋がった現在の自分。

どうにかして彼女を救えないかと、

過去を変えようとする物語。

 

過去と現在が交差しながら進んでいく

感動の王道青春ストーリーです。

 

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。

 

 

高校1年生のセイは両親の不仲に悩んでいました。

そんなある日、彼女は少年ハナに写真を撮られます。

 

優しく不思議な雰囲気を持つハナに惹かれたセイは、

毎日のように会ううちに、彼の記憶が1日しか

持たないことを知ります。

 

1日しか記憶の持たないハナと、

彼と会うときだけ全てを忘れられるセイ。

 

お互いの悩み、痛み、葛藤のなかで

待ち受ける切ない展開を、

詩のような文書が優しく綴っていきます。

 

夜は短し歩けよ乙女

 

 

有名なベストセラー小説。

京都を舞台に「黒髪の乙女」と、

彼女に想いをよせる恋愛に奥手な大学生「先輩」との

恋愛ファンタジーです。

 

登場するキャラクターが、どれも振り切っており、

ありえない不思議な世界を楽しませてくれます。

 

独特で癖のある表現、訳の分からない世界観を

受け入れられれば、クスクスと笑いながら

読めることでしょう。

 

まとめ

 

ここでは、読書週間におすすめの、

古典小説と読みやすい恋愛小説を

ご紹介しました!

 

古典小説も恋愛要素が含まれているものが多く、

昔も今も、気になるところは同じなんだなぁと

思いました。

 

読書って、始めるまでは億劫でも、

いざ一度初めてしまえば、

どんどんのめり込んでいったりします。

 

読書週間をきっかけに、

たくさんの本と触れ合い、

学生生活を、より豊かにしましょう!

 

タイトルとURLをコピーしました