ガーデニングをするなら、
ベースになる花壇にも
こだわりたいですね。
おしゃれなレンガの花壇は自分で
手作りすることもできますよ。
モルタルを接着剤にして
好きなようにレンガを並べて、
比較的簡単に作れます。
ガーデニングのステージを自分で作る!レンガで花壇を作る方法を詳細解説!
レンガで花壇を作れば、耐久性が高く、
水はけがよい花壇を安く作れますよ。
レンガは木材のように腐ることがないので、
耐久性が高く長持ちします。
また、小さな穴が無数に空いているので、
水はけがよく、適度な吸水性を保てて
ガーデニングに最適ですよ。
レンガの花壇作りは
プロに依頼することもできますが、
本格的な花壇を綺麗に作ってもらえる反面、
費用がかかってしまいます。
自分でも比較的簡単に作れて、安く済みますよ。
では、レンガで花壇を作る方法を解説していきます。
下準備をする
まずは花壇を作る場所や花壇の大きさ、
植える植物を決めます。
植物によって適した日当たりの良さが違い、
その場所の土がガーデニングに
適しているかどうかも確認する必要があります。
どこにどんな花壇を作るか決まったら、
そこにスコップなどで線をつけます。
寸法を決めているなら、それに合わせて
測っておきましょう。
レンガを置く場所に10cmくらいの深さの
穴を掘ります。レンガを置いてみて、
レンガの天辺が地面から3cmくらい
低くなっているのがベストです。
掘った穴に砂利などの砕石を3cmほどしき、
足で踏み固めて平らにします。
バケツなどの大きめの容器に水を入れて、
レンガを沈めておきます。
レンガの小さな穴から気泡が出なくなったら
水から出します。水に入れておくと、
接着剤になるモルタルの水分を吸収しにくくなり、
レンガとモルタルが固まりやすくなります。
モルタルを作る
砂とセメントを3:1の割合で混ぜて、
水を足してモルタルを作ります。
硬めのソフトクリームくらいになったらok。
水を入れ過ぎないように注意しましょう。
レンガを置くところにモルタルを敷きます。
2cmほどの高さで均一になるように敷きましょう。
モルタルは時間が経つと固まってしまうので、
レンガ2~3個分ずつモルタルを塗っては
レンガを並べていきます。
できればスピーディーに作業するのがよいですね。
ただ塗って30分以内ならブラシでこすって
水で流せるので、多少失敗しても修正できます。
レンガを並べる
水につけていたレンガをモルタルの上に並べます。
レンガとレンガの間は1~2cm空けましょう。
2つ目のレンガからは側面にモルタルを付けて、
隙間を埋めます。
並べたらレンガが水平になっているかも
確認しましょう。水平でなければ、
ハンマーの柄でたたいたり、下に敷いた
モルタルの量を調整したりして水平にします。
端の最後のレンガの大きさがあわなければ、
タガネで割って調整します。
並べ終わったら目地や隙間が
空いているところをセメントで埋めます。
レンガを積む
1段目のレンガを並べたら、2段目以降も
レンガを積んでいきます。
通常の花壇なら2~3段で十分ですよ。
下の段と互い違いになるように、
1段目の目地が2段目のレンガの
中央にくるように置きましょう。
2段目からは積んだらハンマーの柄でたたいて固めます。
仕上げ
はみ出たモルタルは乾かないうちに、
水で濡らしたブラシで落とします。
隙間があるところにはモルタルを追加して
埋めましょう。
うっすら残ったモルタルは乾燥すると
白くなって味が出ますが、汚いようで気になる
という人は水を掛けながらブラシで落としましょう。
できたら2~3日かけてモルタルを乾かします。
急激に乾くとひび割れする可能性があるので、
直射日光があたるようなら
ブルーシートをかけておくと安心ですよ。
作業工程はこちら↓のサイトも参考にしてください。

ガーデニングに適したレンガってどれ?花壇に使えるレンガ4選をチェック!
レンガにも色々なものがありますが、
花壇に使うのは、どのレンガを
選ぶのがよいのでしょうか?
初めてで心配であれば、まずは簡単に作れる
初心者向けのレンガから試してみるのも良いですよ。
作れそうなら、割れレンガや
アンティークレンガを使って
本格的な花壇作りにもチャレンジしてみましょう。
おすすめのレンガを4つご紹介します。
モルタル無しで簡単に作れるレンガ
モルタルの代わりにプラスチック製の目地板を
使うので、簡単に組み上げられます。
モルタルで固めないので、簡単に組み替えも
可能ですよ。
詳細はこちら↓からご覧くださいね。
型紙付きレンガ
原寸大の型紙とレンガのセットなので、
型紙の上にレンガを並べるだけで
簡単におしゃれな花壇が完成します。
型紙は水に溶ける素材で、自然に
やさしいので安心です。型紙の種類も豊富ですよ。
詳細はこちら↓からご覧くださいね。
手のひらサイズのかわいいレンガ
長方形ではなくほぼ正方形で小さいので、
曲線や円形を作りやすいレンガです。
また、小さくて軽いので女性や子どもにも
扱いやすくなっています。
タンブルと呼ばれるあえて角を欠けさせる
加工をすることで、アンティークで
優しい風合いを出しています。
詳細はこちら↓からご覧くださいね。
アンティークな割れレンガ
ビンテージ感溢れるレンガで、
色合いや割れ方が一つ一つ違うので
組み合わせ方を楽しめます。
こだわり派におすすめの
ちょっと上級者向けレンガです。
大きさが均等ではない分、
モルタルで目地を多めに作ると良いですよ。
詳細はこちら↓からご覧くださいね。
まとめ
オシャレなレンガも色々あるので、
作りたいお庭にあわせて選んで、
素敵な花壇を作りたいですね。
自分で作れば費用も安く、
後で組み換えもしやすいのでおすすめです。
まずは簡単に作れるものから始めて、
慣れてきたら、凝った花壇など
こだわりのガーデニングも楽しみましょう。