プランターでの花の栽培に挑戦!初心者向けの育て方をやさしく解説!

花・植物
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花を育てた経験があまりないと、

花の栽培は難しそうに感じますね。

 

プランターを使えば

初心者でも比較的簡単に

花を育てることができますよ。

 

プランターでの花の栽培は楽ちん?!初心者向けの育て方を1から解説します!

 

いきなり庭で花を育てようと思うと、

まとまったスペースを

どう使えばよいのかわからず、

世話も大変になってしまいます。

 

プランターならベランダなどの

ちょっとしたスペースでも花を育てられて、

手入れも少なく簡単に済みます。

 

プランターで花を育てる場合、

まずは花の苗、土、プランター、

肥料を用意しましょう。

 

園芸店やホームセンターでまとめて

購入できますよ。

 

花は栽培する時期や、配置する場所に

合わせて選びましょう。

 

花によって日光を好むかどうかも異なるので、

日当たりを好む植物なら日向に、

日陰を好む植物なら室内や

直射日光が当たらない場所で育てましょう。

 

土は草花用の培養土を購入するのがベスト。

自宅の庭の土や、畑の土でも

植えられない訳ではありませんが、

栄養の入った培養土を

新たに用意するのがおすすめです。

栄養満点で水はけの良い土が最適ですよ。

 

プランターも大きさが様々です。

 

栽培する花に対して、

プランターが大きすぎると

土が乾かず成長が遅れたり、

 

小さすぎると乾燥してしまったり、

株が大きく成長できなかったりする

恐れがあります。

 

育てたい花と置く場所を考慮して

大きさを選びましょう。

 

他に、スコップや軍手、ジョウロや

鉢底石、鉢底網などがあると良いですよ。

 

鉢底石はプランターの底に敷いておくと、

通気性が良くなり根腐れしにくくなります。

 

鉢底網はプランターの底の穴から

虫が入ったり、土がこぼれたりするのを

防止するための網です。

元々、底に網が付いているものなら不要です。

 

花を育てる時は、まずはプランターの底に

鉢底網をセットします。

その上に鉢底石を敷き詰めます。

 

鉢底石が多過ぎると

入れられる土が減ってしまうので、

鉢底石は底が隠れる程度の量でOK。

 

次に土を入れます。

上の縁から2~3cm残しておくと、

水をやった時に水がたまる分の空間ができますよ。

 

土の準備ができたら、

苗をそっと植え付けます。

購入した苗は出来るだけ早めに

プランターに移し替えた方が良いです。

 

購入時のポットに入れておくと

根詰まりを起こしやすい為です。

 

基本的には根はほぐさず、土も落とさずに

そのまま入れて問題ありません。

 

あまりにも根がまわっている場合は、

根を傷めないように

あくまで軽くほぐしましょう。

苗をいれたら、苗の周りに土を足します。

 

植えられたら水をあげてみて、

底から水が流れているか、

上から土が流れ出さないかを確認しましょう。

 

予め肥料が含まれた培養土ではなく、

栄養の入っていない土を使う場合は

植え付けた時に置き肥もしておきましょう。

苗1株につき5粒が目安で、

その後も1か月毎に定期的に肥料をやります。

 

毎日のお手入れ

 

毎日土の状態をチェックして、適時水やりをします。

基本的には土の表面が乾いたタイミングで、

プランターから溢れるくらいたっぷり

水をやりましょう。

土が乾いていなければ、無理に毎日水をやる

必要はありません。

水分が多過ぎると、かえって根腐れしてしまう

こともあるので注意しましょう。

 

また、植え付けてから2~3週間経つまでは、

新芽を切っておきましょう。

もったいないように思えますが、こうすると

どんどん新芽が出てきて、結果的には

枝も花も数が増えて、株が大きく豊かになります。

 

苗の端の芽が先に成長するので、そこを切って

養分が使われないようにすることで、

他の部分に養分がまわり、枝分かれが多くなって

花も増えるという仕組みです。

 

上から見た時にプランターからはみ出た部分を

カットして、全体の形を整えると良いですよ。

 

月に1回のお手入れ

 

また月1回程、花に肥料を与えましょう。

特に育ち盛りの花には栄養が必要です。

 

ただ、肥料をたくさんあげれば上げるほど

良いわけではありません。

肥料が多過ぎても、花が咲きにくくなってしまったり、

虫が付きやすくなってしまったりすることがあります。

肥料の記載を確認して、適量を使いましょう。

 

もし、肥料が含まれた培養土を使っているなら、

最初の1か月ほどは肥料をあげなくても

栄養がありますよ。

 

肥料には錠剤などの固形タイプと、

水に溶かして使う液体タイプがあります。

固形タイプは置くだけで簡単なので、

最初は固形タイプを使うのがおすすめですよ。

 

花が咲き終わったら

 

また、花がしおれてきてしまったら、

ハサミで切って取り除きましょう。

花びらはもちろんですが、花茎から切るのが

ポイントです。そのまま残しておくと、

病気やカビの原因になる可能性があります。

 

プランターで育てるならこの花がおすすめ!初心者にも扱いやすい花6選!

 

初心者はまずは花が枯れないように

育てるのが目標になりますね。

暑さや寒さに強い花や、お手入れがあまり

いらない花は初心者にも育てやすいですよ。

そんな初心者向けの花を6種類ご紹介します。

 

パンジー

 

色鮮やかな花で、街角で見かけることも多い花ですね。

種からも簡単に育てられて、日当たりさえ良ければ、

ほとんど手間がかからずに綺麗な花が

見られるので人気です。

 

パンジー、ビオラとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
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コスモス

 

コスモスは丈夫で、日光があれば肥料が

あまり無くても育ちます。秋の花ですが、

品種改良で夏に咲くコスモスもありますよ。

 

コスモスとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
コスモスの花は、ピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色が登場し、年々カラフルになっています。性質はいたって丈夫で、日当たりと風通しがよい場所であれば、あまり土質を選ばずに育ちます。日本の秋の風物詩となっているコスモスは、コスモス・ビピ...

 

ゼラニウム

 

特別な手入れが不要で、花の咲く期間が長いので

初心者でも育てた実感を得やすい花です。

甘い香りには虫が寄ってこない特徴があるので、

防虫効果もあります。

 

ゼラニウム(ゼラニューム)とは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
現在のペラルゴニウム属に分類される以前は、リンネによってゲラニウム属(Geranium)に分類されていたことから、その名残で今も「ゼラニウム」と呼ばれています。南アフリカ・ケープ地方原産のペラルゴニウム・ゾナレ(Pelargoniumzon...

 

アネモネ

 

アネモネは丈夫で、寒さに強く、夏の暑さにも

耐えられるので、植えっぱなしでも

毎年花が咲くと言われています。

水はけと日当たりが良ければ何年も持ちますよ。

 

アネモネとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
古くから人との関わりが深く、神話や伝説にも多く登場しているアネモネ。ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域の原生地から各地への伝播には、十字軍や巡礼者が関わっています。原生地では、比較的雨の多い冬に生育し、初夏に地上部が枯れると球根(塊根)に...

 

ガザニア

 

南アフリカ原産の鮮やかなオレンジ色の花で、

日当たりと水はけさえよければよく育ちます。

本来は日本の冬には枯れてしまいますが、

寒さに強い品種も開発されていますよ。

 

ガザニアとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
ガザニアは、勲章のように鮮やかな花を春から秋まで咲かせます。日光が当たると花が開き、夕方から夜や曇りの日は閉じる性質をもっています。鮮やかな色で光沢のある花弁は太陽に当たってキラキラと輝き、美しいものです。ガザニアは高温乾燥には強い一方、多...

 

インパチェンス

 

日のあたらない場所でも

色鮮やかな花をつけるので、

日当たりの悪い場所でも花を育てたい

という場合におすすめ。

 

湿気が好きな花なので、

葉が垂れて元気がなければ

日中に水をたっぷりあげましょう。

 

インパチェンスとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
インパチェンスは初夏から秋まで咲く春まき一年草です。北向きの玄関や日陰の花壇、ビルの間のスペースなど、日当たりの悪い場所でもよく育ちます。花は一重から半八重、八重咲きまであり、特に人気の高いのは「カリフォルニアローズ・フィエスタシリーズ」に...

 

まとめ

 

プランターで花を育てるなら、気軽に

ガーデニングを始めることができます。

 

私は幼い頃に水やりを忘れて、

花を枯らしてしまった経験がありますが、

丈夫で強い花を選べば

初心者でも育てやすそうですね。

 

広い庭がなくても、

都会のベランダでもできるので

お気に入りの花を探して

育ててみてはいかがでしょうか?

 

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