部屋にカビが生える・・・怖いですが、
キノコだって生えてくるってしっていましたか?
湿度が高い(湿気)と、
カビもキノコも生えるのです!!
冬の湿度の低い日に風邪をひきたくないと
加湿器を使う家が多いと思いますが、
その加湿器でさえもカビを生やす原因となります。
冬の加湿器でさえも、
カビが生えるのですから・・・
梅雨は本当に気をつけなければなりません。
カビは病気を呼んできますし、
食べ物も腐らせますし・・・良いことはありません。
なぜ、カビが生えるのでしょうか?
基本的な対策は?
カビが生える前に対策をしましょう!!
知らないと後悔する?!湿気がカビを生やすメカニズムと基本の対策を学ぼう!
まずはカビについて知ろう!!
カビは湿度によって、生えるカビの種類・色が違ってきます。
湿度90%以上が好きなカビ
・黒いカビ(くろかわカビ・すすカビ等)
お風呂場に良く生えるカビです。食品・衣類いも生えます。
・赤いカビ(あかカビ等)
野菜を育てる畑などに存在します。植物・汚水などです。
湿度80%以上が好きなカビ
・青いカビ(あおカビ等)
食品(おもち・みかんなどに良くみられます)などに生えます。ハウスダストなどに
もいます。
・黄土色カビ(こうじカビ等)
食品(パン・まんじゅう・穀物類などに良くみられます)などに生えます。ハウスダ
ストにもいます。
湿度65%以上が好きなカビ
・黄色、橙色カビ(かわきこうじカビ等)
食品(乾物、穀物類などに見られます)などに生えます。また、カメラのフィルムや
精密機器などに生えることもあります。
・あずき色(あずきいろカビ等)
食品の中でも、糖度の高いものに生えます(チョコレート、ようかん、カステラ、
干し柿など)
カビは黒をイメージがありますが、色々な種類で、生える場所によっても違うことが
分かりました。
お風呂場・みかん・食パンなど、良くカビを生やしてしまいます。
梅雨時期だけではなく・・・1年のどこでも生えてしまいますが、確かに梅雨時期は他
の季節よりも生えるスピードがあります。
日本の湿度変化は(東京)
1月から4月まえは平均湿度50%以下
5月から10月までは平均湿度60%以上
11月から12月までは平均湿度50%台
となっています。
梅雨時期はカビが生えるのに適している!?季節であることが分かります。
カビはなぜ生える?
カビが生えるのには条件があります。
- 酸素・・・人間は酸素が無いと、生きていくことができません。カビを生やさないためとはいっても、取り除くことはできません。
- 栄養分・・・人間には栄養でなくても、カビには栄養になるものがたくさんあります。畳・フィルム・洋服など、すべてカビが生えます。それを全て取り除くことは不可能といえます。
- 温度(20~30℃で生えやすい)・・・温度が無い・・・などとは考えられず、ありえません。これも、取り除くのは不可能といえます。
- 湿度・・・カビが好む湿度があります。これは工夫次第でどうにか対策が打てる条件です。
- 時間・・・カビが成長するための時間があります。これも工夫次第でどうにか対策が打てる条件です。
上記、5つがそろうことで、カビが生えてきます。
5つのうちの4(湿度)と5(時間)だけはどうにか対策が講じられそうです。
もともと、カビの胞子は目に見えず、定着したときにも目には見えません。
しかし、十分に成長したときに初めて、目に見えるようになります。(色が出てくる)
ということは・・・目に見えたときにはすでに、カビは成長し、次の胞子をだそうとしているとうことになります。
カビをみることの無い環境づくりが必要となります。
カビを防ぐための基本対策。
空気の通り道を作ってあげること。
湿気がこもり、空気の流れがとまるとカビがよりよく生えます。
扇風機などを使って、風の流れを作ることをする。
クローゼットなどに布団を入れるときは、床面と布団が接触した状態にならないように、すのこなどを引いてから、布団をしまう。すのこがあるだけで、空気の流れる道ができます。
色々な扉を開けておくこと。
締め切りになると湿気がこもります。扉を開けることで、湿気を逃がす手助けができます。
シンクの下・クローゼット・押入れなどの扉!
湿ったものはしまわないこと。
クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所に、湿ったものはしまわないことで、カビの生えるのを防ぐことができます。
布団などは、定期的に干すか、布団乾燥機にかけて、湿気をとることを心がけると良いと思います。
布団は寝汗などを吸っています。気をつけてましょう!
衣類などは一度干してから、しまうこと。
汗も、湿気になります。1日着ていたジャケットなどを脱いで、そのままクローゼットにしまうことはせずに、1度、干してからクローゼットにしまいましょう。
衣類は着ていたため、熱気も溜まっています。
熱気と湿気をしっかりと取り除いてから、しまって下さい。
小まめな掃除を心がけること。
大規模な掃除ではなくて、気づいたときに
ちょっと、軽めの掃除をすることです。
気合を入れると疲れるので・・・
カビの栄養になるものを除去するためにも
掃除は必要です。
今すぐにでも、出来ることだと思います。
これだけでも、かなりのカビを抑えること
できますよ。
シンクの下は本当に湿気が溜まります。
粉物(小麦粉・砂糖など)置いておくと、
固まってしまうことがあります。
それだけ、湿気があるということだと思います。
私は珪藻土というのを使って、
湿気を逃がしています。
珪藻土はバスマット、コースター、
砂糖や塩に入れるもの(湿気を取るのに)など
色々なものがあります。
砂糖などは固まることがないので、
すごいと思って使っています。
湿気の対策に重曹が使える?!身近なものを使いこなして対策を徹底しちゃおう!
重曹は良く、耳にすると思います。
掃除などによく使われていると思います。
その重曹は湿気の対策にも
とても役に立つことが分かっています。
では、
どのように重曹を使ったらよいのでしょうか?
重曹のほかには何か使えるものはないのでしょうか?
湿気対策に使えるもの
- 重曹
- 新聞紙
このようなものが湿気対策として、
使用することができます。
B5ぐらいに切った新聞紙に重曹を大さじ1いれて、
包んで、輪ゴムで止めます。
これを、下駄箱に入れたり、
靴の中に入れたりすると、
湿気もとれますが、消臭効果もあります。
この、新聞重曹はケースに入れて、
押入れ・シンクの下などに入れておいても、
湿気取りとして使用することが、出来ます。
固まってきたら、交換時期になります。
固まった重曹は掃除用のクレンザーとして、
利用できるので、一石二鳥ですよ。
マットやカーペットなどには重曹を振りかけて、
均等にしてから10分ほど置きます。
その後、掃除機で吸い取れば終わりです。
落ちきれないときは塗れた雑巾等で、軽く拭きます。
新聞紙を筒状に丸めて、輪ゴムで止めます。
家具と壁の間など、隙間においておくと、新聞紙が湿気を取ってくれます。
2~3ヶ月ぐらいで交換すると良いようです。
ゴミ箱の中に新聞を置きます。
ゴミ袋を入れる前にゴミ箱の底に新聞紙を引いて置き
ます。新聞紙が湿気をすってくれます。また、消臭効果もありますよ。
重曹は掃除にも使えて、あれば便利なものです。
100円ショップにも売っているので、
そんなに買うのにも辛くない金額ではないでしょうか?
まとめ
梅雨時期は本当に湿気に悩みます。
食べ物にカビが生えるのは怖くて仕方ないです。
なるべく、湿気をなくして、
カビが生えるのを防ぎたいと思います。
重曹も新聞紙も家で実行中です。
新聞紙は湿気が強いときなどは
窓の下に筒状に丸めたものを置いてあります。
結露もすってくれるので、役に立っています。