初めての赤ちゃんとの共同生活。
2~3時間まとめて眠ったかと思えば、
また起きておっぱいをのみ寝る。
こんなに1日、
眠ったままで大丈夫なの?
と心配になるかもしれません。
実は赤ちゃんにも
睡眠サイクルというものがあります。
この睡眠サイクルを理解するだけで、
ぐっと育児が楽になりますよ!
赤ちゃんにも大人と同じような睡眠障害がある!?寝付けない赤ちゃんは睡眠障害?
生まれたばかりの赤ちゃんは
なんだかずーっと眠っているような
イメージがないですか?
私は、初めての子供の時、
ずっと眠っている赤ちゃんをみて
何かの病気なんじゃないかと
すごく心配した記憶があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは
1日に16~18時間程度眠ります。
しかも大人みたいに
まとめて寝るわけではなく、
1回に寝るのは2~3時間程度。
細切れの睡眠を繰り返しているのです。
赤ちゃんは1日の流れの中で
40分の睡眠サイクルを繰り返します。
2~3時間まとめて寝て、
40分程度たてばまた寝る。
おっぱい、うんち、ねんね、
その繰り返しなのです。
赤ちゃんの睡眠は、
レム睡眠・ノンレム睡眠の
2つが関係しています。
レム睡眠は浅い眠りのことで、
ノンレム睡眠は深い眠りのことを
指しています。
大人の場合は、
浅いレム睡眠の割合が少ないのに対し、
赤ちゃんの睡眠は
レム睡眠が約半分をしめています。
眠りそのものが浅く、
小さな物音でもおきることがあります。
抱っこしていても、床に寝かせると
起きるのは眠りが浅いからなのですね。
また、赤ちゃんには
昼夜のリズムがないので、
お腹がすいたり、
おむつが気持ち悪かったりすると
すぐに起きたり、眠くても
眠れなかったりします。
赤ちゃんが寝つけないのは、
赤ちゃんの睡眠障害というより、
赤ちゃんの欲求が眠れない状況を
作っているのかもしれません。
赤ちゃんが泣いて起きだしたら、
おむつを見て、授乳をし、
またおむつを替えると大体40分たちます。
なので、そのタイミングで
寝かしつけのために抱っこしてあげると
よく眠ってくれるかもしれませんね。
赤ちゃんの睡眠には電気は消しておくべき?真っ暗のほうが良いいの?
赤ちゃんを寝かせる時、
あなたは電気はつけますか?
それとも消しますか?
ちなみに私は、赤ちゃんが
ちゃんと息をしているのかが
とっても不安で、
常に電気をつけていました。
本当に赤ちゃんのことが
心配だったのです。
常に電気をつけておくことの
メリットとしては
赤ちゃんの表情が確認できること
ではないでしょうか。
何かの拍子で、
布団を頭までかぶっていないか、
うつ伏せになっていないか、
自分が寝ている間に何かあるのでは、
と思うと、
最初は自分も怖くて
眠れなかった覚えがあります。
私は、常夜灯を常につけていました。
おむつを替える時、
ウンチをしていないか確かめる時も
常夜灯があるととっても便利でしたね。
けれど、常に電気をつけていることは
どうやら赤ちゃんの健康に
あまりよくないようです。
赤ちゃんには、一点が光っていると、
そこを見つめる
強制注視というものがあります。
確かに、子供が起きた時は、
そこをずっと見つめていました。
大人にとっても、
明るい環境の中で寝ることは
なかなか熟睡できませんし、
ゆっくり体が休まりませんよね。
赤ちゃんにとっても、
常に電気をつけておくことは
熟睡できないし、あまりよくないようです。
寝ている間に分泌される
成長ホルモンにも影響がでてくる
可能性があります。
親には赤ちゃんを観察するための
メリットがたくさんありますが
赤ちゃんのことを考えると、
寝るときは暗い環境がよさそうですね!
先ほども述べたように、
赤ちゃんには昼夜の区別がなく、
生活リズムが整っていません。
なので、新生児のころから、
外が明るくなったら、朝日をみせる、
暗くなったら電気を消して
寝る環境をつくる、という
昼夜の区別を教えておくと、
徐々に生活リズムがととのってきます。
昼夜の区別をつけるためにも、
外が暗くなると、赤ちゃんが寝る時間には
部屋を暗くする方がよさそうです。
出来れば真っ暗な環境がいいでしょう。
お腹の中の状態を思い出して、
ゆっくり寝てくれると思います。
寝る前30分程度は、
赤ちゃんにはテレビや携帯を見せたり
しないようにしましょう。
テレビや携帯の光は、
赤ちゃんにとって
とっても刺激が強いです。
赤ちゃんは、寝るときに
頭の中で情報を処理しているようです。
刺激の強い光の情報は、
処理しきれずに、
夜泣きの原因になったりしますので
注意しましょうね。
まとめ
赤ちゃんには40分ごとの睡眠周期があり、
それを踏まえたうえで
寝かせるようにすると比較的、
スムーズに眠ってくれるようです。
赤ちゃんがなかなか眠ってくれないのは
赤ちゃんの欲求が関わっていますので
一概に睡眠障害と結びつけることはできません。
赤ちゃんが、夜ぐっすり眠れるように
電気は消して環境を
整えてあげることが大切です。