12月のお花といえば、
クリスマスローズやポインセチア、
シクラメンなどを思い浮かべる方も多いでしょう。
クリスマスローズは
12月頃に咲き始めます。
ポインセチアやシクラメンは
12月にも咲いている花です。
咲き始めは10月や11月など
冬に入る前に咲き始めます。
どれも美しい花なので、
プレゼントにふさわしいですね。
しかし、花には花言葉があります。
プレゼントにするなら、花言葉まで
気にした方が無難かもしれません。
例えば、暖かな橙色が眩しいキンセンカ。
華やかな大ぶりな花で、
プレゼントにしても華やかでいい、
と思うでしょう。
しかし、その花言葉に
「悲嘆」や「失望」と言う
あまり良くない意味のものがあります。
そんな「失望」や「悲嘆」などの
花言葉を持つ花を送られた人は
どう思うでしょうか。
「花言葉なんて調べないよ」
と考えるかもしれませんが、
万が一、と言うこともあります。
失望、なんて花言葉の花をもらったら
「私は何か花を送ってくれた相手に悪いことをしてしまったのか」
と無意味に気を揉ませてしまうことになりますね。
せっかく相手を想う気持ちで
花を贈るのですから、
花言葉にも気を遣って
瑕疵のない贈り物をしたいですね。
ただ、同じ花でも素敵な花言葉があります。
例えたキンセンカにも
「変わらぬ愛」や「誠実」などの
良い意味の花言葉も持っています。
良い意味での花言葉を生かしたければ、
メッセージをつけて贈ると良いですね。
12月に見頃を迎える花はこれ!見た目も花言葉もいい意味を持つ花5選!
12月は寒い季節です。
種類は少なくなりますが、冬に咲く花もあります。
シンビジウム
洋蘭に分類されるシンビジウムは
たくさんの大ぶりな花を付ける華やかな花です。
花言葉は
「飾らない心」「素朴」「華やかな恋」
そして、「高貴な美人」。
お祝いごとにふさわしい、豪華な花束ができます。
12月から咲き始め、5月ごろまでが最盛期です。
ロウバイ
不思議な見た目の花を咲かせるロウバイは
甘い香りが楽しめる花です。
花の種類が少ない、冬の時期に
そっと黄色い花を咲かせます。
寒い冬に心にそっと寄り添ってくれるような
暖かな黄色い花の様子から
「慈愛」の花言葉付けられます。
花言葉「慈愛」「ゆかしさ」
ノースポール
真冬に咲かせる白い花。
愛らしくマーガレット に似た
ノースポールはキク科の花です。
姿形が小さく、初冬に
白い雪のような花を咲かせることから、
「冬の訪れ」を感じさせてくれる、
「冬の足音」と言う
詩的な花言葉もついています。
花言葉「誠実」「高潔」
ポインセチア
冬の花の代表格なポインセチアは、
クリスマスフラワーとも呼ばれ、
クリスマス時期には
鉢のポインセチアが多く流通しますね。
ポインセチアは赤い花を連想しますが、
白やピンクの花もあります。
どのポインセチアも
贈り物にふさわしい花言葉です。
花言葉「祝福」「幸運を祈る」「清純」
ユリオプスデージー
黄色のデイジーに似た
パッと目をひくユリオプスデージーも
12月に咲いている花です。
こんもりと丸くなる株、
たくさんの花が穏やかに咲く様子が
「円満」な様子に見えることから、
円満な関係と言う花言葉がつきました。
そのほかにも「明るい愛」など、
見た目にふさわしい
明るい花言葉を持っています。
花言葉「円満な関係」「明るい愛」
12月の誕生花って知ってた?誕生日ごとに誕生花があるって本当?!
12月の誕生花は赤い薔薇、
シクラメン、カトレアです。
花と女王と言われる赤い薔薇は、
恋人のプレゼントにぴったりですね。
花言葉も相応しく「情熱」「愛」
「あなたを愛しています」です。
誕生花は生まれた月日にちなんだ花です。
誕生日ごとに花が定められています。
自分の誕生花を調べてみても楽しいですね。
また、贈る人の誕生花を調べて贈るのも素敵ですね。
誕生花は
国や地域によって異なることがあります。
これは、誰が決めたか、
誕生花の概念や起源、それに伴う
伝承、風習などが異なるためです。
誕生花の由来は
ギリシア・ローマ時代にあります。
花や木々が神からのメッセージを
宿していると人々が信じており、
神と花や木を結び付けて暦に落としました。
また、花屋さんのイメージ戦略、と言う
ロマンのない根拠も出てきますので、
もし自分の誕生花が気に入らなければ、
勝手に好きな花を誕生花に指定しても
何にも問題はなさそうですよ。
基本的に誕生花はその時期に咲く花です。
自分の誕生花が気に入ったのなら
誕生日に自分へのプレゼントとして
その花を飾ってみてはいかがでしょうか?
素敵な気持ちになれますよ。
まとめ
冬の寒い時期である12月にも
花は力強く、可憐に咲いています。
花屋さんにも種類は少なくなりますが、
たくさんの花がその店先を飾っています。
花言葉は知っていて損はありません。
花に素敵な意味があると知ることで、
その花にも愛着が湧きます。
また、その花にその花言葉が付けられた
由来などを知ることで、その花に
愛着をさらに深く感じるようになります。
しかし、花言葉は全ての花についています。
いい意味も悪い意味もあります。
また、人の解釈はさまざまです。
考えすぎると、花を贈ることが
億劫になってしまいますね。
それならば、花言葉はあまり気にせずに、
ぜひ、花屋さんの店先に足を運んで、
自分のお気に入りの花々を選んでください。
もし、その花の花言葉が
贈り物に相応しくないのなら、
メッセージカードを添えて贈りましょう。
贈り物は気持ちです。
相手を想う気持ちが伝われば、
その贈り物は素敵なものになります。
素敵な花を選んで贈ってくださいね。