驚愕?!クリスマスソングの歌詞を和訳すると見える意外な意味とは?

クリスマス
この記事は約7分で読めます。

 

クリスマスソングの定番といえば、

マライヤキャリーのAll I Want for Christmas Is Youや

Wham!のLast Christmas、

ジョンレノンのHappy  Xmas

などが思い浮かびますね。

 

これらのクリスマスソング、

歌詞を意識したことはありますか?

 

英語での歌詞なので、

意味よりもリズムで覚えていて

歌詞の意味はあまり意識してませんよね。

 

日本語の歌詞なら、

「失恋の歌なんだな」とか

「幸せいっぱいな歌なんだな」と

なんとなく聞き流しながらも感じられますが、

洋楽はそうはいきませんよね。

 

ポップな曲調なのに

実はすごく暗い意味の歌だった

ということもありそうですね。

 

クリスマスに流れる定番の

クリスマスソングを和訳すると

どんな意味が見えてくるのか!

ちょっと興味がありませんか?

 

ポップスから、

子どもも楽しめる童謡まで

クリスマスの定番曲の

意味を探っていきましょう!

 

クリスマスソングの定番曲、訳したことある?歌詞を知ると歌い方も変わる?

 

カラオケでも盛り上がるのは、

マライヤキャリーの

AII Want for Christmas Is Youでしょうか。

 

邦題は恋人たちのクリスマスという

どこかときめくキラキラした

クリスマスソングです。

 

日本で付けられた邦題は

「恋人たちのクリスマス」ですが、

All I Want for Christmas Is Youを直訳すると、

「クリスマスに欲しいのはあなただけ」

という情熱的なタイトルになります。

 

ポップな曲調ですが、

歌詞も思った以上に情熱的です。

 

I just want you for me own More than you could ever Know という一説は

「あなただけの私が欲しいの。あなたが思っている以上によ」・・

とても熱い思いを歌っていますよね。

 

子どもの頃に欲しがっていたものは

全部いらないから、あなただけが

私のもとに訪れてくれれば良いという

なんとも積極的な歌詞なんですね。

 

片思い中の相手に向けて歌うには

ちょっと勇気が要ります。

飛び跳ねるようなメロディラインで

ノリやすい曲なのに、こんな意味があるんですね。

 

クリスマスには、Wham!の

Last Christmasもよく聞かれますね。

 

1984年にリリースされ、

日本でも世界でもクリスマスの定番になり、

全世界で数多くのアーティストにより

カバーされています。

 

2016年のクリスマスに、

この曲の作詞作曲者である

ジョージ・マイケル氏が亡くなったことも

衝撃的なニュースとして世界中を駆け回りました。

 

このLast Christmasは失恋の曲です。

クリスマスに失恋・・なんて切ないんでしょう!

 

Last Christmasは直訳すると

「去年のクリスマス」です。

最後のクリスマスではありません。

 

去年のクリスマスに

恋人に気持ちを捧げたのに、

クリスマスが明けると

恋人は自分を捨て去ってしまった、

ということを歌っています。

しかし、最後にはとても前向きになります。

 

去年のクリスマスは

心を受け取ってもらえなかったけれど、

今年、来年にはあなた以外の「特別」に

心を捧げるんだ、と締められています。

 

綺麗なメロディラインで

しっとりと歌い上げたい曲ですが、

あまりしっとり歌いすぎると

「未練たらたら」な曲になってしまいそうですね。

 

さらにジョンレノンのHappy  Xmas。

 

副題は「War Is Over」(戦争は終わった)。

平和主義者のジョンレノンらしく、

平和をテーマにした曲です。

 

浮かれたクリスマスの気持ちを

きゅっと引き締めるような歌ですよ。

 

Let’s hope it’s a good one.

Without any fear. War is over,

if you want it の歌詞に

ジョン・レノンの主義主張が込められています。

 

(良い年になるように祈ろう。

なんの恐れもない年になるように。

争いは終わるあなたがそれを望むなら。)

 

綺麗なメロディとシンプルな歌詞ながら

グッと心に訴える曲になるのは、

さすがジョンレノン、というところですね。

 

クリスマスソングの歌詞にはラテン語も出てくる?!知っておきたい意味とは?!

 

子どもの頃から聞いていた

クリスマスの曲もたくさんありますね。

 

「きよしこの夜」

「ジングルベル」

「サンタがママにキスした」

「サンタが街にやってくる」

 

など歌い継がれた曲に、

「あ、クリスマスだな」と

感じる人も多いでしょうね。

 

きよしこの夜は、

即興で作られた曲と知っていましたか?

 

オルガンが壊れてしまった教会で、

クリスマスのオルガン演奏の代わりにと、

牧師補とオルガニストが即興で作り、

歌ったのが始まりです。

 

この曲が作られた、小さな村には

この曲を記念した

「静かな夜の教会」建てられています。

 

きよしこの夜は

「静かで、輝く夜に羊飼が天使の歌をきき、

東方の賢者たちが贈り物を持って称えにくる。

今、救いの主イエス・キリストがここに」

という歌詞です。

 

クリスマスによく聞こえる

「荒野の果てに」は

原曲がフランス語です。

「天のみ使い」という曲も同じ曲です。

 

これはキリスト降誕を歌っています。

 

天使たちが、野の果てで歌い始めた。

喜びの美しい旋律が響き渡る、と歌います。

 

ラテン語の部分は最後の

Gloria,in excelsis Deo!の部分。

これは天使が歌った歌の

最初の部分と言われています。

 

Gloriaは栄光、 Deo!は神、excelsisは

高いところ、という意味ですので、

「高いところにおわす神の栄光を!」

的な感じなのでしょうね。

 

ラテン語は、カトリック 教会の

公用語としてヨーロッパに広がり、

祭祀宗教用語として使用されるようになりました。

 

現在ではあまり使われることがありませんが、

カトリックの総本山であるバチカンでは

公用語として用いられています。

 

クリスマスは、「Christ」「Mas」

=キリストのミサという意味です。

 

日本語ではキリストの誕生日とされていますが

実は、キリストが生まれた日はわかってはいません。

 

正しくは、キリストの降誕を祝う日で、

元々、古代ローマでの冬至のお祭りがあり、

これが転用されたのではないか、という一説があります。

 

クリスマスは、キリスト教での

大切な意味を持つ日です。

その日に、カトリックの公用語で

賛美歌を歌うことはとても

意味があることだとは思いませんか?

 

まとめ

 

クリスマスになると、

いろいろな媒体から流れる

クリスマスソング。

 

ついつい聞き流してしまいますが、

意味を知ると、

深く考えさせられたり、

自分の状況と重ねてしまったりと

興味深いですよね。

 

賛美歌の

「きよしこの夜」や

「荒野の果てに」

「もろびとこぞり」などは

クリスマスキャロルと言います。

 

クリスマスキャロルは、

クリスマスを祝う歌のことを指します。

イエス・キリストの誕生と

関係した内容の歌をこう呼ぶんだとか。

 

ただし、クリスマスソングと

クリスマスキャロルの

明確な区分はありません。

 

タイトルとURLをコピーしました