クリスマス、
サンタさんが枕元の靴下に
プレゼントを入れてくれる・・。
プレゼントを楽しみに靴下を用意した
記憶のある人も多いでしょう。
その時、疑問に感じませんでしたか?
プレゼントが入るくらいの靴下じゃなくていいの?と。
元々、靴下にプレゼントを入れるという風習は、
サンタクロースが生まれたと言われる
逸話に関係しています。
没落し、生活が苦しくなった商人が、
生活にいよいよ困窮し
娘を売る覚悟をしたその夜。
サンタクロースのモデルである
聖ニコラスがこの家族を助けるために、
煙突から金貨を投げ入れました。
投げ入れた金貨が
暖炉の横に干していた靴下に入り、
そのお金で娘は身売りすることなく、
良い縁に恵まれ結婚したという伝説から
靴下にプレゼントを入れるという風習が生まれました。
サンタクロースが子どもに
クリスマスプレゼントを配るのは
聖ニコラスが子どもの守護聖人だから。
食肉加工するために、7年間も
塩漬けにされていた7人の子どもを助け、
復活させた聖ニコラス。
この話から子どもの守護聖人とされています。
だから、本当は金貨が入るくらいの
大きさの靴下で十分なんです。
しかし、親ですもの、子どもに
ファンタジーを体験させてあげたいですよね。
大きな手作りの靴下の中に入った
クリスマスプレゼントを見たら、
子どもはきっと大喜びしてくれる!
そう、わかるからこそ
プレゼントの入る大きさの靴下を
用意したいですよね。
現在では
100均でも売られている大きな靴下ですが、
簡単に手軽に手作りできます。
お裁縫が苦手なブキッチョさんでも大丈夫!
ボンドで張り合わせたり、
毛糸でザックザク縫っていく方法で
簡単にできます。
生地もフェルトを使えば
面倒な切り端の処理も要りません。
何より、手作りだと
デザインも子どもに任せたり、
好きなようにデコることができるので
作る楽しみが味わえますね。
簡単な靴下のレシピをご紹介します!
あれば子どもが大喜び!?手作り靴下・クリスマス仕様の靴下の作り方を解説!
まずは材料を確認!
こちらは毛糸でザクザクと
縫い合わせるもののレシピです。
好きな色のフェルト。
クリスマスっぽく赤いものや緑のものが好ましいですね。
子どもに選んでもらってもOK。
好きな色の毛糸を用意。
フェルトが赤なら緑や白が
クリスマスっぽくていいですよ。
もちろんフェルトの色に合わせて、
お好きな色でOKです。
あとはお好きなデコパーツを用意。
ビーズをつけたり、
フェルトでアップリケをつけても可愛いですね。
こちらが毛糸で縫うタイプのレシピ動画。
銀糸で刺した雪の結晶がとても綺麗です。
靴下の折り返し部分は、
白いフェルトで飾ったり、
ファーを貼り付けても可愛い!
この他、
グルーガンで貼り合わせるレシピも簡単です。
ニットっぽい雰囲気にしたければ、
着古したセーター使って
作ってみるのもいいですね。
セーターの裾を靴下の入り口にすれば
それっぽくなります。
フェルトのように下処理なし、
というわけにはいきませんが、
クリスマスだけ保てばいいと割り切るなら
面倒な裾処理はしなくていいでしょう。
縫い代を1センチくらいとって
型紙に合わせて切って、縫い合わせれば
可愛いニットの靴下が完成です。
ニットだと、入り口が伸び縮みするので
大きめのプレゼントでも入りますね。
ちなみにクリスマスストッキングとは靴下のこと。
クリスマスストッキングは、
プレゼントを入れる大きな靴下のことを指します。
靴下でクリスマス気分が大盛り上がり?!手作り靴下の活用の方法も詳しく解説!
手作り靴下は
プレゼント入れだけに作るのはもったいない!
クリスマス気分を盛り上げる、
壁面飾りに用いたり、
ツリーのオーナメントにしてもいいですね。
壁面飾りにしたいなら、
大きな靴下であれば、
デコレーションに凝ってみましょう。
雪の結晶のモチーフを編んで縫い付けてみたり。
ビーズやボタンを縫い付けたり。
子どもと作るなら
カラフルな小さなボンボンを作って
ボンドで貼っても可愛いですね。
また、小さな靴下をいっぱい作って
紐で通して、壁に貼ってもいいですね。
アドベントカレンダーのように、
靴下に数字を振って、
その中に小さなお菓子を入れ、
クリスマスまでのカウントダウンを楽しむなど、
クリスマスに向けてのドキドキを満喫できますよ。
アドベントカレンダーは12月1日から24日まで。
11月からコツコツと用意するのも、
手芸好きさんはとっても楽しめそうですね。
アメリカではクリスマスストッキングは、
「小さなプレゼント」を入れるものなんです。
メインのプレゼントとは他に、
小さな靴下に入る小さな玩具やお菓子、文房具。
それらを入れたクリスマスストッキングを、
暖炉のそばや窓辺に吊るしておくのがアメリカ流。
本命のプレゼントは、
映画などで見たことはありませんか?
そう。クリスマスツリーの下に積み重ねられます。
イギリスでは、クリスマスストッキングには
サンタさんからのプレゼント。
クリスマスツリーの下には
大人からのプレゼントが積み重ねられます。
クリスマスストッキングは
クリスマスイブの夜にベットの下においたり、
暖炉の前に置くのがイギリスでの主流です。
フランスでは暖炉の前に、家族の名前を刺繍した
クリスマスソックスを吊るしておきます。
中にはサンタさんからの
ちょっとした贈り物が入っているんだとか。
また、家中にある靴をツリーの下に置く、
という風習もあります。も
ちろんプレゼントは靴の上におかれています。
どうしてそうなった、とツッコミたくなりますね。
まとめ
可愛いクリスマスストッキングは
簡単に手作りできる上に、
クリスマス気分を盛り上げてくれますね。
お子さんと一緒に作れるのも魅力の一つです。
デコレーションもフェルトなら簡単です。
ツリーの形に緑のフェルトを切って
アップリケを作ったり、
サンタさんの顔を作って貼り付けたり。
アイディア次第で
素敵なクリスマスグッズができますね。
できたクリスマスストッキングは窓辺に飾って、
クリスマス当日には小さなプレゼントを忍ばせておけば、
子どもたちもきっと喜んでくれますね!
暖かい笑顔で満たされるクリスマスをお過ごしください。