冬になったら子供たちには雪だるま作りを
経験させてあげたいですね。
雪だるま作りには一般的な雪玉を転がして作る方法の
他にも、ボウルを使った簡単な作り方や、
色付きの雪だるま作りの方法がありますよ。
また、もし雪が積もらなかった場合の
雪だるま製作についてもご紹介します。
雪だるま製作、どんな風に導入すればいい?本物が降った時に使いたい案4選!
基本の上手な雪だるま作り
まずは手のひらサイズの硬い雪玉を作ります。
その周りに雪をつけていって、大きくしていきましょう。
ただし、一直線に雪玉を転がすと、
偏って雪がついてしまい、綺麗な球状にならないので、
できるだけ色々な方向に転がすのがポイントです。
上下2つ分の雪玉を作ったら、下の雪玉の上部を
少し平らにして、そこに上の雪玉を置きます。
こうするとより安定感がでますよ。さらに、下の雪玉と
上の雪玉の隙間に雪を詰めて、しっかりと固定します。
最後に目や鼻、口をつければ完成です。
上手く雪だるまを作るコツは湿った雪で作ることです。
サラサラのパウダースノーは綺麗ですが、
くっつきにくいので雪玉を作りにくいです。
雪がサラサラだったら、霧吹きで湿らせてから
作ると良いですよ。
また、雪だるまを設置する場所に雪で
土台を作っておくと、より安定しやすいです。
しかも、地面の熱が伝わりにくくなるので、
溶けにくいというメリットもありますよ。
ボウルで小さな雪だるまを作る
子供でも簡単に雪だるまを作れる方法が、
ボウルを使ったやり方です。
調理器具のボウルに雪を詰めて、雪玉の半分を作ります。
これを2つくっつければ綺麗な雪玉ができますね。
雪玉を2個作って重ねれば、雪だるまの完成です。
できれば、上の雪玉と下の雪玉で、
大きさの少し違ったボウルがあるとベター。
小さな雪だるまをたくさん作って並べると
可愛らしいですよ。
雪の塊から削り出して作る
北海道の雪まつりのように、雪の塊を作って
削っていく方法です。
最初に雪を集めて大きな塊を作ります。
作りたい雪だるまの大きさにして、
しっかりと固めます。これをシャベルなどで
削って雪だるまの形にしていきます。
この方法だと全体が雪の塊なので、
上の雪玉が落ちてしまうことが少ないですよ。
また、雪玉を転がして大きくするには
ある程度の積雪が必要ですが、この方法では
転がさなくても作れるので、
雪が少ない時に活用できそうですね。
色付きの雪だるま作り
普通の雪だるま作りに飽きてしまったら、
雪に色を付ける方法もあります。
雪に食用色素の粉を振りかけて混ぜれば、
色雪のカラフルな雪が出来上がります。
青やピンク、黄色などの色鮮やかな
雪だるま作りが楽しめますね。
色素の粉を水に溶かして色水を作り、
その色水を筆で雪に塗れば、お絵かきもできます。
絵具でも代用はできますが、色付きの雪は
かき氷のようにも見えるので、子どもが誤って
食べてしまう可能性があります。
その点では食用色素の方が安全ですね。
雪が降らなかったらこうしよう!雪だるま製作・毛糸や紙を使う案4選!
雪が降ってある程度積もってくれれば
本物の雪だるまを作れますが、
必ずしも雪が積もるとは限りませんね。
残念ながら雪が降らなくても、
冬らしい活動をさせてあげたいもの。
そんな時は、雪以外のものを使って
雪だるま製作をすることができますよ。
折り紙で雪だるま製作
材料は白い折り紙2枚です。
まず1枚を半分に折り、さらに半分に折って
小さな正方形を作ります。
これを開くと、折り紙に十字の折れ線がついています。
折り紙の4つの角を十字の中央に向かって折り、
正方形にします。
出来上がった正方形の4つの角をさらに折って、
丸に近い形にします。
これを裏返せば、雪だるまの頭の完成です。
次に体の部分を作ります。もう1枚の折り紙を
三角に折って開きます。
斜線の折れ目が付いているので、その線に沿って
両側から折ります。
折っていない部分の先端を三角に折ります。
最後にとがった部分を無くすように折って裏返せば、
雪だるまの体の完成です。
頭と体をのりやセロハンテープで貼って、
クレヨンやシールで顔や模様を描いて遊びましょう。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。

紙皿で雪だるま製作
紙皿の内側の円に沿って、切れ込みを入れます。
上の方だけ切らずに残しておき、
内側の丸を上に折り返します。これで
上に雪だるまの頭になる紙皿の丸、
下に体になる紙皿の縁の丸ができます。
次にフエルトを細長く切り、両端に縦に切れ込みを
入れてマフラーに見立てます。
紙皿の雪だるまの首の部分に巻きます。
折り紙やシール、クレヨンで顔を作り、装飾します。
上部に穴を空け、紐を通せば
引っ掛けて飾ることができますよ。
最初の紙皿で雪だるまの原型を作る作業さえ
やっておけば、月齢の小さな子でも出来そうですね。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。

空き容器でかわいい雪だるま人形製作
ヤクルトやピルクルなどの乳酸菌飲料の
小さな空き容器も雪だるまにピッタリの形です。
この空き容器に白いフエルトかキルト芯を巻いて
貼り付けます。次に真ん中の布の端切れを
マフラーのように巻いて結びます。
また、フエルトを長方形に切って
容器の上の部分に巻きつけ、
内側に押し込んで固定します。
これが帽子になり、てっぺんにフエルトの
小さなボールを貼り付けます。
最後にペンで顔を書いたら完成です。
ちょっと細かな作業があるので、
年長さんに向いていますね。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
毛糸のポンポンで雪だるま製作
白い毛糸でポンポンを2つ作ります。
ポンポンを作るには、まず型紙を台紙にします。
作りたいポンポンの直径プラス1cmの長さに
台紙をカットします。また、真ん中に切れ目を入れて、
コの字型にしておきます。
この台紙に毛糸をぐるぐる巻きつけます。
毛糸の太さによりますが、並太なら130回ぐらいが目安。
巻いたら、真ん中の切れ目に30cm程の長さの
別の毛糸を通し、きつく結びます。
結び方が緩いと、あとで毛糸が抜けてしまうので、
きつく結びましょう。この毛糸は長いまま残しておきます。
台紙を外して、毛糸の束が輪になっているところを
ハサミで切ります。
これでほとんどポンポンは完成ですが、
作りたい大きさの丸に切った紙を乗せて、
はみ出た毛糸をカットすると
より綺麗な真ん丸のポンポンができます。
ポンポンの中央を結んだ毛糸を使って、
2つのポンポンを結んでくっつけます。
フエルトとボンドで顔を付けたら雪だるまの完成です。
帽子やマフラーをつけてあげると
さらに可愛くなりますね。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
まとめ
ボウルを使った雪だるま作りなら、小さな子供でも
簡単にできそうですね。
また、色付きの雪だるまは子供たちのくいつきが
良さそうですね。
雪が積もらなかった時に備えて、
室内でできる雪だるま製作の案も
準備しておくと安心ですね。