ドキドキ!?初めての雪山登山!必要な装備が揃っているかチェック!

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初めての雪山登山なら、装備や使い方が

心配になりますよね。

 

防寒性や防水性のあるウェアを用意して、

ピッケルやアイゼンなどの雪山特有の

アイテムを揃えましょう。

 

雪山登山に行くならこれだけは揃えたい!最低限必要な装備と使い方をチェック!

 

まずは雪山登山で最低限必要な装備をご紹介します。

 

帽子やネックゲイター、バラクラバ

 

凍傷を防ぐため、頭や顔周りの防寒具が必要です。

帽子は耳も覆るサイズで、保温性の高い

ニット製が便利ですよ。

 

風の強い稜線などでは、顔全体を覆うことができる

バラクラバがおすすめです。いわゆる目出し帽ですね。

 

または、ニット帽に追加で首回りにつける

ネックゲイターを使いましょう。

ネックゲイターだけだと耳や顔が出てしまうのですが、

深めのニット帽と組み合わせると

広い範囲を覆うことができます。

 

アイウェア

 

雪山では日光が雪面に反射して、様々な角度から

紫外線を浴びることになります。

眩しい光を抑えるのと、紫外線予防のためにも

アイウェアが必須です。

 

吹雪以外ならサングラスで足りますが、

吹雪の時はサイドも防げるゴーグルが便利ですよ。

 

ウェア

 

登山の際のウェアは重ね着を基本に選びます。

大きな区分は肌着などのベースレイヤー、

フリースなどのミドルレイヤー、ハードシェル

ジャケットなどのアウターレイヤーの3層です。

 

素材は速乾性や透湿性のある化学繊維やウールが

基本ですよ。特にミドルレイヤーは保温性

アウターレイヤーは防水性も重要です。

 

グローブ

 

手の凍傷防止に、グローブも必要です。

雪山では手元が濡れてしまうこともあるので、

保温性だけでなく防水性のあるグローブを選びましょう。

 

分厚いグローブをしていると細かな作業が

やりにくくなるので、薄手で手指を

動かしやすいものと、分厚く保温性・防水性の

高いものを重ねて使いましょう。

 

一度濡れてしまうとすぐには乾きにくいので、

予備を持っていくのも忘れずに。

 

フットウエア

 

防水且つ透湿性能のあるブーツを用意します。

雪山用のブーツには、保温剤が入っていて温かいですよ。

また、アイゼンをつけるので、外れにくいように

ソールが硬いのも特徴です。

 

ワンタッチ式のアイゼンを使うなら、

コバと言われる窪みのあるブーツを選びましょう。

 

ピッケル

 

斜面がある場所を移動する時に雪面に突き刺して

使ったり、滑落防止に使ったりする道具です。

 

雪が凍ってとても硬くなっていることもあり、

強風が吹いても体を支えなければならないので、

金属製の強度の高いピッケルが必要です。

 

杖として使う時は、シャフトの上の部分を持って、

スピッツェ(石突)を雪に突き刺して使います。

傾斜の緩い場所なら、ポールを使うこともありますよ。

 

急斜面で雪面に突き刺す時は、

ブレード部分を手に持って使います。

 

シャフトの上を持って立った時に、スピッツェが

くるぶしの当たりにくる程度の長さが

適切と言われています。

初めて買う場合や自信がなければ、

お店の人に相談してみましょう。

 

雪山で歩く時や、強風に耐える時などの安全確保

使える装備ですが、使いこなせるようになるには

練習が必要と言われています。

講習会などに参加するのと安心ですね。

 

スパッツ、ゲイター

 

スパッツを履くと保温効果はもちろん、靴や服の中に

雪が入りにくくしてくれます。

それでも、積雪が結構あると、

どうしても入ってきてしまいますね。

そこで、ゲイターを付けるとさらに雪の入り込みを

防止できます。

 

夏の登山でレインスパッツを履くことも

あると思いますが、冬用のゲイターとの大きな違いは

素材の強度です。

冬はアイゼンを付けることがあるので、

万が一、爪が引っ掛かっても破れにくいよう、

冬用のゲイターは強度の高い素材でできています。

 

アイゼン

 

靴の底に装着する、金属の爪のような装備を

アイゼンと呼びます。

ブーツのソールの凹凸だけだと滑りやすい場所でも、

アイゼンを付けていれば爪がささって

しっかりとグリップできます。

 

アイゼンには爪の数や方向の違うものが色々あり、

登る山によって最適なものが違います。

 

4本爪のアイゼンは土踏まず部分につける小さなもので、

積雪のあまりない低山や凍った平らな道を

歩く時に向いています。

軽くてコンパクトなので、持ち運びもしやすいです。

 

6本爪のアイゼンは冬の低山や夏の雪渓など、

軽い雪山に向いています。

どちらもつま先には爪が無いので、

急な斜面で踏みとどまるには不向きです。

 

急傾斜の雪面や、凍った硬い雪面などで

使うなら、つま先にも爪がついた

10本爪や12本爪のアイゼンが必要です。

本格的な雪山に挑むならこちらですね。

 

ワンタッチ式のアイゼンはしっかりと固定ができますが、

靴のかかとやつま先部分にコバと呼ばれる

窪みがないと装着できません。

アイゼンは靴との相性も重要なので、

靴とセットで選ぶのが良いでしょう。

 

雪山登山に行くならできれば備えたい!あると便利な装備やお助け装備をチェック!

 

ここからは、雪山登山に行くなら、

あると便利なものをご紹介します。

 

スノーシュー

 

雪が深く積もっている場所では、靴で歩こうとすると

足がはまって抜けなくなるかもしれませんね。

そこまでではなくても、歩きにくいのは確かです。

そんな状況では、足が沈まないように

スノーシューを付けると歩きやすいですよ。

 

ポール

 

先ほどピッケルをご紹介しましたが、

雪がそこまで深くない場合は

ポールの方が使いやすいこともありますよ。

 

ヘルメット

 

落石などの可能性がある山なら、ヘルメット

しておくと頭部を衝撃から守ることができます。

ニット帽などの上に重ねてかぶります。

 

ゾンデ、スノーショベル

 

雪崩の可能性があるエリアに行くなら、

雪崩対策の装備も傾向するのが推奨されています。

ゾンデは雪崩で埋もれてしまった人を探す時に使います。

また、スノーショベルは埋もれている人を

掘って救出する時に使います。

いざという時に使い方が分からないと意味が無いので、

遭難訓練などで練習しておきましょう。

 

保温性のあるボトル

 

一般的な水筒やハイドレーションだと、

雪山に持っていくと飲み物が凍ることがあるので、

できれば雪山用の保温性のあるものがおすすめです。

登山用品のブランドから出ていますよ。

 

まとめ

 

雪山登山では、様々な天候や状況に備えて、

通常の登山よりも色々な装備が必要になりますね。

 

ただ、あまりにも荷物が多すぎてしまうと

負担になってしまうので、登る山や状況にあわせて、

必要最低限の荷物を持っていきましょう。

 

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