わざわざ引いたおみくじを結ぶのはどうして?深~い意味を徹底解説!

日本の風習・行事
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神社仏閣で引いたおみくじ、どうしていますか?

 

私は、家族で行っても友人と行っても、

おみくじを読んで一喜一憂してから、

あまりよくないう内容のものは

境内にあるおみくじ結び所に結んで帰ります。

 

自分にとって良い内容のもので

警告が書かれていたら持ち帰って、

財布にいれて持ち歩くことが多いです。

 

そして自分の中で、

おみくじに書かれた吉兆が

「過去になった」と思ったら、

神社に結んでお返しします。

 

皆さんはどうしていますか?

 

おみくじは「持って帰るべき」

という意見と

「神社に結んだほうがいい!」

という意見があります。

 

どちらもまちがいではありません。

 

おみくじは自分の気持ちに沿って

結ぶか持ち帰るかを決めていいのです。

正解は自分の中ですよ。

 

おみくじには「神様のお告げ」が

書かれています。

こうしないほうがいいよ、

こんな風に気持ちを持っていればよいよ

とアドバイスが記入されています。

 

それなら、持って帰って時折見返すのが

理に叶っているように感じますね。

 

それなら。どうしておみくじを

神社に結ぶようになったんでしょうね。

 

おみくじを結ぶ意味詳しく知ったらびっくり?!深~い意味をやさしく解説!

 

おみくじは境内に結び場所があるほど、

結んで帰ることが前提のようになっていますね。

 

かつては境内に生えている木々に結んでいました。

今でも小さい神社などでは

神社に生えている木に結びつけることがあるでしょう。

 

神社仏閣に生えている木は

樹齢が長い大木が多く、実をつける

木々が多いように見えませんか?

 

神社仏閣に植えられている木々は

「生命力の象徴」として大切にされています。

特に長い樹齢を持つ大木は神木として

あがめられています。

 

おみくじを木に結ぶのは

この木々の生命力にあやかり、

願い事をかなえやすくするためなんです。

 

また、悪い運勢を神社に止めて置きたい

という心理もあります。

 

あまり良くない運勢や、

あまり良いことが書かれていないおみくじは、

木々に結び付けて神社に止め、

悪い運勢を跳ね返して貰いたいと願います。

 

悪い運勢を持ち帰らないことで

開運を願うという心理が働くんですね。

 

私は、おみくじの運勢で

大吉を引いた時も境内に結びます。

大吉はいわば最上の運勢です。

言い換えれば頭打ちですよね。

 

内容も「慢心すると良くない」

などと書かれている場合が多いので、

戒めの意味でも持ち帰らずに結びます。

 

逆に、凶や末吉などの時には

中身を読んで持ち帰ることが多いです。

おみくじに書いてある通りに

注意して行動することで、

運勢が良くなると信じているからです。

 

おみくじを結ぶのは、

「木々の生命力にあやかり、願い事がむすばれますように」

という願いが込められているから、また、

「悪い運勢を神社においていく」という行動です。

 

現在は木におみくじを結ぶのを

禁止している神社仏閣が多いです。

理由は、木々を傷めてしまうから。

おみくじを結ぶと、その枝の先が

枯れてしまうことが多いんですって。

 

禁止されている場所では、指定の

おみくじ結び所に結ぶようにしてください。

最低限のマナーは守りましょうね。

 

おみくじって必ず結ぶべきもの?!結ばないケースと取り扱い方法を解説!

 

おみくじは必ず結ばなければいけない

ものではありません。

もちろん持ち帰るのもOK!

 

結ばないという基準は自分の心次第です。

大吉でもあまり良いことが

書かれていないものは結んで帰る、

逆に凶でも良い内容のものは持ち帰る、

など自分の判断で決めましょう。

 

陰陽の考え方だと

「良いことは悪いことに転じやすく

悪いことは良いことに転じやすい」です。

 

そのため、凶だからといって

がっかりすることはありません。

 

凶がでるなら、今はどん底、

でもこれから上がるしかない運勢!

と前向きに考えてくださいね。

 

結ばず持ち帰るおみくじは、

お守りの様に取り扱うと良いですよ。

きれいにたたんで財布やバッグに忍ばせて置き、

時折読んで、自分の行動を見直します。

 

おみくじは神様が

「これには気を付けたほうがいいよ」

と教えてくれていることが記されています。

神様と縁が繋がっているという証拠です。

 

決して粗末には扱わないようにしましょう。

バッグや財布に入れっぱなしにするのではなく、

家に帰ったら、バッグや財布から出して

目線より少し上の整頓された場所に置いておく、

などお守りのように扱います。

 

おみくじに書かれている内容が自分の中で

「過去のこと」になったと感じたら

神社に結びに行きましょう。

 

もちろん自宅でゴミ箱に捨ててもいいのですが、

おみくじは神様との縁を結んだものです。

そのまま丸めてポイ、というのは

失礼な気持ちになりますよね。

すこし抵抗があります。

 

そんな時には、おみくじを半紙に包んで、

塩で清め、感謝の気持ちを伝えてから

ゴミ箱へ入れましょう。

 

おみくじの有効期限は

次のおみくじを引くまです。

長くて一年くらいを目安に処分しましょう。

 

まとめ

 

神社仏閣に行くと

ついつい引いてしまうおみくじは、

持ち帰るのも神社に結ぶのも自分次第です。

 

おみくじを「当たりくじ」の感覚で

引いている人もいますが、

おみくじは前を向くための

アドバイスが書かれているものです。

 

大切なのは運勢タイトルの「大吉」や

「末吉」でもなく、書かれている内容です。

 

運勢は悪くても、「こうすれば良くなるよ!」

というアドバイスが書かれていますので、

引いて満足するのではなく、きちんと

内容を読んで自分の行動の指針にしてくださいね。

 

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