新年のご挨拶、喪中の時はどうする?正月休みが明ける前に知りたい!

挨拶・挨拶文
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喪中の時は、

新年のあいさつで何と言ったら良いか、

迷ってしまいますね。

 

ビジネスシーンでは、

あなたが喪中であっても、例年通り

「あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。」

と新年の挨拶をしましょう。

 

喪中を知られている可能性のある職場の人や、

友達、近所の人に対しては、

お祝いの言葉を使わず

「昨年は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願いします。」

と言うのが良いですよ。

 

新年のご挨拶、喪中ならばこうする!取引先や社内などビジネスシーンでする挨拶例

 

新年のビジネスシーンでは、喪中であっても

例年通りの挨拶をするのが基本です。

 

特に仕事上の取引先とのやりとりでは、

あなた個人としてというよりも、

会社の一員としての対応になります。

 

喪中というのは個人的な事情になりますので、

あまりそれを全面に押し出すものではないと

考えられていますよ。

プライベートとは切り離して考えるようにしましょう。

 

取引先への新年の挨拶は、会社同士の関係上

欠かせないものです。例年通り

「あけましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。」

と新年のあいさつを伝えて、相手に気を遣わせて

しまうことの無いようにしましょう。

 

もし取引先が事情を知って配慮してくれたなら、

「ご配慮いただきありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。」

とお礼とあいさつを伝えましょう。

 

社内の上司や同僚には、「おめでとうございます」

というお祝いの言葉を避けてあいさつします。

 

上司や同僚であれば、

忌引き休暇や喪中はがきなどで

あなたが喪中であることを知られている

可能性があります。

 

事情を知られている相手に対して、

お祝いの言葉を使ってしまうと、

常識を疑われる恐れもありますね。

 

お祝いの言葉を使わず

「昨年はお世話になりました」

「今年もご指導よろしくお願いいたします」

と伝えるのが良いですよ。

 

社内の人が喪中と知らずに挨拶してきた時にも、

お祝いの言葉を避けて返事をすればOK。

 

新年会などの集まりについても、

取引先が主催するものであれば、

会社の代表として参加することになるので、

喪中とは関係なく

いつも通りの対応が必要です。

 

社内の新年会であれば、無理してまで

出席しなければいけない訳ではありません。

喪中でお祝いする気持ちになれないなら、

事情を話して欠席するのも有りですよ。

 

友達や近所の人にはどうする?!新年のご挨拶、喪中ならばこれで乗り切ろう!

 

友達や近所の人に新年の挨拶をする時も、

喪中であればお祝いの言葉を避けましょう。

 

「昨年は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願いします。」や

「今年もよろしく。」とお祝いの言葉を

使わずにあいさつします。

 

また、「去年」という単語も

使わない方が良いですよ。

 

「去る」という漢字が入っていることで、

誰かが亡くなるという事を連想させる

と言われています。

 

忌み言葉の一つと言われているので、

特に喪中の時には使わないようにしたいですね。

 

また喪中で親族が亡くなって

1年以内のお正月には、年賀状を出さずに

代わりに喪中はがきを出します。

 

喪中はがきの内容は、故人が亡くなったことと、

喪中の為に新年の挨拶を控えたいことです。

近況報告、特におめでたい出来事については

書かないのがマナーですよ。

 

例えば、下記のような文言だけを書いて送ります。

 

「喪中につき年頭のご挨拶は差し控えさせていただきます

今年◯月に〇〇が〇才にて永眠いたしました

ここに本年中に賜りましたご厚情深謝いたしますとともに

来年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます

令和◯年11月」

 

「年賀」という言葉の代わりに、

「年始」や「年頭」が使われますよ。

 

故人が生前に年賀状のやり取りをしていた相手や、

お通夜・葬儀に参列してくれた人にも

忘れずに喪中はがきを出しましょう。

 

喪中はがきを受け取った相手は

年賀状を送るのを控えることになるので、

相手が年賀状の用意を始めるより前に

届くように、早めに送る必要があります。

 

遅くとも12月中旬までには相手に届くように、

11月には取り掛からなければなりませんね。

 

しかし、年末に身内に不幸があったりして、

喪中はがきの発送が間に合わない時には、

1月7日の松の内が明けた後

寒中見舞いを出しましょう。

 

その場合はこんな文言になります。

 

「寒中お見舞い申し上げます

年頭のご挨拶を頂きありがとうございました

父は昨年10月に他界いたしました

旧年中にお知らせ申し上げるべきものを

ご通知が遅れましたこと、どうぞお許しください

故人が生前に賜りましたご厚情に深謝申し上げますとともに

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」

 

また、あなたが喪中ということを

知らなかった相手から年賀状が届いた時にも、

年賀状で返事はせずに、

松の内が明けてから寒中見舞いで

返事をするのが良いですよ。

 

その場合には、下記のように年賀状のお礼と、

喪中の連絡をできていなかったお詫びを書いて送ります。

 

「寒中お見舞い申し上げます

ご丁寧なお年始状を頂きありがとうございました

昨年10月に父が永眠し

年頭のご挨拶を控えさせていただきました

ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました

本年も変わらぬお付きあいのほど

どうぞよろしくお願いします」

 

こうした喪中はがきや寒中見舞いを書く時は、

句読点を使わないのがマナーとされているので

注意しましょう。

また、切手を貼る時は弔辞用のものを使うと良いですよ。

 

まとめ

 

ビジネスシーンでは喪中であっても、

会社の代表として新年のお祝いと挨拶を

しっかりする必要がありますね。

 

ただ、それ以外の場合にはお祝いの言葉を

避けてうまく対応するようにしましょう。

 

特に年賀状や寒中見舞いなどのやり取りでは

細かなマナーがあるので失礼のないように

気を付けたいですね。

 

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