小学校の冬休みの課題には、
書初めが入っていることが多いですね。
お正月に家族みんなで新年の抱負を書く良い機会です。
ただ、書く言葉が課題として決められていない場合は、
どんな言葉にするか迷ってしまいますね。
ひらがなの言葉なら「ゆめ」や「うし」、
漢字を含む言葉なら「早おき」や「新春」がおすすめです。
書き初めに合う言葉を知りたい!小学生におすすめのひらがなで書ける言葉8選
書き初めに使える言葉には、いくつかの種類があります。
よく使われるのは「元日」や「新年」、
「はつひ」など、お正月に関係した言葉です。
また、「初雪」や「そら」などの自然に関係した
言葉が書かれることも多いですね。
ほかに、新年の抱負を表すような「希望の朝」
「げんき」などの言葉も好まれます。
小学生の書き初めなら、
ひらがなで書ける言葉が良いですね。
書き初めを書く時の半紙は、通常の書道の半紙よりも
長いものを使います。そのため、縦長の半紙に
書くことになるので、縦長の文字の方がバランスを
取りやすいですよ。
例えば、「う」や「け」、「し」、「ま」、「も」、
「ゆ」や「り」などの文字が入っている言葉がおすすめです。
また、「止め」や「はね」よりも「はらい」の部分が
目立つ文字を選ぶというのもおすすめです。
「止め」や「はね」は少し失敗しただけでも
それが目立ちやすく、バランスが悪く見えやすいので
注意が必要です。
「はらい」は比較的綺麗に見えやすく、なおかつ
うまく書きやすい傾向があるので、「はらい」が
目立つような文字が入った言葉を選ぶと
上手に見えやすいですよ。
例えば、「け」や「し」、「つ」や「の」、
「ゆ」、「り」などです。
「ゆめ」
小学生の書き初めの定番の言葉の一つが「ゆめ」です。
2文字ともはらいの部分があるので、
綺麗に見えやすいのもポイントですよ。
「うし」
2021年の干支の「うし」は、お正月らしい言葉で
書き初めにぴったりです。2文字どちらも縦長の文字で
バランスが取りやすい言葉ですね。
文字と余白の割合を考えたときに、文字の部分が
少なめなので、普通の文字のサイズで書いても
小さめに見えやすいです。
元気いっぱいに書くと良いですね。
「たけ」
季節感のある言葉で、しかも「け」の字は縦長で
はらいも含んでいるので、書き初めにおすすめですよ。
「もり」
書き初めらしい言葉という訳ではありませんが、
2文字とも縦長の文字ではらいが目立つので、
実はかなりおすすめの言葉です。
はらいを綺麗に決めることで、書道上級者に見えやすいですよ。
「みらい」
子供らしく新年の書き初めにぴったりの意味合いの
言葉です。3文字の言葉は、通常の半紙では
4分の1の空白ができて、小学生にはバランスを
とるのが難しい場合があります。ただ、書き初め用の
長い半紙ならその心配はありませんね。
「げんき」
はらいを生かして綺麗に見せたい言葉ですね。
「げ」と「き」に比べて、「ん」を気持ち小さめに書くと、
バランスを取りやすいですよ。
文字通り、元気いっぱいに書くと雰囲気が
伝わりやすいですね。
「さくら」
日本人の好む言葉である「さくら」は書き初めでも
好まれます。「止め」や「はらい」を丁寧に繊細さを
出して書けると、さくららしさが伝わります。
「そら」
2文字とも、得意・不得意がわかれやすい字ですが、
得意な子ならバランスよく書けるでしょう。
うまく書けるかどうかまずは試しに書いてみるのが
おすすめです。
書き初めにぴったりの言葉はまだある?!簡単で書きやすい言葉10選
学年が上がると、書き初めに漢字を取り入れることも
増えてきます。漢字は意外に画数の少ない字よりも、
画数の多い字の方がバランスを取りやすいですよ。
また、縦横の線が多く、全体の形が四角っぽい漢字は
バランスよく見えやすいのでおすすめです。
また、ひらがな同様に「はらい」が目立つ漢字も
綺麗に見えやすいです。例えば「美」や「春」、
「夢」といった漢字は、縦線や横線が多く、
はらいが映えるので見栄えがよくまとまりやすいです。
「早おき」
「早」という字が角ばっていて、バランスを
取りやすいのでおすすめです。
また、ひらがな2文字のはらいの部分を美しく
はらうのも綺麗に見せるコツですね。
「なの花」
真ん中の「の」の字を少し小さめに書くと
バランスよい3文字になりますよ。「花」の最後の
はねが綺麗に見えるかどうかの重要ポイントです。
「わか草」
3文字の最後に四角い漢字があるので、全体の
バランスが取りやすいですよ。「草」の字だけが
大きくなりすぎないように注意しましょう。
「初夢」
書き初めの定番の言葉ですね。
見栄えのよい「夢」が入っているのもおすすめです。
「新春」
2文字とも縦線・横線が多めで、バランスよく見える
言葉です。丁寧に書けば綺麗に見えやすいので、
漢字を書ける子ならかなりおすすめの言葉ですよ。
「春の光」
「春」の字のはらいと、「光」の字のはねが上手に
見せるポイントになります。真ん中の「の」は
気持ち小さめに書いて、全体のバランスを取りましょう。
「美しい花」
「美」や「し」の字のはらいを綺麗に見せたい言葉です。
4文字の言葉は書き初めの半紙を4等分に折って
折り目をつけておけば、紙が余ったり足りなくなったり
せずにバランスよく書けますよ。
「希望の光」
書き初めに限らず、習字でよく課題になる言葉ですね。
「希」の字が傾いてしまわないように、
中心線を意識して書くと良いですよ。
「平和の国」
最後に「国」などの止めで終わる字が入っていると、
バランスを取りやすいと言われています。
「平」と「の」のはらいを美しく書けると良いですね。
全体的に角ばった字が多いので、縦横を揃えて
書けば綺麗に見えやすいです。
書道の上手な子なら、「国」の字の余白の白い部分を
いかに綺麗に残せるかに注目して書いてみましょう。
「有言実行」
画数が多く、バランスよく見える熟語です。
口にしたことはしっかりと成し遂げる、
という強い意志を感じさせる言葉です。
新年の抱負として、書き初めにぴったりですね。
縦横の線を平行に揃えるよう意識すると良いですよ。
まとめ
お正月らしい言葉や新年の抱負になるような言葉が
人気のようですね。
小学生ならもし上手に書けなかったとしても、
元気や勢いのある字でのびのびと書けると
高評価につながりやすいですよ。
また、技術に関係なく、丁寧に書くことも大切です。
書きやすい言葉を選んで、書き初めの課題を
仕上げられると良いですね。