雪を丸く固めて作る雪だるま。
冬になって雪が積もると作りたくなりますね。
雪が降ると雪だるまを作りたくなるのは世界共通なようで、
名前や形状は違えど雪だるまは世界中で作られています。
日本では胴体と顔の二つの雪玉で作りますが、
欧米では雪の女王でおなじみオラフのように
三段で作られるのが一般的です。
海外の雪だるまは「スノーマン」と呼ばれ、
顔、胴、足の三段でできています。
だから、海外のスノーマンは歩くことができるんだとか。
スノーマンを題材としたクリスマスの定番の絵本もあり、
愛されていることがわかりますね。
また、欧米の雪だるまはマフラーや蝶ネクタイ、
本物のボタンをつけたり、シルクハットを被せたりと、
とてもおしゃれ。
顔も、日本は木炭で眉、目、口を作りますが、
欧米は人参で鼻を作ったり、ボタンで目を作ったりなど
遊び心が溢れています。
日本では雪だるまは、名前から分かるとおり
「達磨」に見立てられていました。
当初は雪玉ではなく、
本当の「達磨」に似て作られていました。
縁起物として作られていた、との説があります。
しかし、年代が下がるとともに現在の形になり、
子どもの遊びとして定着しました。
現在でも雪がふると作りたくなりますよね。
雪だるまを作るとき、どうせなら
格好よく作りたいですよね。
雪だるまの頭と体の比率を1対1.3くらいで作ると、
頭と胴体のバランスがちょうどよくできます。
そして、大切なのは「顔」。
雪だるまの印象を決めるのが「顔」です。
笑顔雪だるまにするのか、
泣き雪だるまにするのかはあなた次第!
まずは雪だるまの顔を作る方法を検討しましょう。
雪だるまの作り方の最重要ポイント?ここができれば楽勝?目の作り方を解説!
雪だるまのパーツを作るのに、どう作るかは自由です。
道具を使わず手で削るのか?
そこらへんに転がる石を使うのか?
家にある材料を使うのか?
その時々に合わせて材料を選ぶと良いですね。
可愛くしたいなら、凝って作ってみましょう。
本格的に木炭を輪切りにしたものを埋め込む。
素朴な感じにみかんやじゃがいもなどを埋める。
ぬいぐるみ のようにボタンを埋め込む。
いろんな目を自由に作れる、折り紙や段ボールで作る方法。
ペットボトルを黒く塗って目にする方法。
などなどさまざまな方法があるので、
作りやすいものを選ぶと良いですよ。
昔から作られているのは炭団を使ったものですが、
現在では炭団を手に入れるのは難しいですね。
代わりに段ボールを丸くくり抜いて折り紙を貼ったり、
色を塗ったりすると表情豊かなものを作れます。
一緒に眉毛も作ると愛嬌が出ますね。
ちなみに炭団とは炭の粉を丸めて固めた燃料です、
火力は弱いですが、一日中でも燃えている、という火持ちの良さで、
ガスがない時代には、煮物料理屋、炬燵、火鉢などに
日常的に使用されていたので、家に必ずあるものだったのでしょうね。
現在ではほとんど見ることがないものです。
目をつくる時、何かしらの材料を使うと
雪だるまが溶けた時には、ゴミになってしまいます。
それが嫌な人もいるでしょう。
濡れてしまった紙は処理しにくいですし、
ボタンなどは雪にまみれてなくなります。
みかんなどは腐ることはありませんが、
食べるのには抵抗がありますよね。
ゴミが出るのが嫌ならば、目の部分の雪を手でくり抜いて
目の形を作っても面白いですよ。
びっくりした顔になってそれはそれで味があります。
ボタンや石など黒っぽいものを埋め込むと
それらしく見えるので、いろいろ試してみてくださいね!
七竈(ナナカマド)の実を入れても可愛いですよ。
雪だるまの顔を完成させよう!口や鼻の可愛い作り方もバッチリ解説します!
日本の雪だるまの多くは鼻がないですよね。
平坦な顔の日本人は、雪だるまもの顔も平坦で、
長い木炭をくっつけて鼻にします。
しかし、顔の彫りが深い欧米人は、鼻は高いもののようで、
人参をつけたり、木の棒を刺したり・・
雪だるま一つとってもお国柄の違いが面白いですよね。
アナと雪の女王の影響からか、日本でも雪だるまに
人参の鼻を取り付けつける人が多くなりましたね。
高いオレンジの色の鼻も可愛いですが、
海苔を貼ったような長方形の鼻も可愛いものです。
また、犬の鼻のような、丸い大きめの石を
埋め込んでも可愛いですね。
口は、木の枝や石を縫い目のようにおいたり、
お好きな方法で作ってくださいね。
手で雪をくり抜いてもいいですよ。
自由な発想で作ってみてくださいね。
まとめ
雪だるまは子どもと楽しく自由な発想で作るのが楽しいですね。
中には凝りに凝ってすごい作品も生まれています。
久しぶりの大雪にソワソワの旦那。
雪かきで外に行ったきり帰ってこないから見に行ったら…
組体操してたwww🤣#雪だるま#雪#旦那のイタズラ#キッチンペーパーの匠 pic.twitter.com/hwjbHj1jL5
— NaoDean難民1号 (@harako03) March 29, 2020
大きなは雪だるまは時間も体力も使いますが、
できた時の達成感はなんとも言えないものがあります。
ただし、小さい子と作る場合は、子どもの集中力が先に切れるので、
大きい雪だるまを一個頑張って作るより、
小さい雪だるまををたくさん子どもと作る方が楽しんでくれます。
雪だるま作りました!!#雪だるま #雪#ラシーちゃん #ぬいぐるみ pic.twitter.com/FZneZJOESe
— チャウ テセイ@10/28~個展 (@chautesei) March 29, 2020
小さな雪だるまをたくさん作るなら、中くらいのボウルの中に雪をつめて、
同じサイズのボウルで蓋をしてふると、綺麗な丸の雪玉ができ上がります。
小さな子はなかなか上手に丸い雪玉を作ることが難しいのですが、
この方法なら、あまり手も冷たくならないし、
小さな子でも簡単に雪玉が作れるのでおすすめですよ。
楽しい冬の雪遊び。寒いですが、
寒さに負けずいっぱい外で遊んでくださいね。