冬物のアウターには
コートやジャケットなどがあり、
さらにその中でも様々な種類がありますね。
冬の定番のアウターには、
肌寒い10月、11月に着られる
トレンチコートや、
11月下旬〜3月に着られる
ダッフルコートや
チェスターコートなどがありますよ。
冬物のアウター、定番はこれだけあった!種類と着る時期の目安を解説!
トレンチコート
トレンチコートといえば
バーバリーのものが有名ですね。
薄手の素材であることが多いトレンチコートは、
寒い冬というよりは肌寒いくらいの時期、
10月~11月頃に着るのが適切でしょう。
12月以降に着ていると、寒そうに見えて
季節違いと思われてしまいそうです。
ダッフルコート
ダッフルコートは
北欧の漁師の作業着がもとになった
アウターで、脱ぎ着しやすいようにと、
独自の留め具がついています。
寒さに対応した暖かいダッフルコートなので、
本格的に寒くなってくる11月下旬〜3月に
着るのが良いですよ。冬物のイメージが強く、
4月以降は季節感が無くなってしまうので、
春物に切り替えましょう。
チェスターコート
チェスターコートは、イギリスの
チェスターフィールド伯爵が着たことで、
その名前が付いたと言われています。
ウール素材のものが多く、丈はロングが人気なので、
肌寒い程度で着ているとちょっとフライングですね。
ダッフルコートと同じく、着用するのは
11月下旬〜3月が良さそうですよ。
ピーコート
大きめの開いた襟が特徴のピーコートは、
元々イギリス海軍の軍服で、
ヨーロッパの漁師の作業着として
使われたアウターです。
ボタンが大きめなのは、漁師さんが
手袋をしたままでも着脱しやすいように、
という工夫からくるものだったのです。
このあたりはダッフルコートと似ていますね。
こちらも防寒性のある暖かい素材なので、
寒い冬の11月下旬〜3月がベストです。
ノーカラーコート
ノーカラーというのは、英語のNo collarで、
襟が無いことを意味しています。
それ以外に特に定義が無いため、実は素材も
色々なものが出ています。
薄手のものなら
10月頃から着ても違和感はありませんが、
暖かい素材でできたものなら
11月~3月に着るのがおすすめです。
モッズコート
モッズコートを着るのに適した時期は
11月下旬〜3月頃です。
アメリカ軍の防寒用のミリタリーパーカーが
元になっていて、ボア付きのフードなど
防寒性が抜群です。
その為、寒い冬のシーズン以外で着ると
チグハグになってしまいますよ。
大きめの作りになっていることも多いので、
寒い時はコートの下にたくさん着込んでも
響かないのが嬉しいですね。
ステンカラーコート
薄手で軽そうに見えて、意外と暖かいのが
ステンカラーコートです。
一見薄手のアウターに見えますが、
防風性能が高いので
寒さを感じにくいようです。
真冬でも中に着る服に
ヒートテックなどの暖かい素材を
取り入れれば十分暖かいですよ。
9月~4月まで長い期間着まわしが可能です。
ただ見た目的には、
真冬にはちょっと寒そうに
見えることもあるので注意しましょう。
ダウンジャケット
まさに真冬のアウターのイメージが強いのが
ダウンジャケットですね。
ナイロン素材で
キルティングになっているので、
とにかく保温性が抜群です。
寒さの厳しい12月~2月がシーズンですよ。
太ってみえやすいのが欠点ですが、
最近では細身のダウンジャケットも登場していて、
太く見えにくくなっているのが嬉しいですね。
テーラードジャケット
ジャケットの定番ですが、
冬のアウターとして着るには
ちょっと軽いイメージですね。
真冬ではなく、肌寒さを感じる
10月、11月や
3月に着るのが良いでしょう。
また、素材は冬らしいウールや
フランネル、ツイード、コーデュロイ
などを選ぶと季節感がでますよ。
ブルゾン
素材や色合いなど
様々な種類が出ているブルゾンですが、
基本の着用時期は10月、11月と3月でしょう。
ただ、冬の寒さにも耐えられる
暖かいボアのものや、
春秋らしいピンクや
キャメル色のものもあります。
素材や見た目の季節感によっては
他の時期にも着るチャンスがありそうですね。
フリースジャケット
ポリエステル繊維でパイル地を起毛させた
ふわふわのフリースは、冬の防寒着として
1着は持っているのではないでしょうか?
保温性と速乾性があり、
軽くて使いやすいと人気ですね。
ただ、通気性もよいので、
冬のアウターとして着るなら
10月か、長くても11月まででしょう。
それ以降の本格的な冬には
防風性のあるコートとの重ね着に使えますね。
冬物の最難関?!コートっていつから着るものなの?着初めの目安をチェック!
冬物のコートは11月下旬から着始めると
失敗がないですよ。
コートの中でも、秋から着られるような
薄手のものもありますが、冬用の厚手のコートは
10月や11月上旬に着ていると早すぎる感があります。
着始める時期が心配なら、
12月に入ってからにすると、
多くの人が冬物のコートを着ているので、
浮いてしまう心配もないでしょう。
防寒性があまりないアウターでも、
見た目が冬らしいものだと、
10月や11月に着ると違和感が
出てしまう場合もあるので注意しましょう。
反対に薄手素材のものや、軽い見た目のものは、
真冬には着るのは避けるようにしましょう。
まとめ
冬用のアウターには様々な種類がありますね。
主に冬の初めと終わりに丁度良い軽めのアウターと、
真冬の寒さにも耐えられる暖かいアウターの
2種類に分けられますね。
あなたの持っているアウターがどちらに入るか考えて、
いつ着るかを判断しましょう。
時期を間違えると浮いてしまうので、
きちんと季節にあったアウターを選びたいですね。