しだれ梅を剪定する時期はいつ?剪定に適した時期とやり方を学ぼう!

花・植物
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しだれ梅はたくさんの花を咲かせて、

ピンク色の滝のような華やかな

見た目になるのが特に人気ですね。

 

枝が増えやすく、大きく育つので、

その分剪定作業が大切です。

 

しだれ梅を剪定する時期は、

地植えの場合は10月から1月

鉢植えの場合は5月から7月が良いでしょう。

 

剪定方法は、地植えの場合は

剪定ばさみとのこぎりを使い

  • 全体的なバランスが悪い枝や
  • 下に向かっている枝、
  • 混み合っている枝などを

根元から切り落とします。

 

1本の枝に花芽が5つ前後になるように

切るのが目安です。

 

鉢植えの場合、小さくまとまった

形をキープすることを意識して、

元の枝の半分か

半分より少し短いくらいの長さに

剪定ばさみでカットします。

 

しだれ梅の剪定、今していいの?もう少し後?剪定に適した時期はこの時期だった!

 

しだれ梅は庭に直植えして

大きく育てることもできますし、

鉢植えで栽培することもできます。

 

また、盆栽として育て上げるのも

人気があります。

 

剪定に最適な時期は、地植えと鉢植え

どちらで育てているかによって違います。

 

地植えの場合

 

地植えの場合、

10月から1月に剪定するのが良いですよ。

 

しだれ梅は花を咲かせた後、

その枝から新たに枝をのばします。

のびてきた新しい枝に

翌年の夏に花芽が出ます。

 

その為、夏場に剪定をすると、

花芽をカットしてしまうことになり、

翌年に花を咲かせることができません。

 

また、剪定で枝を切ると、

その樹にダメージを与えてしまう

ことにもなりますが、

冬はしだれ梅が休眠する時期なので、

剪定によるダメージをできるだけ

小さく抑えることができます。

 

これらの理由から、

剪定は基本的に冬の10月から

1月に行うのが推奨されています。

 

また、冬に剪定をしても

枝が増えすぎてしまった時は、

6月から7月頃に間引きをする

という方法があります。

 

ただし、芽を切らないよう

よく確認しながら

切らなければなりませんね。

 

芽といっても実は2種類あり、

後々葉になる葉芽と

花を咲かせる花芽があります。

 

できた芽が葉芽なのか花芽なのかは、

7月から8月頃に決まると言われています。

 

もし花芽を切ってしまうと、

その部分からは葉しか生えてこないので、

花が少なくなってしまう可能性があります。

芽を残すようにして間引きをしましょう。

 

また、間引きをすると

形を整えられるだけではなく、

風通しが良くなり、

病気や害虫の被害を予防できますよ。

 

鉢植えの場合

 

鉢植えの場合、

5月から7月に剪定するのが良いでしょう。

 

5月から7月に花が咲き終わるので、

花がらを綺麗に取り払ったら、

新しい葉が生えてくる前までに

枝をカットします。

 

鉢植えで育てるためには

小さくまとまった樹に

整える必要があるので、

強めに剪定することになりますね。

 

もちろんこの時、

芽を切ってしまわないように

注意しましょう。

 

それでもまだ枝が増えすぎてしまうようなら、

10月から11月頃に間引きして整えましょう。

 

盆栽で育てる場合も、

鉢植えと同様のタイミングで

剪定するのが良いですよ。

 

しだれ梅の剪定、見よう見まねの自己流でやってない?正しい方法を学ぼう!

 

剪定する時は基本的に

全体的なバランスが悪い枝や、

下に向かっている枝、混み合っている枝や

ひ弱な枝を切り落とします。

枝の根元の部分から切るのがポイントです。

 

また、枝はしなやかそうに見えますが

実はかなり硬く、地植えの場合は特に

枝の数が多かったり、予想以上に

太く育っていたりすることがあります。

 

剪定ばさみだけでは大変なので、

太い枝にはのこぎりも使ってみるのが

良いでしょう。

 

また、高く伸びた枝を切るには、

脚立などを用意して

高所で作業する必要があるので

注意しましょう。

 

花芽がついている枝は

残すようにしますが、

1本の枝に花芽5つ前後が理想的

とされていますよ。

 

花芽の数にも注意しながら

カットしましょう。

 

しだれ梅は枝が増えやすいので、

切り過ぎかと思ってしまうくらい

大胆に切り落とすと、

丁度よい具合になる場合が多いです。

 

要らない枝が残ってしまうと、

樹全体に栄養が行きわたらない

恐れがあるので、

効率よく元気に育てるためには

しっかり剪定を行いましょう。

 

最後に切り口に癒合剤を塗って、

病気を予防しましょう。

 

鉢植えの場合は、

枝がそこまで太くはなりにくいので、

剪定ばさみだけで足りる場合も多いです。

 

コンパクトにまとまった形を

保つことが重要なので、

要らない枝を落とすだけでなく、

全体的に長さを調整しましょう。

 

目安としては

元の枝の半分くらいの長さか、

少しそれより短いくらい

良いとされています。

 

大切な芽を切り落とさないよう

注意しましょう。

 

まとめ

 

しだれ梅の剪定は

タイミングを間違えたり、

間引きする時に

花芽を切ってしまったりすると、

花が少なくなってしまうので、

注意しなければなりませんね。

 

また、大きく育ちすぎてしまって後で

困ってしまうこともあるので、

剪定の時期に要らない枝を

しっかり落としておきたいですね。

 

特に鉢植えや盆栽の場合は

小さくコンパクトな形に保てるよう

強めに剪定しておくと良さそうです。

 

しだれ梅の枝は見た目以上に硬いので、

特に高い位置の枝は切るのが

大変かもしれません。

 

ただ、うまく剪定できれば

きれいな形に育って

花をたくさん咲かせてくれるので、

ちょっと頑張って作業してみましょう。

 

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