ダイヤモンドをイメージした時、
あなたが思い浮かべたのは
何色の石でしょうか?
きっと、ほとんどの人は
無色透明のダイヤモンドを
イメージするでしょう。
もちろん私も、
結婚指輪によく使われる
あの透明でキラキラ輝く宝石を
イメージします。
しかし、実はダイヤモンドは
無色透明のものだけではありません。
様々な色のものが存在していて、
色によって異なる意味も持っています。
ダイヤモンドの基本的な意味は純潔。
カラーダイヤの場合、ピンクダイヤは可憐、
ブルーダイヤは知性、イエローダイヤは光、
グリーンダイヤは安らぎなどの意味があります。
ダイヤモンドの意味、色別にチェック!代表的な5色のダイヤモンドの意味とは?
ダイヤモンドには
一般的な無色透明なもの以外に、
白やグレー、赤、黄色、青、緑、ピンクなど
様々な色のものがあります。
今回は代表的な無色、ピンク、青、黄色、緑の
ダイヤモンドの意味をそれぞれご紹介します。
無色
ダイヤモンドの宝石言葉は
「純潔」や「純真無垢」、
「永遠の絆」、「永久不変」です。
透明度の高さや、光の反射による
まばゆいばかりの輝きによって、
自然と純潔のイメージに結びつきますね。
ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、
光があたると様々な方向に
光が散らばるようにカットされるので、
より美しく煌めいて見えるのです。
また、ダイヤモンドはとても硬い
宝石としても知られています。
硬度が高く、
長い間その形を維持できることから、
永遠のイメージが連想されます。
変色することがない
という特徴もあるので、やはり
ずっと変わらないという印象になりますね。
こういった意味から、
婚約指輪や結婚指輪にぴったりの
宝石だということがわかります。
これが基本的な
ダイヤモンドの持つ意味なので、
カラーダイヤにも同じ意味がありますが、
カラーダイヤは色ごとにそれぞれ
少し違った意味も持ち合わせています。
ピンクダイヤ
ピンクダイヤの宝石言葉は
「可憐」や「優美」です。
さらに、
「完全無欠の愛」、「最終決定」
という意味もありますよ。
身につけると外面も内面も美しく、
魅力的でいられると言われていて、
可愛らしい見た目もあって女性に人気です。
いつまでも可愛らしくありたいと願って
身につけるのも良いですし、
可愛らしくいてほしいと思う相手に
プレゼントしても喜ばれそうですね。
ブルーダイヤ
欧米の結婚式の習慣である
サムシング・フォーをご存知でしょうか?
なにかひとつ古いもの(Something Old)
なにかひとつ新しいもの(Something New)
なにかひとつ借りたもの(Something Borrowed)
なにかひとつ青いもの(Something Blue)
この4つを結婚式で花嫁が身につければ、
幸せになれると言われています。
ブルーダイヤはこの
「なにかひとつ青いもの」
にあてはまるということもあり、
結婚指輪として人気がありますよ。
また、ブルーダイヤには
知性を高めようとする人の
心を浄化してくれる働きがある
とも言われています。
ネガティブな感情を落ち着かせ、
様々な角度から物事を考えることが
できるようになりそうです。
いつでも冷静でありたい
という人にも向いていますね。
イエローダイヤ
黄色い色合いとダイヤモンドの輝きから、
黄金に似た見た目と考えられて、
金運アップに効果があるとされています。
また、光を象徴するとも言われて、
幸運や活力を手に入れることができる
とも言われています。
金運を上げたい人や幸せを願う人、
何かで成功したい人にも良いですね。
グリーンダイヤ
自然を思い起こさせるグリーンダイヤには
安らぎや健康の意味があります。
心身ともに健康に保ち、
癒してくれる効果が期待できます。
宝石言葉は
「永遠の絆」や「鎮静」、「平穏」ですよ。
ダイヤモンドの意味が分かったら気になる?価格は色によって変わってくるの?
ダイヤモンドは基本的に無色透明のものが
最も良いとされています。
さらに、ほとんど流行に関係なく
常に高い需要が見込めるので、
カラーレスのダイヤは
一定の価値がキープされています。
その分、黄ばんだ色のものや、
色が暗めのものはあまり好まれず、
値段も低めになります。
ただ、黄色っぽいダイヤでも
発色やトーンがはっきりした黄色であれば、
イエローダイヤモンドとされて、
無色透明の黄ばんだダイヤとは区別して
考えられます。
こうしたカラーダイヤモンドは
ファンシーカラー・ダイヤモンドと呼ばれ、
どの色かによっても価格が大きく変わります。
というのも、
色によって希少性や価値が異なるので、
それが価格に反映されているのです。
希少性が高い順に
カラーダイヤを並べてみると、
まずレッドダイヤモンドが超希少、
ブルーダイヤモンドがかなり希少です。
ほとんど市場に出回ることがなく、
値段も相応に高くなります。
次にグリーンダイヤモンド、
ピンクダイヤモンド、
パープルダイヤモンドなども希少で、
高額で取引されます。
希少性がそこまで高くないのは、
イエローダイヤモンドや
ブラウンダイヤモンド、
ブラックダイヤモンドなどです。
カラーダイヤの中では
比較的よく見かける方ですね。
また、希少性が高くなくても、
色の濃淡や濁り度合などの品質が高ければ、
かなりの高値が付くものももちろんあります。
3カラットの最高品質のダイヤモンドと
カラーダイヤの価格を比率として考えると、
ピンクダイヤやブルーダイヤは
最高品質のダイヤの10倍ほどの
価格があると考えられるでしょう。
また、イエローダイヤを
最高品質のダイヤと比べると
1.5倍ほどの価格と考えられます。
イエローダイヤも希少ではありますが、
ブルーやピンクのダイヤに比べれば
圧倒的に多く採れるため、
価格の比率に大きな差が出ています。
グリーンダイヤは
市場に出回っている数が少なく、
天然かどうかの鑑定も
非常に難しいとされているので、
価格の比率を出すのは難しいですが、
ピンクダイヤやブルーダイヤと同じくらいの
価格と予想されるそうです。
まとめ
ダイヤモンドには様々な色があり、
それぞれに異なる意味合いがありますね。
どんな願いを込めたいかによって、
あなたにぴったりの色のダイヤを
選んでみてはいかがでしょうか?