桜餅は買って食べるものだ
と思い込んでいませんか?
長命寺タイプの桜餅は意外と簡単に
手作りすることができます。
フライパンを使って作る方法だけでなく、
ホットプレートや電子レンジを使って
簡単に作れるレシピもあります。
ホットプレートや電子レンジなら、
子供と一緒に作ることもできますね。
長命寺タイプの桜餅、基本のレシピをチェック!身近な調理器具で簡単に作ろう!
フライパンを使った桜餅のレシピ
まずは基本的な桜餅の作り方で、
フライパンを使った方法をご紹介します。
フライパンならどの家庭にもあるので、
材料を用意したらすぐに作れますよ。
桜餅の生地の材料になるのは、
薄力粉と白玉粉、砂糖、水です。
さらに、中に入れる餡子と
桜の葉や桜の枝の塩漬け、
焼くときの少量のサラダ油が必要となります。
作り方は、まず下準備として、
桜の葉の塩漬けから硬い軸を取り除き、
桜の花の塩漬けと一緒に水洗いします。
そのまま10分ほど水に漬けて、
キッチンペーパーで水分をふき取ります。
また、薄力粉をふるいにかけておきます。
餡子は作る個数に等分し、俵型に丸めます。
次に、ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、
水を少しだけ加えて泡立て器で混ぜます。
混ぜ合わせてダマのない
滑らかなペースト状になったら、
残りの水も少しずつ加えて
のばしていきます。
最初にふるった薄力粉に
これを少しずつ加え、
空気が入らないように静かに混ぜて、
ザルでこして1時間ほど休ませます。
フライパンを中火で熱し、
薄くサラダ油をひいて
生地を焼きます。
1枚あたり大さじ2~3ほどの量を
流し入れて、スプーンの底で
長さ12cmほどの楕円形に伸ばします。
生地に焼き色がつかないよう
注意しながら両面とも焼き、
クッキングシートにのせて冷まします。
冷めたら、生地で餡を巻きます。
巻き終わりの部分が下にくると
綺麗ですよ。
その上から桜の葉の塩漬けで巻き、
上に桜の花の塩漬けを飾ったら完成です。
詳細はこちらのサイトもあわせてご覧ください。

ホットプレートを使った桜餅のレシピ
お次はホットプレートを使った
手軽な作り方をご紹介します。
ホットプレートなら難しい火加減で
失敗する心配もありませんし、
子供と一緒に桜餅づくりができるのも
魅力ですね。
材料は
フライパンで作るときとほとんど同じで、
白玉粉、薄力粉、水、砂糖が基本です。
また、赤い食紅を少しだけ入れれば、
生地がきれいな桜色になるのでおすすめです。
桜餅を巻く桜の葉の塩漬けと、
中のこしあんも用意してください。
もしお子さんが桜の葉が苦手なら、
無くても良いですね。
まず、下準備として
薄力粉をふるいにかけ、
こしあんを俵型に丸めておきます。
次に、白玉粉に水を少しずつ入れて、
ダマが無くなるまで泡立て器で混ぜます。
そこに先ほどの
薄力粉と、砂糖、食紅を加えて
さらに混ぜ、なめらかに仕上げます。
次に、ホットプレートに油を薄くのばし、
生地を大さじ2ずつ楕円形に流し入れます。
最初は低温に設定し、
生地を入れたら保温に切り替えます。
生地の表面が乾いてきたら、
裏返して両面とも焼きます。
濡らしてかたく絞った布巾で
焼いた生地を挟んでおくと、
生地が乾燥しにくいですよ。
最後に、丸めておいたこしあんを
焼いた生地と桜の葉の塩漬けで巻いたら
出来上がりです。
詳細はこちらのサイトもあわせてご覧ください。
電子レンジを使った桜餅のレシピ
電子レンジを使えば、
材料を混ぜてチンするだけで
簡単に生地が出来上がります。
電子レンジなら小さいお子さんと
一緒の作業でも安心ですね。
材料はホットプレートを使う時と同じ。
生地にする
白玉粉、薄力粉、水、砂糖と赤い食紅、
さらに桜餅を巻く桜の葉の塩漬けと、
中に入れるこしあんです。
作り方は最初にこしあんを
個数分に分けて、俵型に丸めます。
次に、白玉粉に水を少しずつ加え、
ダマにならないように完全に溶かします。
さらに薄力粉と砂糖、食紅も加えて
よく混ぜます。ここで、
目の細かいザルなどで漉すと
より綺麗に仕上がります。
生地のもとができたら、
電子レンジOKのお皿に
クッキングシートを敷いて、
1個分の生地を入れます。
スプーンで伸ばして、
レンジで約1分加熱します。
直径10cmほどの平たいお皿がよいですね。
温めている間に
生地の表面が膨らむこともありますが、
加熱後に平らになるのでご安心下さい。
焼けたら生地で餡を巻き、
さらに桜の葉で包んだら完成です。
詳細はこちらのサイトもあわせてご覧ください。

長命寺タイプの桜餅はここを押さえたらもっときれいに作れる?作り方のコツ3選!
長命寺タイプの桜餅を
手作りする時のコツをご紹介します。
コツをおさえて調理すれば、
より綺麗な桜餅を作ることができますよ。
コツその1
桜餅の生地を焼く時は、
焦がさないように注意しましょう。
火力はごく弱火で、
両面をサッと焼くのがコツです。
フライパンやホットプレートに
くっつかないように、
薄く油を敷くのを忘れずに。
焼き色がついていないくらいの
見た目の方が綺麗に見えますよ。
コツその2
白玉粉を水に溶かすときは、
水を少しずつ入れてよく混ぜましょう。
白玉粉はダマが残りやすいので、
他の粉よりも先に白玉粉だけを
水と合わせ、完全に溶かすようにすると
ダマになりにくいですよ。
コツその3
生地に食紅を入れる時は、
入れ過ぎないように注意しましょう。
焼くと色が濃くなるので、予想以上に
濃い色になってしまうことがあります。
食紅は少しずつ入れてみて、
薄いピンク色になったら充分ですよ。
まとめ
長命寺タイプの桜餅は
意外と簡単に作ることができますね。
季節感もあって華やかな見た目なので、
お客さんが来た時のおもてなしにも使えます。
桜の葉を入手出来たら、
作ってみてはいかがでしょうか?