入学の内祝いを贈るときは、
相場やマナーが気になりますね。
金額の相場は、
入学祝いとしてもらったものの
値段の3割から5割程度です。
また、内祝いのマナーとして、
お子さん自身からのお礼を添えて、
入学式後の約1ヶ月の間に贈ります。
また、のしは内のしで、
紅白の蝶結びの水引を選びます。
表書きには
「内祝い」や「入学内祝い」と
お子さんの名前を書きましょう。
入学の内祝い、品物の金額はこれくらいが適当!贈り主のマナーも押さえよう!
入学の内祝いの金額の相場は、
もらったものの値段の
3割から5割程度が目安です。
お子さんの年齢や
相手との関係性によって、
入学祝いでいただく金額には
差がありますが、基本的に
同じ割合で考えればokです。
小学校の入学祝いの相場は、
祖父母は5千円から2万円、
親戚や友人は3千円から5千円
と言われています。
その半分で考えると、
祖父母は2500円から1万円、
親戚や友人は1500円から2500円が
内祝いの相場となりますね。
同様に半額を目安に考えると、
中学校の入学祝いの内祝いは、
祖父母は1万円から1万5千円、
親戚や友人は1500円から3千円
となります。
親戚や友人からの入学祝いの値段は
あまり変わりませんが、
祖父母など身近な親戚からのお祝いは
小学校の時よりは金額が多くなりがちです。
それに合わせて、
内祝いの金額を決めましょう。
さらに高校に入ると、
通学にかかる交通費や学費、部費など
色々とお金がかかることが増えてきて、
入学祝いの相場金額も上がっていきます。
内祝いの相場は、
祖父母は1万5千円から2万5千円、
親戚や友人は2500円から1万円
となります。
大学生になると一人暮らしを始めたり、
大学の高額な学費が必要になったり、
かなり出費が多くなります。
それに合わせて、
入学祝いと内祝いの金額も
最も高くなります。
内祝いの相場は、
祖父母は2万5千円から5万円、
親戚や友人は2500円から1万円程度です。
相場はありますが、
入学祝いの値段は人によって
ばらつきもありますね。
特に祖父母や近しい親族からは
かなり高額のお祝いを
もらってしまうこともあります。
その場合、
もらった金額の3割でも、かなり
高くなってしまうかもしれません。
相場以上にかなり高いものを
受け取った場合は、
3割から5割のルールに
沿っていなくても問題ありません。
というのも、そういったお祝いには
入学でなにかとお金が必要になる
あなたを援助したいという意味も
含まれているのです。
それに対して
高額なお返しをしてしまうと、
失礼な対応になってしまう可能性も。
相手の気持ちを汲み取って、
ありがたく頂いておきましょう。
逆に、少額のお祝いだった場合は
どうするのが良いのでしょうか?
相場よりもかなり少ない値段の
お祝いをもらったなら、
お返しをしなくても
マナー上の問題はありません。
お祝いはしたいけれど、
あなたに気を使わせないように
してくれたのかもしれません。
それなら無理にお返しをしなくてもok。
もちろん、内祝いを贈らないことが
気になってしまうなら、
何かお返しするのもアリですよ。
内祝いを贈るときのマナーは、
まずはお子さん自身から
お礼をすること。
入学祝いはあなたではなく、
入学するお子さんに対してのものですから、
本人からのお礼の言葉がほしいものです。
会える機会があるなら直接お礼を伝えるか、
相手との関係や状況によっては
電話や手紙でのお礼でもよいでしょう。
次に、内祝いを贈る時期は
入学式が終わったあとの約1ヶ月の間です。
入学の内祝いは無事に入学できたことの
報告も兼ねているので、
入学式の後に贈るのがマナーです。
ただ、お祝いを頂いてから
内祝いが届くまでに
かなり期間が空いてしまうことも
有り得ますね。
そのため、
お祝いを受け取った時点で、
お礼だけは先に済ませておきましょう。
また、内祝いののしは、
内のしで蝶結びの水引を選び、
表書きには
「内祝い」や「入学内祝い」と
お子さんの名前を書きましょう。
内祝いは一般的に内側につける
内のしが使われます。
また、入学祝いは
何度迎えても良い出来事なので、
結びなおすことができる
蝶結びの水引が最適です。
色はおめでたい
紅白のものが良いですよ。
入学の内祝いにこんな商品はいかが?相場に金額が収まるおすすめ商
お菓子
内祝いの定番がお菓子です。
お菓子が嫌いという人は
あまりいないですし、
もし甘いものが苦手な人なら、
しょっぱい系のお菓子という手もあります。
商品や量によって、値段も幅広いので、
予算にあわせて選びやすいですよ。
焼き菓子など賞味期限が
長いものを選ぶのがおすすめです。
名産品のグルメ
各地の名産品の
お米やブランド肉などを
内祝いにするのも良いですよ。
食べ物なら消えものなので
相手に気を遣わせることも
ありませんし、
食べてみたくてもなかなか
自分では買わないようなもの
だと特に喜ばれます。
相手の好き嫌いを知っているなら、
かなりおすすめです。
素材や産地など
食にこだわりがある人なら、
こだわりに合わせて
ピックアップしましょう。
コーヒー、紅茶
日常的に飲めるコーヒーや
紅茶もおすすめです。
有名なブランドのものは、
気になってもわざわざ
購入する機会がないという人も。
また、
産地によって値段の幅もあり、
普段はちょっと高くて買えない
ようなものもあります。
そんなものは内祝いにぴったり。
また、手軽に作れる
スティックタイプのものや、
ティーパックも人気です。
特別な器具がなくても、
職場などでも
気軽に飲めるのが良いですね。
一般的に賞味期限も長いので、
忙しい相手にも贈りやすいです。
タオル
好みに関係なく、タオルは
誰もが家で使うものなので、
内祝いに便利ですよ。
相手の好みがわからなくても、
質の良いタオルを贈れば
喜んでもらえるでしょう。
ふわふわでさわり心地がよく、
吸水性の高いものが嬉しいですね。
カタログギフト
また、相手の好みが
まったくわからない時には
カタログギフトも使えます。
あるいは、
こだわりがかなり強い人だと
何を贈るか迷ってしまいますが、
これなら相手に好きなものを
選んでもらえます。
写真入りのお礼状を
つけられるものもあるので、
お子さんの写真をつけると
喜ばれますよ。
まとめ
お子さんの門出を祝う
入学祝いなので、
それに対する内祝いも
適切な相場やマナーに沿って
贈りたいですね。
感謝の気持ちを伝えることで、
相手とも良い関係を保てるでしょう。