新年度の挨拶は、
会社としての年度の始まりに行う
挨拶を指します。
形式的な意味合いが強いので、
そこまで重視されない場合もありますが、
しっかりと挨拶できれば
相手から良い印象を持ってもらえますね。
基本的には社内では
上司や同僚に挨拶をします。
異動がある場合には、
今までの部署と
新しい配属先の関係者に
挨拶しましょう。
できれば
直接挨拶できると良いですが、
忙しい場合や異動で
直接会う機会を作れない場合には、
メールでの挨拶でも問題ありません。
新年度の挨拶の基本を押さえよう!社内ですべき相手と伝えるべき内容をチェック!
会社の新年度の挨拶は、
社内では
上司や同僚に対して行います。
直接話す機会があれば、
その時に挨拶するのが良いですね。
昔はもちろん
メールの文化が無いので、
直接会いに行って
新年度の挨拶をする必要がありました。
ただ、現在では新年度の挨拶は
割と形式的なもの
と考えられることが多いので、
メールでも失礼にはあたりません。
また、年度の変わり目は
新たな業務や人事異動などで
忙しい人も多いです。
直接挨拶する時間を取ってもらうよりも、
相手の都合の良い時に読んでもらえる
メールで済ませる方が
スマートという考えもあります。
伝えるべき内容は、
年度が変わって引き継いだ業務や、
新入社員であれば入社したことの報告、
異動があるなら
これまでのお礼や引継ぎについてです。
年度が変わると業務内容を
先輩から後輩へ引き継いだり、
担当者が変更になったりする
ことがありますね。
そういった場合は、
引き継いだ業務内容や
その業務のスケジュールを
報告しましょう。
また、あなたが新たに入社したなら、
新年度の挨拶は
そのまま入社の挨拶となります。
経歴などの自己紹介や
仕事への意気込みなどを
簡単に伝えましょう。
異動がある場合には、
今まであなたがいた部署への挨拶と、
新しい配属先への挨拶が必要です。
今までいた部署の上司や同僚、部下には、
これまでお世話になったことのお礼や、
今後の業務の引継ぎについて伝えましょう。
今まであなたが担当していた
仕事を引き継ぐ担当者やその連絡先、
引き継いだ後のスケジュールについて記載し、
業務に支障が出ないようにしておきましょう。
新しい配属先に対しては、
今まで受け持っていた業務内容を伝え、
簡単な自己紹介をしましょう。
プライベートなことにも軽く触れておけば、
異動した後に新しい環境でも、周囲から
話しかけてもらいやすくなります。
また、メールで挨拶する場合には、
時候の挨拶や結びの言葉を入れると
より丁寧になります。
メールの最初に時候の挨拶を使えば、
新年度になったという
季節感を出すことができます。
時候の挨拶を入れるだけでも
十分きっちりした印象になりますが、
よりかしこまった文面にしたい場合は、
漢語調の挨拶が良いですよ。
年度初めが4月であれば、
「春暖の候」や「陽春の候」、
「桜花の候」などがあります。
社内へのメールで使うには
だいぶ固い印象になるので、
同僚や部下ではなく、
上司に送る場合なら取り入れてみる
のも良いかもしれません。
もう少し柔らかい印象にしたいなら、
口語調の挨拶を使いましょう。
4月の場合は
「春たけなわの季節となりました」や
「花の便りが次々と舞い込むこのごろ」があります。
そして、最後には
今後についての結びの言葉で締めます。
例えば
「これからも何卒ご指導ご鞭撻を賜りたく、お願い申し上げます。」や
「今後もご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。」
といった文言が使われます。
新年度の挨拶をするときの注意点はここ!社内といえどもマナーは押さえよう!
直接挨拶する場合の順番
直接、新年度の挨拶をする場合、
立場が高い人から
順番に挨拶するのがマナーです。
席にいない場合に
わざわざ探しに行ってまで
順番にこだわる必要はありませんが、
できれば
目上の人から挨拶できると良いですよ。
簡潔にまとめておく
新年度はどの部署も忙しいもの。
あまり長々と話し込んでしまうと、
相手の迷惑になってしまう
可能性があります。
新年度の挨拶は、できるだけ
簡潔に済ませるのがスマートです。
メールで挨拶する場合
新年度の挨拶は
できれば直接できた方が丁寧ですが、
最近ではメールでの挨拶も増えているので
メールでも失礼という訳ではありません。
ただ、特にお世話になった人や
関わりが深い人には
できるだけ直接挨拶したいですね。
メールで挨拶する場合、
一斉送信には注意が必要です。
個人宛てにメールするなら、
Bccで一斉送信するのは
やめた方が良いでしょう。
相手も一斉送信ということがわかると、
ちょっと嫌な気持ちになるかもしれません。
わざわざ新年度の挨拶をするのに、
相手にネガティブなイメージを
与えてしまうのは避けたいですね。
ただ、社内の人であっても
面識がない相手に
異動などの連絡をする場合なら、
一斉送信でも問題ありません。
まとめ
新年度には、年度の変わり目として
新しい気持ちで仕事を始めたいもの。
一緒に働く同僚や上司など、
必要な相手にきちんと挨拶して、
お互いに気持ち良く
新年度の仕事を始めましょう。
特に入社や異動が絡む場合には、
きちんとした挨拶をしておく必要があります。
業務に関わる連絡事項を
漏れなく伝えつつ、
あなた自身のことも
知ってもらえるような挨拶が良いですね。