歓迎会の司会をやるなら、
会の流れを把握したり、
話をうまく持って行ったりする
必要があるので、
慣れていないとちょっと大変ですね。
さらに英語でやる場合には、
英語での表現を
知っておかなければなりません。
英語での司会の台本を作るなら、
司会の自己紹介から
上司や新入社員を紹介する表現、
閉会の挨拶や二次会のお知らせの
表現を用意しましょう。
歓迎会の司会、英語でするならこうしよう!例文を時系列にチェックしよう!
最初に開会の挨拶を司会が行います。
簡単な挨拶と自己紹介、
どういった会なのかの説明をしましょう。
Hello everyone.
I would like to welcome you all and thanks for coming.
「皆さんこんにちは。お集まりいただき
ありがとうございます。そして、ようこそ。」
Good morning everyone. (Good afternoon everyone.)
「みなさん、おはようございます。
(みなさん、こんにちは。)」
英語で挨拶する場合は、時間帯によって
表現を変えましょう。
Thank you for your time today.
「今日はお時間を頂きまして、ありがとうございます」
Now it’s time to start the welcome party
for the new employees!
「これから新入社員の歓迎会をはじめます!」
海外では新卒での入社や
中途入社という区別がないので、
どちらもnew employeeと表現します。
I am the MC, ~. Nice to meet you.
「私~が司会を務めます。よろしくお願いします」
英語では日本語の
「よろしくお願いします」
にあたる表現がないので、
代わりにNice to meet youという
言い方をすると良いですよ。
I hope you enjoy this special occasion.
「この特別な会を楽しんで頂けると嬉しいです。 」
次に歓迎の挨拶や乾杯をするので、
上司につなぐ表現を使いましょう。
Now, I would like to hand it over to ~
who will talk about ○○.
「では、○○について話をする~に
マイクをお渡しします。」
Mr.~, will you make a toast?
「~部長、乾杯の挨拶をお願いします」
上司を呼ぶ場合、英語では
役職をつけることはありません。
基本的には呼び捨てで、
しかも下の名前なのですが、
日本人にはちょっと抵抗があるかもしれません。
その場合はMr.やMs.をつけましょう。
また、乾杯の掛け声はCheersですが、
「乾杯する」という表現は
make a toastとなります。
Are you ready, everyone?
「飲み物の用意はいいですか?」
I appreciate your contribution.
「お話ありがとうございます。」
上司の話が終わったら、
それに対する感謝を伝えましょう。
乾杯の後、歓談の時間が入り、
しばらく経ってから
新入社員の挨拶に進みます。
新入社員を紹介する表現を使いましょう。
I would like to ask the new employees for short speech.
First, ~ please.
「新入社員の方に挨拶をお願いしたいと思います。
ではまず~からお願いします」
Speechだとかなり堅めの挨拶の
ニュアンスがあるので、
short speechを使う方がしっくりきますよ。
一言で十分なら、
a few wordsでもよいですね。
I’d like to introduce the new employees ~ to everyone.
「皆さんに新入社員の~をご紹介したいと思います。」
その後、締めの挨拶を
上司に頼みましょう。
The party is almost over. Ms. ~,
could you give us a closing message?
「そろそろ時間ですので、締めたいと思います。
~部長、最後に一言お願いします」
上司の締めの話が終わったら、
司会が簡単に閉会の旨を伝えます。
I guess that will be all for today.
「今日はここまでになります。」
Thank you all for coming to the welcome party.
「今日はお集まりいただき、ありがとうございました」
I hope you have fully enjoyed today.
「お楽しみ頂けたでしょうか?」
Let’s do our best together!
「これから一緒に頑張りましょう!」
二次会がある場合は、それについても
司会から呼びかけましょう。
We are going to have an after-party at Karaoke.
「カラオケで二次会をします。」
Please tell me if you would like to join us.
「参加していただける方は教えてください」
歓迎会をスムーズに運営するお守り?司会が流れによってプラスすべき文例5選!
Could everyone please be seated.
「皆さん、着席して下さい。」
歓迎会を始めたいけれど、
参加者が席についていない場合にまずは
席についてもらうよう呼びかけましょう。
May I have your attention please.
「こちらに注目して下さい。」
歓迎会を始める前や、
歓談中で騒がしい時に、
注目してほしい場面で使えます。
最初にMay I haveをつけることで、
丁寧な言い回しになります。
Are there any questions?
「質問がある方はいらっしゃいますか?」
新入社員の挨拶の後などに、
参加者から質問を募ると
話が広がりますよ。
特に挨拶が予定よりも
短く終わってしまった時などに、
話を膨らませることもできます。
Please give ~ a big hand!
「~に大きな拍手をお願いします。」
誰かの挨拶が終わったら、一般的には
他の参加者が拍手をして終わりますね。
ただ、拍手をするタイミングを逃して
変な空気になってしまうことも稀にあります。
そんな時は司会が自らも拍手をしながら、
参加者に拍手を促せば、
自然にみんなで拍手をする流れに
持って行くことができますよ。
It looks like we have run out of time.
「時間がなくなってきたようです。」
歓迎会では
時間が決まっている場合もあります。
特に会場の予約が1時間半や2時間と
時間制の場合には、
次の予約客が入ってくる
可能性があるので、時間までに
きちんとお店を出るのがマナーです。
時間がもうないという時には、
参加者にそれを伝え、
次の挨拶を手短に済ませてもらったり、
早めに退出の準備を
してもらったりする必要があります。
司会がうまく誘導したいですね。
まとめ
英語で司会をするなら、
歓迎会の趣旨説明や
上司、新入社員の紹介など、
必要となる文章を用意しておきたいですね。
「新入社員」のnew employeeや
「乾杯する」のmake a toastといった
必須の表現も覚えておくと便利です。
会の流れが滞ってしまった場合に使える
言い回りも覚えておくと、
スムーズに進めることができそうですね。