初夏の挨拶が書けないと手紙が書き終わらない?!どう書くか教えて!

挨拶・挨拶文
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初夏に手紙を書く時には、

まず挨拶を書かなければなりません。

しかし、書きなれていないと

上手く書けないこともありますね。

 

初夏の挨拶に困ったら、

梅雨や若葉などの

季節感のある言葉を使いましょう。

 

使いこなしたい頻出の例文を

ご紹介しますので、活用してみてください。

 

 

初夏の挨拶を楽々書きたい!これだけは知って使いこなしたい例文10選!

 

若葉青葉の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

 

ビジネス関連などのかしこまった手紙では、

「~の候」という挨拶が定番です。

一気に改まった雰囲気になりますね。

 

~に季節感のある言葉を入れて使い、

「若葉青葉の候」は初夏の若葉が生い茂り、

青々として生気みなぎる頃を表しています。

 

また、

貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます

というのは

相手の会社に向けた表現なので、

やり取りのある他社に向けた手紙に

使いましょう。

 

相手が会社ではない場合には、

この部分だけ他の表現に替えれば

使うことができます。

 

 

若葉のフレッシュな香りに伸びやかな気持ちになるこの頃、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 

若葉からは、香りで

初夏を感じることもできます。

 

フレッシュで明るい印象なので、

相手にもポジティブなイメージを

与えることができて、

手紙の書き出しとしてピッタリですね。

 

 

雨に映える紫陽花の花も美しく咲く季節となりましたが、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 

初夏ならではの植物を使うことで、

季節感を出すことができます。

 

紫陽花は一発で梅雨の時期を

イメージさせてくれますね。

季節を感じさせる挨拶としては

とても使いやすいです。

 

ただし、

紫陽花が咲いているタイミングでないと

しっくりこないので、

そこだけ気を付けましょう。

 

 

梅雨に入り、うっとうしい日が続きますが、お変わりなくご活躍とのこと、お喜び申し上げます。

 

降り続く長雨に、日の光が恋しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

梅雨や長雨という言葉からも

季節を感じられます。

 

うっとうしい」という言葉には

ネガティブなイメージがありますが、

その後に相手の「活躍」に触れることで、

ポジティブな方向に話を持って行くのが

大切です。

 

ネガティブな内容だけだと、

あなたに対する印象も

悪くなってしまう可能性があるので、

ポジティブな内容も入れるようにしましょう。

 

梅雨について触れると

つい愚痴っぽくなりやすいのですが、

降り続く長雨に、日の光が恋しい季節ですが

という表現を使えば、

あまりネガティブな感じにはなりませんよ。

 

 

梅雨寒の毎日ですが、ご壮健でお過ごしでいらっしゃいますか。

 

梅雨寒とは、梅雨時にやってくる

季節はずれの寒さのこと。

 

梅雨の間に晴れの日があると、

湿度が高いので

暑く感じると言われています。

 

一方、気温が低くなると

雨もあいまって寒くなり、

梅雨冷えとも呼ばれて

体調を崩しやすいと考えられています。

 

その為、相手の健康や体調を

気遣う言葉を続けると良いですよ。

 

もちろん、梅雨の合間に

季節外れに寒くなったタイミングで

使える表現なので、蒸し暑い時には

使わないようにしましょう。

 

 

くちなしの香りが漂う季節となり、貴社におかれましてはますますご繁栄のことと存じます。

 

くちなしは

6月から7月頃に花を咲かせ、

周囲に香りを漂わせます。

香りから季節を感じさせてくれる

表現の一つです。

 

植物の変化を感じられる人は、

日常に余裕を持てている印象もあり、

手紙の挨拶に取り入れると

あなたの印象をアップさせやすいので

おすすめです。

 

 

入梅の候、貴社におかれましてはいよいよご隆盛の段、大慶に存じます。

 

入梅の候」とは、

梅雨の季節に入る頃を表します。

 

梅が梅雨を意味していて、

入梅が梅雨入りを表しています。

 

しかし、実際の梅雨入りとは違って、

暦上の梅雨入りのタイミングを指します。

毎年、6月11日頃がこの「入梅の候」、

暦上の梅雨入りとされています。

 

実際に梅雨入りしていなくても、

6月11日頃であれば

「入梅の候」には当てはまるのですが、

梅雨入りしていないと

違和感を与えてしまうかもしれないので、

梅雨になった頃に使うのが良いでしょう。

 

 

強まる日差しに夏への移ろいを感じる季節を迎え、貴社の皆様におかれましてはエネルギーに満ち、ますますご活躍のことと存じます。

 

夏が近づいた様子を

表現するのも良いですね。

 

夏になってきて

エネルギッシュな感じが伝わり、

相手の活躍を思う表現につなげるにも

ぴったりです。

 

 

初夏の風に肌も汗ばむ頃、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

気温が上がってきて、

いよいよ夏がやってくるのを

感じられる表現です。

 

季節感を体感できるような言い回しが

初夏を感じさせてくれますね。

 

 

初夏の挨拶が書けるだけじゃダメ?手紙を書く時、知っておきたいマナーとは?

 

挨拶を書く時は、

時候の挨拶のあとには、

相手の健康を気づかう言葉や

繁栄を祈る言葉を続けます。

 

時候の挨拶としてよく使われる

慣用句もありますが、

あなた自身の身近な体験から

季節感を表現できると

オリジナリティがあって

より良いですね。

 

また、手紙を書く時は

便箋に書いて封書にする場合と、

葉書きに書く場合があります。

 

正式なものは封書とされているので、

重要な用件を伝えたい場合や

相手が目上の人の場合、

お詫びの場合には、

封書を選びましょう。

 

ただし、年賀状や暑中見舞いなどの

季節の挨拶状を送る時は、

目上の人に対してであっても

葉書きを使うのが一般的です。

 

また、お詫びの手紙の場合には、

謝罪の気持ちを相手に伝えることが

重要なので、

初夏の挨拶は省いて構いません。

 

すぐに内容に入り、申し訳ない

という気持ちが伝わるようにしましょう。

 

 

まとめ

 

初夏は梅雨に関連する

季節の表現が多いですね。

 

ついついマイナスイメージに

なりやすい梅雨の話題ですが、

明るい雰囲気になるように

言い回しを選ぶのが良いですね。

 

時候の挨拶と、相手を気遣う

言葉を組み合わせることで、

色々なバリエーションの挨拶を

作ることができます。

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