食器洗い用のスポンジ、使い勝手にこだわっていますか?
食器洗い用のスポンジは、使い方によっては食器の汚れの落ち方が劇的に変わります。
また、洗剤や水の節約に繋がる効果も!
まずは基本的なスポンジの使い方をチェックしてみましょう。
正しい使い方をしていないと、使い勝手のよいスポンジに出会えたとしても、効果は激減してしまいますからね。
「柔らかいほう」は泡立てに、「固いほう」研磨に使う。
泡で油汚れを包み込んで落とすため、泡立ちは良い方がいいですね。それに、しっかりと泡がたつと食器洗いが楽しくなりますね。
柔らかいほうは、ガラスのコップや漆器など、傷を付けたくない洗い物の時に使います。
固いほうは、フライパンや陶器など汚れに研磨部分をひっかけて汚れを落とします。お湯飲みについた茶渋もこちら側でこすればきれいに落とせますよ。
柔らかいほうで泡立てて、固い研磨側で食器を磨く、というのが正しいスポンジの使い方ですよ!
交換時期は「三週間」から「一か月」。
ただし、使用頻度が多い家庭はさらに短いスパンのほうが、雑菌の繁殖がおさえられ、衛生的です。
「スポンジがへたってきて泡立ちが悪くなったなー」と感じる頃が変え時ですよ!
スポンジが次のようになったら交換の目安です。
- スポンジに汚れが付着した(色がついて落ちない)
- 泡立ちが悪くなった
- 不織布部分に毛羽立ちや毛玉ができた
このようなスポンジを使い続けていると、スポンジ自体に雑菌が繁殖しやすくなったり、汚れが落ちにくくなったりします。
口に入れる物をきれいにする目的のスポンジが汚れているのはあまり褒められたことではありませんね。
ただ、スポンジの交換は忘れがちなうえ、後回しにしてしまうことが多いので、交換日を決めてその日になったら交換する、といった対策が必要ですね。
スポンジのお手入れは、ぎゅっと水を切って、その都度乾燥させる。
スポンジはねじりを入れて絞るものではありません。
ねじって絞ると、スポンジを傷める原因になります。
また、泡を付けたままにして置くのも良くありません。
雑菌の温床になりますよ。
よく、お手入れで推奨される「漂白剤」「煮沸」「天日干し」もスポンジを傷めるので行わないようにしましょうね。
その都度、きれいに水ですすぎ、水気を切って乾燥させるだけでスポンジはきれいに保てます。
さらにきれいにしたいなら、75度から90度のお湯に付けて、すぐに水で冷ましよく乾燥させましょう。
熱いお湯に付けて消毒し、すぐに冷やすのは、自然に冷やすのを待っているとその過程で雑菌がわきやすい温度帯になってしまうからです。
水気も雑菌の原因になるため、ぎゅっと絞って乾燥させましょう。
運命の出会いを期待してチェック!?食器洗いのスポンジ、おすすめ商品7つ!
スポンジといっても種類がありますね。
一般的な不織布とスポンジが付いたもの、吸収性が高いセルロース、泡立てが簡単なネット入りスポンジ、弾力性があるウレタンスポンジ。
それぞれ特性があり、自分の使い方で使い勝手の良いものを選んでみてくださいね。
一般的に「良いスポンジ」と呼ばれるものの条件は次の通りでしょうか?
- 泡立ちの良さ
- 泡保ちの良さ
- 汚れが落ちやすさ
- 使い勝手の良さ
この4つの条件を満たすおすすめの食器洗い用スポンジをご紹介します!
スコッチブライトはやっぱりいい。
スリーエム社は幅広い分野でその製品が活躍している会社です。
スコッチブライトもスリーエム社の製品の一つ。
スポンジも数多くでていますが、一押しは「抗菌ウレタンスポンジたわしリーフ型」。
固めのこの製品は角などが」洗いやすく、フライパンなどの頑固な焦げ付きもきれいに落ちます。
手になじむリーフ型で使い勝手もいいですよ!
たわしといえば亀の子たわし。スポンジもつくっちゃいました。
銀イオンで抗菌作用がある亀の子すぽんじ。
シンプルな四角い形は女性の手の大きさになじむように作られています。
スポンジの目があらいため、水切れ、泡切れがとてもいいんですよ!
パッケージデザインがかわいい!
お掃除といえばダスキン。
ダスキンが販売するスポンジは、三層構造で少しの洗剤でもたっぷりと泡立ち、さらに泡もちがよいのが特徴です。
少し固いと感じますが、この固さ汚れをこそげ落とすときに、役立ちます。
もちろん抗菌加工います。
マーナ おさかなスポンジ
三層構造で泡立ち泡もちがいいおさかなスポンジは四角くないスポンジの代表格といってもかごんではないですね。
かわいい形ですがその使い勝手のよさは大満足の一言!
フォルムは手になじみ、口やしっぽで細かな所もきれいに洗えます。
カラーバリエーションも多いのキッチンに合わせてチョイスするのも楽しいですね。

オーエ 新覚乾スポンジ
粗めのスポンジで水切れ、泡立ちがすばらしい。
固さがあり、汚れもしっかりとこそげ落としてくれますよ!
ただし、固いので漆器やガラスなどの繊細な食器を洗うのには向きません。
驚異的な耐久性で、交換時期が分からなくなるほど!といったレビューも散見します。
スコッチブライト ハイブリッドネットスポンジ
スコッチブライトのネットスポンジは少しの洗剤でも泡立ちがよく、こびりついた汚れも油汚れもさっと落ちます。
ハイブリットと銘打つ理由はスポンジを包むネットの素材。
アクリル糸とポリエステルフィルムを織り込んだネットは、アクリル糸で油汚れを落とし、こびりついた汚れはポリエステルフィルムで剥がし落とします。
セルロース 吸水スポンジ
セルロースでできたスポンジは、少ない洗剤でも汚れが十分落とせます。
また、鍋の焦げ付きなどの頑固な汚れにも負けません。
スポンジ面も汚れにくいのでいつでもきれいに使用できます。
初めはとても薄い板状スポンジですので、動物の形に切り出して使うこともできます。
水に浸すとちょうどよい手になじむ大きさになりますよ。
水切りの良さも抜群なうえ、熱湯にも負けないので、除菌も楽ですよ。
食器洗い、いいスポンジ出会えたらここも注意!お湯で洗うのは手荒れの元?
手荒れは、皮膚の角質が傷ついて手の皮膚が乾燥状態になっていることを言います。
主婦湿疹などは乾燥が激しくなってしまったために起きるもの。
ぱっくり割れた皮膚はなかなか治らないうえに水が染みてとても痛いですね。
手荒れは角質を保護する脂質が流れてしまい発生します。
食器洗いは油落としも大変ですよね。
お湯を使って、洗剤を使ってお皿に付着した油と手の角質を保護する脂質まで落としてしまうんです。
さらにお湯を使うことにより毛穴が開き、毛穴の中にある脂質までもさよなら・・・手が乾燥して荒れてしまいます。
しかし、水だけだと食器についた油が固まってきちんと落ちなかったり、なんだかぬるぬるしてしまい不潔です。
手袋使って洗うのもいいですが、手袋が苦手な人もいますよね。
そんな方は洗剤を「中性」と表示された「手肌に優しい」物を選んでみてください。
また、極力洗剤に触れない「漬け置き洗い」も効果的ですよ。
まず食器を洗剤をつけず水で予洗いします。
油汚れが残っていても気にしない!
そのあと、お湯に洗剤を少し垂らした物の中に食器を漬け置きます。
大体15~20分くらいがベストです。
漬け置きしたあと、油汚れがのこっていないかお皿を触ってチェック。
大体の油汚れはこれで取れています。
ヌルっとしなかったり、きゅっきゅっとお皿がなったらOKです。
流水ですすいで食器洗いは完了ですね。
汚れが残っている場合には、洗剤溶液の中でスポンジで軽くこするだけ汚れは落ちます。
これだと、あまり洗剤のついたお水に触ることなく、しかも洗剤の量も少なくて済みますよ。
洗い物が終わった後には、きちんと手の水分をふき取ってから、ハンドクリームを塗りこんで、働き者の手をいたわってくださいね。
まとめ
毎日使う消耗品のスポンジ、あまり高いのはもったいない?というのは大間違い!
毎日使うものだからこそ、多少お値段が張っても使い勝手の良いものを選ぶのが正解です。
毎日二回は洗い物があります。
その度に「このスポンジ洗いにくい・・」と思うのはストレスではありませんか?
自分にとって使い勝手の良いスポンジを選んで日々の家事を少しでも楽にできるように!
毎日を楽しく暮らしましょう。