オープンタイプの食器棚、素敵ですよね。
統一感が出る揃いのカゴに食器を並べて、見せる収納もおしゃれ・・と思えるのも最初のうちだけ。
使っていくと、なぜか食器はバラバラのところに入り、かごから溢れごちゃごちゃとして見栄えがよくない。オープンだから埃の混入も気になる。
特にズボラさんや整理整頓が苦手な人は、オープンタイプの食器棚とは相性が悪いんです。
食器棚に食器がごちゃごちゃに入っていると、見栄えが悪いだけではなく、だらしがなく感じたり、不潔な印象を受けてしまいます。
でも、食器棚を買い換える余裕なんてない・・!というなら扉を自作してしまいましょう。
扉をつけるメリットはたくさんあります。
まず一つは埃の混入が少なくなること。
扉がつくことで棚の中にはホコリが溜まりズラくなります。
そして、たとえ中がごちゃごちゃしていても、見えないので安心、ということ。
特に共働きをしているご夫婦であれば、お互い忙しく、食器棚まで掃除や整理整頓に手が回らないので、そういう方達こそ扉をつけるメリットがあります。
食器棚は簡単DIYで生まれ変わる!?簡単に扉を付けられる奥の手をご紹介!
食器棚に扉をつける、というと結構な手間がかかるように感じます。
まずはホームセンターに木材を買いに行く。
サイズに合わせて木材をカットしてもらう。
蝶番やネジを選んで・・
塗装は?取手は?ストッパーも欲しいし、ネジを締めるのは手動じゃ大変だから、工具も欲しい・・
と考えるとかなりの出費と手間に感じて面倒くさいですね。
実は、こんな手間をかけなくても100均でも「ほどよい材料」が手に入ります。
ただし、100均は「それなり」なので、こだわりがある人は、きちんとした扉を作った方が断然良いです。
扉を作る際に気になるのは「塗装」ですね。
サンダーをかけて、ペンキを塗って仕上げにニスを塗って・・・。
あまり塗装を塗りすぎるとサイズが合わなくなったり、いかにも「塗った感」が出て変だったり・・。
塗装は不器用さんにはちょっとハードルの高い作業だったりします。
しかし、100均一のコルクボードを利用すれば塗装などの手間はかかりません。
コルクボード自体にも活用方法があります。
コルクボード側に写真などをディスプレイしたり、レシピを貼ったりできます。
冷蔵庫に貼り付けるよりごちゃごちゃした感じはありません。
サイズが合えば、カラーボックス対応のプラスチックドアもお勧めです。
蝶番部分もプラスチックなのでとても軽くて、簡単に付けられます。
ただし、耐久性には疑問が残るので、使用頻度の高い食器棚には向かないかもしれませんね。
オープンの食器棚の場合、サイズが合わない場合があります。
そんな時、棚の高さとコルクボードの高さか横幅が合えば問題ありません!
上部に開くパタパタ扉にしてしまえばOK。
細長いタイプのオープン食器棚でも対応できますし、可愛いですよ。
そのほかにも、扉は作れたけど、塗装で煮詰まっている、という状態なら、100均のシールタイプ のウォールステッカーを使ってください!
レンガ調やアンティークな壁板など種類があるので好みや部屋に合わせてチョイスできます。
飽きたら、張り替えてもOK。
役立ちますよ!
材料を買いにいく前にチェック!食器棚、DIYで作る時の注意点!
基本は「計測」です。
サイズをきちんとはかり、できれば設計図を作ることを推奨します。
「ええ〜そんなの難しい!」と敬遠しないでください。
設計図と言っても簡単な落書き程度で十分。
メモ紙にまずはどんな棚に改造したいのか、完成図を書きます。
定規を使って緻密に描いた方が仕上がりがイメージしやすくいいですが、「絵が苦手」というなら、なんとなくわかる程度でもOK。
要は自分が、どんなものが作りたいのか具現化するだけの作業です。
そして、とりつけたい扉の形を書き、どんな風な扉にしたいか記入し、測った数字を書き入れるだけ。
必要な数字は
- 高さ
- 横幅
- 木材の厚み(できれば)
くらいです。
しかし、計測は正確に!
この計測が間違っていると、全体の仕上がりに悪影響が出るどころか、材料の買い直し・・なんて自体にも発展します。
目分量、ではなく正確な計測をしましょう。
また、設計図もかなり重要な役割を果たします。
この設計図があるのとないのでは、作業効率が大きく変わります。
設計図がないと、やり直す作業が増えたり、「あ、買い忘れた」ということもあり、二度手間、三度手間になることも。
設計図があれば、必要な材料も書き入れることができますし、どのような順番で、どんな風に作業するのかが可視化されるので、ぐんと効率UPできますよ。
塗装をする時には手間がかかりますが、必ずサンドペーパーで木材の表面を磨きましょう。
これをするのとしないのでは塗装の仕上がりがかなり違います。
そして、最後の確認。
蝶番をねじ止めする前に、一度マスキングテープで扉を仮止めして、サイズに間違いがないか、開閉する時に違和感がないかをチェックしましょう。
違和感がなければ、蝶番をねじ止めします。
まとめ
食器棚の扉を作るコツなどをご紹介しました。
オープンタイプの食器棚も素敵ですが、人に見られることを考えるとやはり目隠しが欲しいですよね。
扉を作れる気がしない、という人は、突っ張り棒に布を通したカーテンでもいいですね。
突っ張り棒カーテンも可愛いですが、ちょっとものを取り出しにくいという問題点もあります。
また、布だけでは埃の侵入を許してしまうので、やはり、作れるなら、扉を自作するのをお勧めします。
一人でできる気がしないなら、家族も巻き込んでしまいましょう。
塗装の時のサンドペーパー要員に子どもを使う。
夫をおだてて難しいところをやってもらうなどをしてみます。
家族全員で作れば、その分思い出も深くなりますね。家族の気持ちも近くなりますね。