ホントのことを教えて!扇風機の電気代はエアコンより安い?高い?!

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夏の暑い時期になると、エアコンがないと

倒れてしまいそうになるくらい

非常に暑い日もありますよね。

 

つけっ放しにしたいけど、電気代が…

という方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、にわかに囁かれている噂として、

エアコンのほうが消費電力が安く済み、

扇風機をずっとつけているほうが高くなるよ!

とおっしゃっている方がたまにいますよね!

 

実際は、どちらの方が安くなるのか、

消費電力、稼働時間なども含めて比較し、

まとめたいと思います。 

 

扇風機の電気代の目安はいくら?!エアコンの電気代と比較してみよう!

 

まず、扇風機の電気代の目安を調べましょう。

扇風機の消費電力は、

特殊な機能がついていない限り

30Wから40Wと言われています。

 

自分の扇風機は、消費電力がどれくらいか

調べたい方は、扇風機のどこかに書くことが

義務付けられているので、確認してみて下さい。

 

まず関西電力と関東電力の

料金システムを知る必要があります。

これらの大手の電気会社は、

消費量に対して3段階の値段をつけています。

 

例 関西電力

120kWhまで20.32円
20kWh~300kWhまで25.80円
300kWh超過分29.29円

 

40WというのはKWの単位に直すと

0.04KWとなります。

計算しやすいように、1kw=25円と計算すると

扇風機は1時間あたり、1円という計算になります。

 

これを夏の暑い時期に、

24時間稼動して、

30日つけっ放しにすると720円/月

という計算になります。

 

では、エアコンではどうなるでしょう。

 

まず、エアコンの消費電力をまとめます。

消費電力は、家でお使いのエアコンの

性能によってかなりの差が出てきます。

 

例えば、10畳用のエアコンよりも

20畳用のエアコンの方が、

冷やさなければいけない範囲が大きく、

必要な電力も大きくなります。

その結果、消費電力は多くなり値段も多くなります。

 

今回は、電機メーカーの10畳用の

エアコンの消費電力が約800Wでした。

そのため、今回はこの数字で計算してみます。

 

800WというのはKWの単位に直すと、

0.8KWとなります。

今回も計算しやすいように、1KW=25円

として計算します。

 

0.8KW×25円を計算すると

1時間あたり約20円です。

 

例 1日5時間×30日=3000円

 

もちろんこれは

関西電力のプランで契約していて、

尚且つ10畳用のエアコンを使っていて、

1KWあたり25円という計算をしていますが

扇風機と比べ約20倍の値段になります。

 

少し極端な数字になりましたが、

本当の電気代でもそう違いはないです。

もちろん

使っている電化製品で変わってきますが

計算上は、扇風機の方が

エアコンより安いという計算になります。

 

扇風機の電気代は使い方で減らせる?エアコンと併用した時の電気代もチェック!

 

扇風機だけで、夏を乗り切れれば

それが一番安いですが、

近年の日本の夏の気温はどんどん上がっていて

エアコンをつけないと熱中症の危険がありますよね。

 

実際、高齢者の方が夏に家の中で、

熱中症で運ばれるというニュースをよく目にしますよね。

 

その心配からも夏にエアコンは必須です。

しかし、エアコンを24時間稼動してしまうと

電気代が…と思いますよね。

 

今回は、エアコンと扇風機の

上手な併用の仕方の例を紹介したいと思います。

 

エアコンの空気は、外気と比べて冷たいので

部屋の底にたまっています。そのため、

上半身が熱いと感じ温度を下げてしまいます。

 

温度を下げることは、

消費電力を多く使うことになり

結果的に、高くなってしまいます。

 

そういった場合の対処法として、

扇風機を上向きに回すことによって、

エアコンの風と相まって、下にたまった冷気を

部屋全体にいきわたらせることが出来るため

28度でも涼しいと感じることが出来るかもしれません。

 

扇風機のつける消費電力と、

エアコンの温度を下げる消費電力では

もちろん扇風機をつける方が安いです。

 

エアコンの設定温度を

26℃から28℃に上げることができた場合

夏の電気代を1部屋(6畳あたり)

約2,900円も節約することが可能になります。

(出典:https://enechange.jp/articles/summer-energy-saving)

 

このように、理想はエアコンを28度に保ち

扇風機でエアコンからでた冷気を部屋全体に

届けることで、涼しく感じることが出来ます。

 

もちろん、とても熱い日はエアコンの

温度設定を24度に設定するのではなく

26度などに設定し、扇風機と併用しましょう。

 

扇風機の方がエアコンより安い!

 

消費電力の計算から行くと、

確実に扇風機の方が安いです。

 

また、家でお使いの扇風機や

エアコンの製品によって違いはありますが、

かなりの差が生まれます。

 

また、エアコンは1度温度を下げるのに、

消費電力をたくさん使います。

その結果、電気代が高くなっていきます。

 

そこで、

扇風機を併用して体感温度を下げる事で

電気代を抑えることが出来ます。

 

今まで、エアコンで

室内温度を下げて夏を乗り切っていた!

という方は、電気代を少しでも抑えるために

扇風機を上手く有効活用することで、

以前より安い電気代で

涼しく過ごすことが出来ますので、

是非、試してみて下さい!

 

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